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2019年8月 8日 (木)

読書日記「ウォーク・ドント・ラン」

 講談社。村上春樹、村上龍。

 かなり古い本で、中古書で買った。少しプレミアがついていたが。
 1981年の本で、まだこの時点で村上春樹は職業小説家ではない。村上龍の方が売れている時代。
 二人の対談集である。

 まだ二人とも若いせいか、言葉の端々に棘があり、そこが面白い。
 ただ、村上春樹の発言は今はやんわりと包んでいるが、そう変わっていないともいえる。
 村上龍が鬱になったことを告白したりしているが、村上春樹はそういうものとは無縁そうである。
 見かけでは、村上龍の方がそうならなさそうだが。

 村上龍の方が、村上春樹に嫌われるかも・・・などと前置きして話をしているところも面白い。

 こんなものにまで手を出しているので、私は村上春樹ファンなのであろう。

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