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2019年8月23日 (金)

読書日記「黙示録の種子」

 竹書房文庫。上下巻。ジェームズ・ロリンズ。タッカー&ケインシリーズで、シグマフォースシリーズの外伝である。
 軍用犬のケインと、その相棒であるタッカーが活躍するシリーズである。 
 犬好きの私はケインが怪我をすると小説だが悲しくなる。

 その種子が世界に放たれた時、世界が終わるという、過去に存在した全ての生物を破壊しかねない植物を生物兵器として利用しようとする一味と、それを阻止しようとする主人公の戦いで、映画のように場面転換も早く、面白い。

 いつもこのシリーズが早く出ないかと思っている。
 息抜きにお勧めだが、相当な科学的知識がないと書くことができないシリーズでもある。
 作者はどうやってこれだけの知識を得るのであろう。
 そこが謎である。

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