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2019年8月 2日 (金)

読書日記「辺境・近境」

 新潮文庫。村上春樹。

 村上春樹の旅行エッセイ・レポートである。

 あまりアウトドアの経験がないのに無人島に行き悲惨な体験をしたり、ノモンハンにどうしても行きたいということで現地に立ち思いを馳せたり(そこで不可思議体験もしている。)、なぜかメキシコを旅行したりしている。
 村上春樹は文章がうまいので(リズムがいい)、エッセイは直ぐに読めてしまう。
 個人的には無人島の悲惨体験が「アウトドアの知識がないひとの典型的パターンだな」と思って面白かった。

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