2019年9月30日 (月)
2019年9月27日 (金)
読書日記「本能寺の変」
講談社学術文庫。藤田達生。
本能寺の変については、これまで10冊近い本を読んできた。
史料に基づいて、足利義昭が征夷大将軍としての権力基盤を有しており、信長ですら寺院のトップの任命権を義昭から奪うことができなかったことや、義昭が京都を追われた後も、幕府として相応の基盤を有していたことなどを整理した上で、光秀の挙兵は義昭の指示によるものであるということを明快に整理されている。
本能寺の変の本の中では、もっとも腑に落ちた一冊である。
史料を丹念に読んで、つなぎ合わせるのは大変な作業だが、それにより浮かび上がる歴史的事実を知るというのは大変快感である。
これも、歴史マニアでなければ読む必要はない一冊であろう。
2019年9月26日 (木)
ルールを守っていない方がキレるのはどうなんだろう
先日、駅のロータリーでタクシーを降りたのだが、そこは駐車禁止であり、タクシーなどしか停車もしてはいけないことになっている。
しかし、たくさん駐車していたため、他の車にかぶるような形でタクシーの運転手さんは止めざるを得なかった。
そうしたところ、奥で発進できなくなった車の運転手が私の方をもすのすごい顔でにらんでいた。
どうも発進しようと思っていたところであったらしい。
そんなん知らんがな。もともと駐車したらあかんところに駐車してたんやし、ルール守ってないのはそっちやがな。
そう思ったが、別に何か言われた訳でもないし、無視して歩き去ったのであるが、こんなヤカラが増えているからあおり運転なども多発するのであろう。
げんなりする日本である。
2019年9月25日 (水)
電車のドアを手で・・・
先日ローカル路線に乗った際、「ドアは自動では開きません。手でお開けください」というアナウンスが流れた。
私は、一番降り口に近いところに乗っていたので、横にボタンでもあるのかと探したが、どこにもない。
どうやって手で開けるのか・・・と悩んだまま駅に着いた。
近くの扉を見たところ、乗客は、ドアの取っ手を掴んで、ほんとうに手で開いていた。
こんなんあるんやな、と思った。
私もそれに倣い、手で開けた。
以上です。
2019年9月24日 (火)
2019年9月20日 (金)
読書日記「雑兵物語」
ちくま文庫。かもよしひさ。
江戸時代の太平の世、合戦がなくなったことから、合戦の場での雑兵の心構えをまとめた本の現代語訳である。
これまた、歴史マニア以外は読む必然性のない一冊である。
しかし、歴史マニアにとっては、合戦の場の兵の働きや心構えを知ることができる一冊である。
2019年9月19日 (木)
冷凍パンツ
先日、新聞の新刊欄の見出しを見ていたら、「冷凍パンツ」という見出しが目に入ってきた。
今年は猛暑なので、冷蔵庫で冷やしたパンツをはくのだろうかと思いその本をもう一度見た。
「冷凍パック」でラクラク調理とかそういう類いの本だった。
夏バテかもしれない。
以上です。
2019年9月18日 (水)
カワウソ
連休の夕方に二代目小次郎の散歩をしていたら、水路にカワウソのような動物がいた。
水路をすいすいと泳ぎ、潜って出てきて、水路の壁のところで休んでいた。
写真を撮りたいと思ったのだが、散歩なので何も持っていない。小次郎の散歩用のカバンだけである。二代目小次郎は外でしかトイレをせず、また、散歩を途中でやめてくれるような性格ではないので、散歩は予定通り終わらせて、望遠レンズがついた一眼レフデジカメを持って急いで水路に向かったが、既にカワウソのような動物はいなかった。
その後調べてみたところ、ヌートリアであろうと思っているが、ひょっとしたら飼われていたコツメカワウソが脱走したのかもしれないとも思っている。
その後小次郎の散歩の際には水路をチラチラと見たり、デジカメを持って水路に行ったりしているが、姿は見かけない。
カワウソだといいなあと思いながら、49歳にもなって、カワウソを探しに水路に行く自分自身をどうなのだろうと思ったりしている。
2019年9月17日 (火)
2019年9月13日 (金)
第73期司法修習生予定者向け「司法試験合格祝賀会~リーガルアクセスの最前線へ~」
私は、今年6月から、日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の委員長に就任しています。
司法アクセスの改善を目的とする委員会で、ごく簡単にいうと、以下のことを目的にしています。
①各地の法律相談センターの充実・活性化
②弁護士が必要ではあるが、中々経済的にはペイしない地域(離島など)に日弁連の費用でひまわり基金法律事務所を開設していますが、その事務所の運営等の管理と人員の派遣。
ひまわり基金法律事務所の所長になれば、収入がない場合、720万円との差額が日弁連の費用から補てんされます。
③弁護士偏在地域と認定された地域での開業する弁護士に対する開業費用の貸付。350万円が貸し付けされます。
開業して、収入があまり上がらなかった場合で、一定の公益活動をしている場合には、350万円の返済は免除されます。
73期修習予定者向けに、スタッフ弁護士や、過疎地での開業、ひまわり基金法律事務所の所長を考えている人は、東京ではありますが、合格祝賀会が開催されます。
以下にリンクを貼り付けておりますので、興味のある合格者は是非ご参加ください。
第73期司法修習生予定者向け「司法試験合格祝賀会~リーガルアクセスの最前線へ~」
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2019/191021.html
2019年9月12日 (木)
読書日記「我らが少女A」
毎日新聞出版。高村薫。
高村薫はマークスの山を単行本で読んで衝撃を受けた。
それ以来、著者の作品は多数読んできている。特に、合田雄一郎というこの物語の主人公の作品はおおむね読んでいる。
未解決事件となり、合田が悔やんでいる殺人事件について、ある関係者の死から、新証拠が発見されたかもしれないとして、さらなる捜査が進められる。
合田が見逃したところはなかったか、警察官としてやるべきことをやったのか。
関係者からの再度の事情聴取等が行われる、リアルな小説である。
高村薫は健在であった。
2019年9月11日 (水)
梨
大変どうでもいいのだが、果物の中で一番梨が好きである。
その中でも20世紀が一番好きである。
梨は出始めの高い頃から買って、終わりの頃まで食べている。
2代目小次郎も梨が好きで、私が食べていると横で「ちょうだい」という感じで座っている。
だいたい私が3分の2をかじった残りをあげるとシャリシャリ食べている。
歯ごたえがよいのであろう。
今まで食べた梨で一番美味しかったのは、お中元でもらった一つ1万円くらいする梨であった。
どっちの料理ショーという終わった番組でも幻の梨として紹介されていた。
名前も産地も忘れたのだが。
ビタミンを取るという意味では、果物は食べた方がいいと思うのだが、果糖は太るから摂取するなと書いてある本などもある。
身体に悪いわけはないと思うのだが、どうであろう。
2019年9月10日 (火)
白くて長い腕の毛
右肩より少し下のところから、長くて白い毛が生えている。
だいたい15㎝くらいになると自然に抜けて、また生え始めるのである。
うちの父親は左利きであるが、左腕の私と同じところに同じような毛が生えている。
先日、伸びてきて半袖シャツを着ていると先がそよそよとしてこそばゆいので、抜いたのだが、その後ネットで調べると、福毛といって、幸運の証だとされていて、抜くなんてもってのほかだと書いてあった。
ほんまかいなと思うのだが、医学的にも特に原因は究明されていないらしい(究明の必要もないからであろう)。
一般的には、体毛はある程度伸びると自然に抜け落ちるところ、福毛は個人的には、相当伸びるまで抜けないこと、白い毛であることから、その部分の毛幹細胞が老化しているのではないかと思っている。
ご老人の眉毛が長いのも、老化で抜け落ちるのを忘れているとされているからである。
しかし、右腕の白い毛は、20歳頃からあったので、その部分だけ老化していたのかもしれない。
これまでも何回か抜いているのだが、これで運が悪くなったらどうしようかと思う今日この頃である。
2019年9月 9日 (月)
2019年9月 6日 (金)
読書日記「夏物語」
文藝春秋。川上未映子。
この作者はデビュー作の表題が気に入らず敬遠していた。
先日短編集で作品を読んで、著者の言葉の織りなすリズムに快感を覚え、敬遠していたのもどうかと思い、新作が出たので読んで見た(村上春樹も最初敬遠していた。)。
私は読んでいないが、前半は乳と卵という筆者の作品のリメイクのようなことが書かれていた。まあ、読んでいないので私に取ってはどちらでもいいのだし、そんな予備知識はなくても読み進められる。
関西弁で会話がされているが、これが実に自然である。
夜逃げ経験があり、小説家を目指している主人公と、その姉、姉の子、そして、精子提供を受けて生まれてきた人々の思い、精子提供を受けて出産するということ、を中心に物語が綴られる。
個人的にはラストはどうなんだろうという気がしたが、これも読む人によって意見がわかれるところであろう。
全体的には非常に読みやすくて、言葉のリズムも快適で、一気に読んだが、物語的にラストについては私はアナザーエンディングがあってもよかったのではないか、と思った次第である。
2019年9月 5日 (木)
読書日記「東国武将たちの戦国史」
河出書房新社。西股総生。
太田道灌時代から、後北条家が滅びるまでの東国の争乱をまとめた一冊。
太田道灌は悲劇のヒーローのように思われているが、彼は彼でやはり自らの権益を確保するために動いていたことがわかる。
武田家、長尾家(上杉謙信)、今川家、北条家の置かれていた地位、合戦、軍略が簡易に整理されている。
これは戦国マニア向けの本であり、全く一般向きではないので、趣味の中でも極まった読書である。
戦国時代は新たな歴史史料などに基づいて再構築されて、研究が進んでいるので、マニアもそれに応じて勉強が必要である。
一般の人にはどうでもいい話だけど。
2019年9月 4日 (水)
5時前から起きて書いている訳ではありません
パソコンの方のブログサイトでは、5時に更新されるように予約してあるので、たまに、私がものすごい早起きしてブログを書いていると勘違いされている人がいる。
これは、何日か前に記事をいくつか書いて、更新予約しているのであり、明け方に書いている訳ではありません。
たまにそのように思っている人がいるので(先日も日弁連の事務局のMさんがそう思っていた)、ここに事実を明らかにするものである。
2019年9月 3日 (火)
自分の切符はきちんと確認して欲しい
先日新幹線に乗っていると、ある駅で乗ってきた初老の人が立って、自分の切符を見て、「どいて欲しい」というジェスチャーをしている。
私は、改札を入る前、乗る直前、着席してから3回切符と席が合っているか確認するようにしているので、これまで自分の席を間違えたことはない。
その初老の男性の切符を見せてもらったところ、私が座っているのはA席で、その男性の切符はD席であった。
あちら側ですね、と教えてあげると、謝りもせずにそちらの座席に座られた。
人に間違っているようなそぶりをしておいて、しかも正しい席を教えてもらっておいて、謝罪もなしかい。
初老でも人間ができているとは限らないのである。
その他、今まであった事例として、
私が乗っているのはグリーン車なのに、普通車の全く違う号車のチケットを持っている人が、「そこは私の席ではないですか」と言ってきた事例。
号車は合っているが、半分グリーン車、半分普通の指定席の特急で、全く違う席なのに(私がグリーンでその人は普通車)、「そこは私の席ではないか」と言ってきた事例。
確かに号車も席も合っているが、2つ後の新幹線だった事例。
などがある。
こちらは正しい席に座っているのに、余計な手間を取らされる。
自分の切符はきちんと確認して欲しいもんである。