« 2019年9月 | トップページ | 2019年11月 »

2019年10月31日 (木)

読書日記「古代文明の謎はどこまで解けたか2」

 太田出版。ピーター・ジェイムズほか。
 古代文明の謎はオカルトでないと解けないのか?
 ナスカの地上絵や、古代の航海、レイライン、アーサー王など、それはそもそも事実か?宇宙人などの力を使わないと不可能なのか等々、最先端の科学を駆使して、世の中のトンデモ説をバッサバッサと切り捨てていく。
 どちらかというと、私の性格上は、謎があった方が面白いと言えば面白いのだが、こういう本を読むのもまた大変面白い。
 全3巻で、時々思い出して読むため、最終巻を読むのもいつになるか分からない。
 

| | コメント (0)

2019年10月29日 (火)

心の目で読む

 勤務していた頃、当初はボスの字が読めなかった。
 事務局はみんな読めていたので、確認すると、「心の目で読んでいます」と訳の分からないことを言われた。
 ボスも忙しいため、崩した字で書くのだが、前後のつながりや過去の字のクセから「こういうことが書いてある」ということで読むということなのだそうだ。
 私も字は年々汚くなっていく。うちの女性弁護士の字は日ペンの美子ちゃんのように綺麗で、メモで置いておいてくれても読むのに困ることはないのでしょうか。、ああいうように書きたい(若い人は日ペンの美子ちゃん知らないだろうな。)。
 勤務していた頃は、事務局に読んでもらえず、よくなんと書いてあるか聞かれた。字の汚さではボスと変わりがないと思うのであるが、長年のクセとかを把握しきれていないからであろう。ある事務局からは、「日ペン習わはったらどうですか」とまで言われた(チキショー)。

 今も事務局は私の字に苦戦していて、心の目で読んでいると思うのだが、それでも時折なんて書いてあるのか聞かれて、自分でも読めないことがある。
 日ペン習おうかな。そもそも今もあるのか知らないのだが。。。
 以上です。

| | コメント (1)

2019年10月28日 (月)

今週の小次郎

Dsc_0300

 安心しきって寝ている二代目小次郎である。
 ソファーの上で寝ているのを少し離れたところから撮影した。近づくとさすがにイヌなので起きる。
 私もこんな風に爆睡したい。
 今週も頑張っていきましょう。

| | コメント (0)

2019年10月25日 (金)

読書日記「夢で会いましょう」

 講談社文庫。村上春樹、糸井重里。
 対談集かと思いきや、村上春樹と糸井重里がお題(ア行から始まる)に従い、超短編をそれぞれ書くという作品であった。
 最後にどちらが書いたかはわかるようにしてあるが、一読したらどちらが書いたかはわかる。
 こんな超短編で広がりがあり、余韻がある作品を書くことができるというのは、2人ともやはり希有な書き手である。

 一番好きだったのは、村上春樹のアスパラガスという作品である(既にある程度忘れだしているので、アスパラガスではなかったかもしれない)。
 すらすらと読むことができるので、電車の中で読むには最適であった。

| | コメント (0)

2019年10月24日 (木)

第三者的視点

 高校生くらいまで、自分が何をしているか別の視点から見ている自分がいたのだが、いつの間にかそうならなくなってしまった。
 高校生くらいの時までは精神が統合されていなかったのか、神経が鈍くなったのか。

 弁護士をしていると、そういう第三者的視点が戻ってくればいいと思うのだが、今は自分をなかなか客観視することができていないので、端から見ていると何をしているのかということもあり得るかもしれないと思っている。

 常に冷静で、自分を客観視できて、事件を解決していく弁護士になりたいものである。24年経っても中々難しい。

| | コメント (0)

2019年10月23日 (水)

自分のことばかり話する人

 宴会などで、自分の話ばかりする人がいる。
 読んでいないのだが、新書で「自分のことは話すな」という本が最近出たようで、そのうち読んでみたいと思っている。
 自分の話をする人は、やはり自分のことが大好きなのであろう。
 世の中の人間は、その人にさほど興味はないと思うのだが。

 その人の話が一段落して、別の人に話を振っても、そういう人は、「自分はね・・・」という感じで自分のことを話し出すのである。
 私は宴会では自分の話ももちろんするが、いろいろな人に話を振るようにしている。
 みんなで楽しみたいと思うからである。

 特に、誰かのために集まった時などは、その人中心の話をすべきで、私はできるだけその人に話を振るようにしているが、そういう時でも自分の話にもっていってしまい、時には誰が主役かわからないことがある。

 周囲がかなりゲンナリしているにも関わらず、ずっと自分の話を得々としている様子を見ていると、なんなんだろうと思う今日この頃である。

| | コメント (0)

2019年10月21日 (月)

今週の小次郎

Dsc_0268

 肌寒くなってきて、毛布が大好き二代目小次郎である。
 相変わらず野性味ゼロの顔をしている。

 風邪を引いている人もちらほら見かけるようになりました。
 元気に今週も頑張っていきましょう。

| | コメント (0)

2019年10月18日 (金)

読書日記「ジャンヌ・ダルク」

 講談社学術文庫。竹下節子。副題は超異端の聖女。

 ジャンヌ・ダルクについて正確な知識がなかったので、本屋で見つけて購入した。
 ジャンヌ以前にも異端の聖女は多数いたという歴史的事実が整理され、ジャンヌもその系譜に連なる聖女だということである。
 既に記憶がおぼろけだが、異端というのは、その多くは男装であり、神の声を聞き、処女のまま一生を終えるということを自らが神に誓うという行動である。
 女性が女性であることを秘匿して男装して神に仕えるということはままあったようで、亡くなってから女性だということが分かった例もあったようである。
 中には、女性から妊娠をさせられた相手と名指しされて弁明もせず、処刑された後で女性と分かった例もあったようである。

 神の声を聞き、流浪のシャルル7世をフランス国王にせよという使命を告げられて連戦連勝だったジャンヌ・ダルクだが、その王の背信により捕縛された。

 ジャンヌ・ダルクの裁判の経過も整理されている。
 ジャンヌ・ダルクは教誡によって火刑に処せられたにも関わらず、聖女に列せられたが、その経緯も整理されている。
 それほど分厚い本でもなく、必要にして十分な情報量でもある。
 講談社学術文庫はやはりいい本を文庫として出してくれる。
 これは、ジャンヌ・ダルクについておぼろげな知識しかない私のような人間にとっては面白い一冊であった。

| | コメント (0)

2019年10月17日 (木)

無駄な期日を適切に調整する

 和解提案があり、断って訴訟を進めるだけの期日など、京都だと期日に行くのも特段問題はないが、遠方の裁判所だとそれだけのために移動時間を取ることは無駄だと思っている。
 大阪地裁でも、往復3時間はかかるので、それだけ時間があれば色々とできるのである。
 そのため、期日が空転しそうな時は裁判所に予め上申書か事務連絡書を出して、少し離れたところの裁判所だと電話会議としてもらうか、期日変更をしてもらうようお願いすることにしている。
 書面は5分もあれば書くことができるので、往復の時間を取るよりもよほどよいと思うからである。

 逆に、向こうから何か提案が出てくる期日があり、直前まで連絡がない場合も裁判所を通じて状況を聞いてもらうようにしている。
 現場に行って、「和解提案はありません」とか、「まだ検討中です」と言われたら往復の時間が無駄になるからである。
 できるだけ効率化しないと、時間は有限だからである。

| | コメント (0)

2019年10月16日 (水)

緑色のものが見える

 今は全くないのであるが、小学校くらいまで、時々視界が緑色になって物が見えなくなることがあった。
 外ではならず、自宅でぼんやりしている時にそういう状態となっていた。
 なんとなく怖かったので母親に言ったが、「生きてたらそういうこともある」で片付けられた(小さい頃から多分喘息で、時々呼吸ができないようになるということも伝えたが、母親は同じ反応であった。夏場は大丈夫なのだが、冬場走っていると本当に呼吸が苦しい時があった。冷気を吸い込んで、細くなった気道で走っていたと推測される。まかりまちがったら死んでいたかも知れないのである。今はコントロールしているので冬場も大丈夫だが。)。
 あれは何だったのだろうと思うが、今は特段何も症状がないので、時々ふと思い出すのである。

| | コメント (0)

2019年10月15日 (火)

今週の小次郎

Dsc_0215

 指を出すと必ず臭いをかぐ二代目小次郎である。まあ、ワンコはだいたいそうするだろうが。
 これを書いている時点で、台風が日本に接近してきている。
 どうか、被害が最小限で済みますように。

 1日短い今週も頑張っていきましょう。

| | コメント (0)

2019年10月11日 (金)

集中しすぎる

 大学生くらいまで、集中して何かをしていると、周囲の動きがゆっくりとなり、自分の思考などが早すぎるくらいに感じることがあった。
 ゾーンに入っていたということなのだろうか。
 だいたい試験などで時間が足りなかったことがなく、司法試験も短答式は1時間くらいで全問解いて、論文も法律選択(国際公法。今は全く業務に役立っていない)では教科書をほぼ2冊丸暗記していたので、確か1時間くらい余った(口述試験でも、この条約の制定年度はと聞かれて、たいていの受験生が答えられなかったようだが、即答したところ、「面白くないヤツだ」という顔をされた。少しくらい困った方がよかったのかもしれない。)。
 弁護士になってしばらくして、そういう感じ方をしなくなったなと先日思った。若い頃は神経が未発達で、感じ方がおかしくなることがあったのか、あるいは年齢とともに、もはやそこまで集中できなくなったのかと思っている。
 集中するにも、気力・体力が必要で、50歳が近づいてきて、それぞれ少しずつ衰えを感じる今日この頃である。
 経験値は上がったので、それで補えるとはいえるが。

| | コメント (0)

2019年10月10日 (木)

読書日記「ザ・スクラップ」

 文藝春秋。村上春樹。
 1980年代のアメリカの雑誌から選んだ話題について、著者がエッセイを綴る一冊。
 村上春樹は小説とは異なり、エッセイはとてつもなくくだらなかったりするが、肩が凝らずに読むことができる。

 その他、東京するめクラブの「地球のはぐれ方」(3人であちこちに旅行に行く旅行記。これは大変面白い。私も江ノ島に泊まってみたい)、村上朝日堂(週刊朝日に掲載されていたエッセイで安西水丸さんの挿絵が楽しい。安西さんが亡くなられたのは、大変寂しい。安西さんは雑誌ののエッセイで葉巻の吸い方を私に教えてくれたのである。)、「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」もこの間読んだ。
 くだらなさと、村上春樹の、小説家としての挟持が垣間見える。小説家は誰に頼ることもなく、1人で全世界と対峙しなければならないから、この気持ちはわからなくはない。弁護士も似たところがある。

 もっと読書をする時間が欲しいが、仕事があるのはありがたいと思い、まずは仕事である。

| | コメント (0)

2019年10月 9日 (水)

目的地に近づくと眠くなる

 出張で、電車や飛行機で、目的地に近づくと眠くなることがある。
 飛行機などは、着陸態勢に入りますとのアナウンスが流れて、「もうすぐ到着か」と思った後寝ていて、飛行機が着陸するゴゴンという音ではっと目が覚めることがある。
 電車だと、終点の場合は寝ていても大丈夫であるが(さすがに起こしてもらえるだろう)、終点でない場合は新幹線などだとしゃれにならないことになる。
 以前、弁護士会の副会長をしていた時に、兵庫県弁護士会で会合があり、役員5名で新神戸から新幹線で帰ってきて、京都駅近くでもう少し飲んで解散しようという話になっていたところ、京都で会長だけが降りてこなかった(会長だけ、離れた号車に乗ると言って離れていた)。
 電話をかけ続けたが、出ないので諦めたところ、翌日会長と会った際、「起きたら新横浜の手前だった」とのことであった。新横浜のホテルで泊まって帰ってきたそうである(翌日は国会議員との協議会があり、会長がいないとこれまたしゃれにならないところであった)。
 こういう事態には絶対になりたくない。
 電車の場合は目的地が近づくとシートを起こして、快適な態勢をできるだけ取らないようにして、寝ないようにしている。
 携帯のアラームを入れることも考えたが、アラームが鳴るまで寝ていたら、他のお客さんに迷惑であると考えてこれはやめた。

 ネットで調べてみたが、様々な説があり、特にこれというものはないようである。
 出張の移動の緊張が目的地が近づくことで緩和されることが原因ではないかと個人的には思っている。

| | コメント (0)

2019年10月 8日 (火)

電車の中にて

 電車の中で、イスに浅く腰掛けて、足を通路に伸ばしている若い男性が割合多い。
 通行の邪魔になる。
 中には通行しようとすると、引っ込める人もいるが、たいていは伸ばしたままである。
 耳にイヤホンをつけて、スマホで音楽を聴いているようで、気配に気づかないのであろうか。
 あるいは、自分の足の長さを誇示したいのか(中にはそんなに長くないやからもいるが。)。

 電車の中は、アンタの部屋の中と違うんやでと思いながら、こういうことを思っているのはオジサンだからであろうか、と思ったりもしている。
 不穏当とは分かっているが、蹴っ飛ばしてやりたい誘惑に駆られながら、避けて通っているのである。

 

| | コメント (0)

2019年10月 7日 (月)

今週の小次郎

Dsc_0170

 私の足に頭をもたれさせてポワンとしている2代目小次郎である。

 暑くなるとどこかに行くのだが、しばらくはこうしてうとうとしている。

 これを書いている時点で暑いままですが、早く涼しくなってもらいたいものです。

 今週も一週間、頑張っていきましょう。

| | コメント (0)

2019年10月 4日 (金)

読書日記「ウイグル人に何が起きているのか」 

 PHP研究所。福島香織。

 中国がウイグル人に対して行っている内容が整理されている。
 中国にすり寄りたい国家は、それを見ないふりをしてイスラム国家でもないことのようにふるまう。
 送還されたウイグル人に待っている運命や、国に残った家族が迫害を受けている状況に涙しながら、その迫害を訴える国外のウイグルの活動家。
 アメリカのグァンタナモ収容所の話といい、中国のこうした行為といい、大国の思惑で民族が迫害されるこうした実態は、日本では全く報道されることがない。
 これは、是非読んでもらいたい一冊である。

| | コメント (0)

2019年10月 3日 (木)

金髪に近い茶髪

 今は知らない人も増えたが、独立する前から、髪の毛を染めていて、最終的には金髪に近い茶髪であった。
 独立してほどなく黒髪に戻したのであるが、それは、依頼者に今と変わらない説明をしているのに、依頼をちゅうちょされることがあったためである。
 人は見かけが9割というのを実感したのである。
 今はできるだけ普通の格好をするように心がけている。

 白髪は別にいいだろうと考え染めていないが、他の弁護士や士業の人から、染めた方がいいと言われることもある。

 故中村利雄弁護士も長い間染めていたが、時々白髪のところが紫であった。
 私が、「紫に染めてファンキーやんか」というと、「中、違うんや。白髪染めは、早く流すと化学変化の途中で紫になるんや。これは早く流しすぎたんや。大阪のおばさんが紫なのは、あれは紫に染めているんと違うで。白髪染めを早く流し過ぎて、紫なんや」と教えてもらった。
 私も染まる時間が待てず、紫になりそうで、ファンキー弁護士になりそうで、怖くて染めていない。
 面倒というのもあるが。。。

 以上です。
 

| | コメント (1)

2019年10月 2日 (水)

泊まりたくはない

 T-BOLANの名曲「離したくはない」のようなタイトルであるが、出張が多くなっているが、基本的には日帰りしたい。
 それは、2代目小次郎と一緒にいたいからである。

 泊まって現地の美味しいものを食べるとか、観光地に行くとかというような考えはあまりないつまらない男なのである。
 泊まる時は、やむを得ない時だけである。

 なので、私が日帰りする時、誰も止めないで欲しい。

 以上である。

| | コメント (0)

2019年10月 1日 (火)

予定が詰まる時期

 弁護士には、予定が詰まる時期というものがある。
 9月から10月頭にかけて、私はそういう時期であった。
 9月3日、委員長として午後から東京出張。
 9月6日、午後から京都で集中証拠調べ。
 9月14日、夕方からサッカー。
 9月18日、午後から大津で集中証拠調べ。
 9月20日、終日大阪で集中証拠調べ。
 9月29日、夕方からサッカー練習試合。
 9月30日、委員長として東京出張。終日会議。
 10月1日、本日午後から京都で集中証拠調べ。
 10月2日、委員長として徳島で午後ずっと会議。
 
 という日程である。
 もちろんこれは予定の一部を書き出したもので、これ以外も平日は朝から晩まで予定が平均したら裁判や打ち合わせを含めて5~7ほどある日々が続く。
 あと、会合でこの間、複数回飲み会もある。
 弁護士であれば、尋問に相当な労力がかかることは誰しもわかることであり、シルバーウィークなどというものは全く私には無関係で、連休中もほとんど仕事をしていた。サラリーマンとは違うので、別に文句はないし、普通のことなのだが、疲労困憊しているのであればサッカーはやめとけという話もあるだろうが、運動をした方が疲労が回復するという説を信じて運動をしている。しかし、疲れが蓄積していると、サッカーで普通ではしないミスをしたりなどして、今落ち込んでいる。あのミスは、この日程のせいなんですと言いたいのである。
 これを書いている時点ではさほど自分自身に疲れが蓄積しているという感じはないのだが、どこかマヒしているのであろうか。
 10月も頑張っていきたい。

| | コメント (0)

« 2019年9月 | トップページ | 2019年11月 »