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2020年4月30日 (木)

中小事業者の皆さんへ、安易にリースやクレジット契約を締結しないでください!!

 平成17年の春に、リース被害救済京都弁護団を結成してから、早くも15年が経つ。
 それ以来、事務局長をしているが、被害は沈静化するどころか、一時沈静化したかと思うと、再び被害が巻き起こる。
 最近はクレジット契約も目立つ。

 消費者の場合には、訪問販売であれば、クーリングオフが主張できるのだが、事業者の場合には、「営業のため」に締結した契約についてはクーリングオフが主張できないとされている。
 この「営業のため」概念については様々な解釈があり、裁判例上も統一されていない。
 販売店は、後ほど説明するように、虚偽の説明を行って次々に契約をさせるのが特徴である。
 詐欺・錯誤などを主張した場合、法的には第三者であるリース会社、クレジット会社に対して,直ちにその効力が主張できないというのが判例法理である(私個人としては、この判例法理は誤りであると思っており、販売店はリース会社、クレジット会社の代理人と認定すべきであると考えている。)。
 細かい理論は割愛するが、事業者がいったんクレジット契約やリース契約を締結した場合、その契約の効力を否定するのはハードルがかなり高いと考えておいていただきたい。
 詳しく知りたい方は、「Q&A悪質リース被害の救済―電話リース被害」(民事法研究会)を読まれたい。

 懸念しているのは、この新型コロナウイルスの問題で、少しでも経費を節減したいと考えた事業者が、リースやクレジット詐欺被害に遭うことである。
「今あるリース契約より支払額が安くなります」「リース料相当額を全額キャッシュバックするので、御社の負担はゼロです」「これもサービスデ無料でつけておきます」などという勧誘文言は,基本的には詐欺であると考えてよい。
 新たに契約をすれば、現在あるリース契約は解約されて次のリース料に上乗せされ、支払総額は増えるし、フタを開ければ毎月の支払額も増えることになる。
 また、販売店がリース代金を全て支払うというのは、いつか破たんを来す。資金が回らなくなるのである。
 サービスで無料でつけてもらったはずのものが、実はリース契約が締結されているという事例もある。
 最もひどいのは、納品もないのにリース契約だけが締結されているという事例もある。

 勧誘を受けた場合、リースやクレジットを組む前に、この分野に詳しい弁護士に是非相談していただきたい。
 相談料30分5500円支払うのと、後々場合によれば1000万円を越える額のリース料金の請求を受けるのとどちらがマシか考えていただきたい。
 相談を聞いてから契約をしても間に合うはずである。
 是非、お願いしたい。
 京都の事業者の方は、私の事務所が窓口で相談を受け付けている。他の地域については、京都でも対応に限界もあるので、京都では受け付けていない。弁護団があるところと、ないところがあり全国対応ができないのが恐縮ではある。
 ひまわりほっとダイヤルに相談されるのも一つであろう。以下がリンクである。

 https://www.nichibenren.or.jp/ja/sme/index.html
 

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2020年4月28日 (火)

体力の低下

 裁判期日が取り消され、歩かなくなった上、サッカーもグラウンドが使用できないので1ヶ月近くやっていないので、体力が低下している気がする。元々50歳近いため体力がさほどあるわけでもないので、困った事態である。当然のように、太ってきている(元々太っているけど、さらに)。
 困ったが、ジョギングも色々と指摘されているので、どうしたものであろうか。
 とりあえずスクワットをすることにしたが、焼け石に水のような気がする。

 早く事態が終息しないと、国民の体力も低下する。自粛、自粛である。

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2020年4月27日 (月)

今週の小次郎

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 おりゃーという感じでおもちゃを振り回す二代目小次郎である。
 かみついてブンブンと振り回し、時には2メートル以上遠くにおもちゃが飛んで行く。

 緊急事態宣言は5月6日では終わらないような気がしているが、何とか、できることをやって今週も頑張っていきましょう。

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2020年4月24日 (金)

後遺障害認定必携

 一般財団法人労災サポートセンターが発刊している書籍である。
 労災の認定基準が詳しく書かれているのだが、交通事故の自賠責の後遺症の認定は、労災の基準を使うこととされているため、交通事故の事件を担当する弁護士であれば、まさに、「必携」である。

 以前弁護士会の勉強会で交通事故の講義をした際、参加した弁護士の半分程度がこの本の存在すら知らなかったし、事務所にもないということであった。交通事故の被害者の事件をよくそれでしているなと指摘し、おそらく参加した会員は直ぐに購入したものと思われる。
 交通事故の被害者の方で、依頼している弁護士が頼りないのではと思ったら、この書籍が事務所にあるか聞いてみたらよいかもしれない。

 令和2年3月に新版(17版)が発刊されているので、情報として書いておくことにする。
 一般財団法人労災サポートセンターのホームページの発刊図書のページに購入の方法が書かれている。
 今は新型コロナウイルスの関係で、発注してから届くまで少し時間を要しているということであった。

 どこが変わったのかまでは、まだフォローできていないのだが、交通事故の被害者の事件を担当する弁護士であれば、恥をかかないよう、急いで購入すべきである。

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2020年4月23日 (木)

新型コロナウイルスに関連した弁護士会の面談相談の中止

 新型コロナウイルスの感染を予防するために、各地の法律相談センターも面談相談を中止しているところが多くなっている。
 京都弁護士会でも現在は電話での相談のみに移行している(予約制)。

 弁護士会館自体が閉鎖されてしまっていたり、面談相談を中止するだけで、電話相談の代替措置ができていない単位会もある。
 電話相談は、範囲は限られないはずなので(通常の面談相談でも、大阪の方が京都で聞いてもよいし、滋賀の方が京都で聞いてもよい。また、その逆も然りである。)、近接した単位会の電話相談を探される方がよいかもしれない(単位会によっては、地元しか聞けないというところがあるかもしれないが、そこまでの情報も私にはない。)。

 事業者については、先日書いたように経済産業省のサイトである程度まとまっているので、そこを見られる方が早いかもしれない。
 今言えることは、その施策の内容を説明する程度だからである。

 これと比較すると、国の個人に対する支援が、どうしても後手に回っており、相談を受けても満足な回答をすることができないことが、法律家として忸怩たる思いである。
 既に借金がある人については、破産して免責許可を受ければ債務はなくなるが、破産しただけではダメで、その後の生活のことも考えないといけない。個人の人にとって、破産は生活再建のためにするものだからである。
 出口のない状況で、法律家の無力さを痛感している。
 一日も早い事態の終息を望むばかりである。

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2020年4月22日 (水)

読書日記「ほぼ命がけサメ図鑑」

 講談社。沼口麻子。

 

 サメ好きの、「サメジャーナリスト」である著者が世界のサメについて語り尽くす一冊。
 著者によると人食い鮫はいないとのことで、サメの魅力をこれでもかというくらい書いている。
 図鑑と称しているが、各サメについての既述が多数あり、サメ百科事典というところである。

 

 サメは怖いが興味がある。海の中では絶対に出会いたくないが、メガロドン(私は今も生存していると信じている)とか、ホオジロザメとか(いわゆるジョーズで出てきたサメの種類はこれである)、最高400歳の個体が見つかっているニシオンデンザメなど、興味は尽きない。
 サメ映画も割合と好きで、時々見ている。
 最近見たのは、「海底47メートル」という海底47メートルに取り残された姉妹のパニック映画、メグザモンスター(まさにメガロドンが生存していたというパニック映画)、シャークネード(ハリケーンとともにサメがやってくるという、設定自体なんやそれ、というパニック映画。見ていないが、なんと5作目まであるという。。。)、メガロドン(メグザモンスターとは違うパニック映画で、正直このメガロドンはデカすぎた)などである。いや、サメ映画しか見ていない訳ではないのだが。。。
 サメに興味がある人は、是非ご一読を。

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2020年4月21日 (火)

中小企業向けの支援策について

 新型コロナウイルス関連で売上が激減しており、資金繰りに窮する事業所の声を直接聞いているところがあります。

 また、これに関しては多くの情報が錯綜し、また、日々更新されるので、どこを見ればよいか分からないという方もおられると思います。

 私がいくつか見た中では、経済産業省のサイトが(分かりづらいところはややあるものの)、国のサイトでもあり、正確で情報が更新されていくので、事業者の方が見られるのに最も向いているのではないかと考えています。
 あくまで私の感覚ですが、下記がサイトですので、一度見られてはいかがでしょうか。

 当面の資金繰りのために借入をする、持続化給付金の申請(これを書いている時点で補正予算が通っていないため、あくまで予定)が大きいところかと思います。助成金は、いったん助成を受けるためには事業所が何らかの支出をする必要があるため、使いづらいところがあるのではないかと感じています。
 支援策パンフレットが割合まとまっていますと思います。

 https://www.meti.go.jp/covid-19/

 1日も早い事態の終息を祈念いたします。

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2020年4月20日 (月)

今週の小次郎

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 おもちゃを投げてもらうのを待つ二代目小次郎である。
 小次郎は変わらず散歩にフンフン出かけている。

 緊急事態宣言が1日も早く解除され、日常が戻るのを待つばかりである。
 今週もできることをやり、頑張っていきましょう。

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2020年4月17日 (金)

読書日記「夜のくもざる」

 新潮文庫。村上春樹。
 安西水丸さんの絵入りの超短編集である。

 どこからこういうことを思いつくのかと思うのだが、超短編だが広がりがある内容であった。
 雑誌広告のために書かれた作品であるが、そうとは思えない作品集である。

 超短編集ばかりなので、電車の隙間時間で読めるのもいい。
 長編だと集中していると電車をたまに乗り過ごすからである。

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2020年4月16日 (木)

当事務所の執務方針について(お知らせ)

 新型コロナウイルス感染が拡大している状況に鑑み、当事務所として、以下の対応をさせていただきますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

1、事務局は、3名体制であるところ、基本的に2名体制に減らして執務いたします。
  外回りも裁判が延期されている現状に鑑み、週1回に減らします。

 

2、所属弁護士については、所長を除くほか、週に数回在宅ワークでの執務を指示いたします。
  所長弁護士も可能な範囲で在宅での執務とさせていただきます。

 

3、来客についても、事務局・応対する弁護士はマスクをさせていただいた状態で対応いたします。
  また、来所される相談者の方々についてもマスクの着用をお願いさせていただきます。
  どうしてもマスクの品薄等で準備ができない方については、来所前にご相談ください。
  メイン相談室では、相談者と弁護士との間にアクリル板を設置させていただいております。

 

 1日も早い終息をさせるための措置ですので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 事務所一同、1日も早いこの事態の終息を祈念いたします。

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2020年4月15日 (水)

弁護士と出世その2

 弁護士の中には、事務所を大きくしたいとか、野心的な人もいる。
 私はどうかと言われると、私自身の器は弁護士3~4名程度が適性規模だと考えている。

 ある程度事務所の他の弁護士に裁量はもちろんあるとはいえ、事務所で受けている事件は全てチェックしているし、自分自身1人で担当している事件もある。
 そうなると、勢い今の規模でないと、全ての事件を見ることができないからである。

 パートナーと組んで共同経営というものも、性格に合わない。何を決める時に、協議しないといけないというのは性格的に嫌なのである。

 昔、東京の大手事務所に就職が決まっている修習生から、「先生はどうしてトップを目指さなかったのですか」と聞かれたことがある。
 その修習生のいうトップとは、東京の大手事務所に就職して、そこで頭角を現すということなのであった。
 それをトップと思っているところ自体にも苦言を呈したが、弁護士同士で、こういう仕事をしたからトップ弁護士だというものはないし、事務所が大きければそれでいいものでもないと思っている。それを「出世」と考えるのであれば、そもそも弁護士になどならない方がいい。

 私は、事務所に来られた依頼者1人1人を大切にして、その事件に真摯に向き合うということしかできないし、それが弁護士としてのありようだと思っている。
 事件の種類でもないし、訴額の多寡でもない。
 そもそも、他の弁護士と比較して自分がどうだとかいう思いも全くなく、そうした人間でないと弁護士としていい仕事はできないと思っている。

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2020年4月14日 (火)

庭の桜(満開)

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 少し前のものだが、庭の桜が満開である。
 毎朝、出勤前に少し眺めている。

 これを書いている時点で7つの地域で緊急事態宣言が発令されているが、一刻も早く事態が終息して欲しい。

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2020年4月13日 (月)

今週の小次郎

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 動きのある二代目小次郎である。
 小次郎は元気でいてくれている。

 いいことのない世情だが、小次郎が癒やしである。

 今週も何とか頑張っていきましょう。

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2020年4月10日 (金)

弁護士と出世

 検察官の同期などは部長や次席検事などになって、検察庁内で偉くなっている。
 彼らから聞いたところでは、「現場にはもう長いこと立っていない」というのである。
 取調を直接したり、公判に立ち会うことがないということである。

 弁護士の場合、よほど大きい事務所の所長でない限り、事務所の経営(マネージメント)だけしていればよいという弁護士は少数で、ほとんどは実際の事件を担当して裁判にも行き、依頼者と打合をしている。
 仕事が好きというところもあるが、私の元ボスはもうすぐ弁護士50年だが、未だに普通に若い頃と変わらず事件をされている。
 もちろん私も同様である。

 若手の弁護士から、25年くらい経つと調停に行ったり裁判で尋問などしないと思っていたと言われたが、そんなことはなく、普通に身体と頭が元気であればずっと仕事をしているのが弁護士という職種である。

 弁護士は1級弁護士とか2級弁護士はないし、また、弁護士同士は対等であるので、検察庁のように部長や次席というものもない。
 元々弁護士になる時にそうした出世には興味がないから弁護士になっているというところもある。

 あるとすれば、弁護士会の役職につくことで、他の弁護士との差をつけるしかないのだが、私自身にはそういうところでどうこうしようというつもりもない。会長になりたいとも思わない。現在日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の委員長をしているのも成り行きでそうなっただけで、委員長になりたいから委員会に行っていた訳でもない。
 もう亡くなられた大先輩の弁護士に、「会長になりたくなるもんですか」と聞いたことがあるが、その大先輩は、「情けないことに、しようもない同期から会長に就任したというハガキがきたりすると、腹が立つんや。やっぱり他の人と比べてしまうんやな。そんなことからかけ離れて弁護士になったつもりやけど、人間、そういう気持ちが抑えられないもんや。」と言われていた。
 私には現在のところそうした気持ちはないので、弁護士会の役職につくことが出世というなら、特に出世したいという気持ちもない。

 日々事件をやるのみである。

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2020年4月 9日 (木)

山桜

 ありきたりだが桜が好きで、そのために庭に2本の桜の木がある。
 元々2本とも盆栽だったのだが、大きい植木鉢に植え替えて大きくなり、今では植木鉢の下から根が庭の土に伸びている。
 1本は健在だが、もう1本はほぼ枯れてしまった。ただ、新しい枝が伸びてきて、その枝から花が咲きそうである。
 1本健在なのはソメイヨシノで、もう1本は種類が違うのだが、種類を忘れてしまった。かなり花びらはピンクがかっている。
 もう1本違う種類の桜が欲しいのだが、盆栽から育てるのは大変だったので、ある程度育ったものが欲しいと思っている。

 桜も散っていくが、私が一番好きな桜は、電車の窓から見える山の中に、緑色の中に鮮やかに淡く見える桜である。
 桜並木も見事だが(今まで見た中で最も印象に残っているのは、弘前城の桜である。色合いが関西の桜と違っているように見えて見事というほかなかった。)、山の中に周囲とは全く違う色合いで花を咲かせている桜が最も好みである。

 弁護士になっているくらいなので、会社務めはできず、周囲との協調性もない性格なので、山の中で周りから浮かび上がる桜が好きなのかもしれない。

 桜の季節が終わり、気温と湿度が上がって、(高温多湿でも活発とは聞いているが、日本の夏は外国とは異なる暑で、ここまでの不快指数が高い夏は世界にはないので。)、新型コロナウイルスが死滅して欲しいものである。

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2020年4月 8日 (水)

マスク

 通勤途上でけっこうマスクを仕入れている薬局があり、その薬局ではちょうどマスクが買えていたのでここのところ何回か購入できていた。
 先日もマスクが入荷したようであったが、いつもは並んでいなかった薬局に長蛇の列であった。
 どうやら、「ここの薬局はマスクが買える」という情報が流れたものと思われる。
 仕方がないので並んで買えたのだが(私自身はマスクの在庫はあるので、事務所の事務局や勤務弁護士で在庫がない人のために買っている)、私の後ろ10名くらいで売り切れとなった。
 おかげでいつも乗っている電車に乗り遅れたのだが、もうあの薬局では買えないと感じた次第である。

 並んでいる人の9割は高齢者であった。
 高齢者の使用方法としては、自身で着用するということもあるだろうが、孫や子どもにマスクを分けてあげるということもあるだろう。
 何かのニュースで、実はマスクの買占めをしているのは高齢者で高齢者のモラルが問われるという記事を読んだが、そのことを実感した長蛇の列であった。

 先日、二代目小次郎のオヤツを買いに自宅近くのスーパーにいったところ、ここでも買占めが行われていて、商品が僅少となっていた。小次郎のオヤツは在庫はあったので、私自身としては支障はなかったのであるが。。。
 こちらは9割とは言わないが、7割くらいは高齢者であったが、高齢化が進んでいるので、この割合をどう考えればよいかは分からない。

 ともあれ、早くこの新型コロナウイルスが終息してもらいたいものである。

 

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2020年4月 7日 (火)

弁護士25年目

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 事務所のみんなからもらった花である。
 4月1日で弁護士25年目となったので、お祝いとしてもらった(事務所のみなさん、ありがとうございました。)。
 せっかくなので、自宅に飾っている。

 丸24年の弁護士人生でいろいろなことがあったが、初心に戻って精進したい。
 これからもよろしくお願いいたします。
 

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2020年4月 6日 (月)

今週の小次郎

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 あかん犬となっている二代目小次郎である。
 野生の中にいたら、秒殺である。

 不穏な情勢ですが、できることをやるしかない。
 今週も頑張っていきましょう。

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2020年4月 3日 (金)

庭の桜(咲きました)

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 庭の桜が咲いた。
 超至近距離で見ようと思えば桜が見られるのは嬉しいものである。
 ただ、今年の桜はよりもの悲しいように見えてしまう。

 一世帯あたりに布マスクが2枚配布されるという報道に接したが、市民はあきれるしかないであろう。
 マスクはウイルスの予防効果はないものの、拡散防止に役立つとアメリカでも推奨されだしたとのことであり、益々マスクの需要は高まるばかりであろう。
 花粉症のため、マスクは自宅で在庫がある程度あるので、私自身は現状マスク不足には困っていないのだが、最終的にはハンカチでマスクを作ればよいとは思っている。

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2020年4月 2日 (木)

読書日記「日出ずる国の工場」

 新潮文庫。村上春樹。

 村上春樹が日本各地の工場を訪問するエッセイ。
 工場といっても、人体標本を作る工場、結婚式場、牧場、アデランス、CD製造工場等と、中には「工場なのか?」というものも入っている。
 人体標本の工場は京都にあり、現在も幅広い商品を製作されている模様である。
 アデランスの裏側が面白く、過去にそういえばカツラのクレジット契約が成立したかどうかの事件で勝訴したことを思い出した(当然私は消費者側である。)。その事件はしばらくある裁判所で起案の題材となっていたそうである。アデランスではなかった記憶であるが。。。
 故・安西水丸さんの絵も素晴らしい。
 だいぶ前の本であるが、今読んでも面白い一冊であった。

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2020年4月 1日 (水)

新年度

 弁護士会も今日から新年度である。
 私自身は、平成8年4月1日に弁護士として働き出したので、今日から25年目ということになる。

 未だ若手のつもりでいるのだが、月日の経つのは早い。
 私が弁護士になった時、25年目の弁護士といえば、超ベテランという印象であったが、自分自身がなってみると、さほどでもない。
 また、60期はまだまだ若手かと思っていたら(私は司法修習48期)、登録して13年も経つ。
 懇親会などの費用の傾斜も見直していかないといけないと最近思っている。

 初日は、弁護士会の各委員会の1回目が20分ずつあり、委員長など役職を決めたり、手続的なことのみを決める。
 私は、法律相談センター運営委員会、消費者・サラ金被害救済センター運営委員会、災害対策委員会、弁護士偏在問題検討委員会、犯罪被害者支援委員会に所属しているが、日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の委員長をしていることもあり、法律相談センター運営委員会以外はほぼ出られておらず、メーリングリスト上で意見を述べるなどにとどまっている。

 気持ちを新たに、今年度も頑張っていきたい。

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