読書日記「日出ずる国の工場」
新潮文庫。村上春樹。
村上春樹が日本各地の工場を訪問するエッセイ。
工場といっても、人体標本を作る工場、結婚式場、牧場、アデランス、CD製造工場等と、中には「工場なのか?」というものも入っている。
人体標本の工場は京都にあり、現在も幅広い商品を製作されている模様である。
アデランスの裏側が面白く、過去にそういえばカツラのクレジット契約が成立したかどうかの事件で勝訴したことを思い出した(当然私は消費者側である。)。その事件はしばらくある裁判所で起案の題材となっていたそうである。アデランスではなかった記憶であるが。。。
故・安西水丸さんの絵も素晴らしい。
だいぶ前の本であるが、今読んでも面白い一冊であった。
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