2020年5月29日 (金)
2020年5月28日 (木)
電車の中にて
朝の通勤電車や、朝、駅でお酒(ビール、ストロング系、ワンカップ)を手に持って飲んでいる人がいる。
朝からお酒というのはどういう状態なのであろうか。
1、休日で、徹夜して飲んで、そのまま足りないから飲んでいる。
2、仕事はあるが、アルコール依存症で、飲んでいく。
3、無職で暇なので、朝から飲んでいる。
くらいであろうか。
昔の法廷では、明らかに飲んできている弁護士もよく見かけたが、最近はさすがに見なくなった(お亡くなりになったり、弁護士を辞められたはずである。)。
どうも、お酒を飲まないと法廷にいけないようであった。
旅行などで昔は朝からビールを飲んでいる弁護士もいて、付き合わされたが、私はあれが苦手で、途中からは「朝からは飲まないことにしています」と言って断っていた。
弁護士の知人などに聞いていると、「休日は昼間から飲んでいる」というものもいる。
5時を過ぎると、冷蔵庫からビールを出してきて、飲みながら書面を書いているという弁護士もけっこう昔は多かった。
私も酒は好きだが、事務所内では飲まないし、外でも家でも夜しか飲まないので、健全な方かと思っている。
2020年5月27日 (水)
読書日記「猫を棄てる 父親について語るとき」
文芸春秋。村上春樹。
村上春樹の短編が雑誌に掲載されると買っていたので、これも読んでいたのだが、早速購入して読了。
他にもこの間いくつか短編を書いていたので、それも掲載されているかと思いきや、表題作だけであった。
カラーイラスト付で読んでいても楽しい。
雑誌に掲載されたときとは題名も変わっている。
父親との関係や村上家のルーツなど、小説ではなく自伝である。
ただ、昔はよくあったことなのかもしれないが、絶対猫は棄てたらだめである。
迷い猫を保護して自分のうちの猫にしている知り合いの弁護士がいるが、私はその弁護士のことは「天国に行ける人」として聖人の列に勝手に入れている。
また、野良猫を保護して新しい家族を見つけてあげる活動をしている祇園のバーの夫妻も「天国に行ける人」である。
話が逸れたが、村上春樹ファンなら読みたい作品である。
2020年5月26日 (火)
電車の中にて
帰りの普通の電車の中で、おかきやお菓子をボリボリボリボリ音をさせて食べているいい年のオジサンがいる。
お腹が空いているのかとは思うが、いい年をしてみっともないと思う。
また、お菓子はけっこう匂いがするので、それもまた困る。
高校生がお腹が空いて食べ物を食べているのをホームで見ることはあるが、高校生はホームで食べきり、電車の中で食べているのは見たことがない。
ああいうオジサン(いや、実は年齢は私と変わらないのかもしれないが)は、どういう考えでボリボリボリボリ音をさせているのであろうか。
きっと、恥ずかしくないのだろうな。
2020年5月25日 (月)
2020年5月22日 (金)
読書日記「AIの魔女」
竹書房文庫。ジェームズ・ロリンズ。上下巻。
アメリカの秘密部隊シグマフォースシリーズの最新刊。
この著者は、フィクションとノンフィクションを織り交ぜて最新の科学的知見を踏まえた小説を書くので、毎回作品が楽しみである。
神に近いAIが誕生し、それが人の力によって暴走した時、全世界が危機に陥るという前提で書かれているが、嘘でもない話であり、うすら寒くなるような作品である。
次回作も楽しみである。
2020年5月21日 (木)
事件によって力の入れ具合を変える弁護士
私の元ボスは、着手金が1万円の事件でも5万円の事件でも100万円の事件でも、事件として受任した以上、必死に仕事をする人であった(いや、今もとてつもなく元気に生きていますけど、私が勤務していた時代ということで。)。
私自身、弁護士はそういうものだと思って、元ボスのやっていたように事件に対応するようにしている。
ただ、事件で相手方となったり、管財人等で他の弁護士の仕事を見ることがあるが、明らかに手を抜いていたり、事務局に丸投げしていたりしている弁護士が一定割合いる。
訴額の低い事件であったり、債務整理系の事件であることが多いように思う。
そういう仕事ぶりは、裁判所も見ているだろうし、相手方あるいは関与した弁護士も見ているものである。
私は酒見先生(故人)という先生の弟子たちが形成している一門に属しているが、その中のある先輩に、「どんな事件でも手を抜いたらあかん。どんな事件でもその人にとっては唯一の事件や。訴額が低いとか面倒とかいう理由で手を抜いたらあかん。それはプロの仕事やない。また、そうした人にも知り合いや親族もいる。きちんとしていたら、そうした人が君のことを覚えていて、何かのときにあの弁護士に頼もうと思ってくれるかもしれん。自分にとってもそうすることがしんどいかもしれんけど、遠いようで近道なんや。」という趣旨のことを言われたこともある。
肝に銘じて、やるようにしている(人間なので、できないこともあるかもしれないが、歯を食いしばって行こうと思う)。
2020年5月20日 (水)
読書日記「横溝正史ミステリ短編コレクション5」
柏書房。横溝正史。
横溝正史の作品は小学高学年から大学にかけて全ての作品を読んだ(角川文庫)。
これは、金田一耕助もの以外の短編コレクションで、5冊とも買ってそのうち読もうと思っていたのだが、たまたまこれがつくねてある本の中で取りやすい位置にあったので5巻から読んだ。
ストーリーも結論もさすがにほぼ忘れているものばかりであったので、楽しんで読めた。
鞄に入れて通勤の合間に読むのは重かったが。
ミステリの中では、横溝正史が最も読んでいて肌に合う(チャンドラーはミステリに属するか微妙なので、チャンドラーは除く)。
2020年5月19日 (火)
連絡程度はして欲しい
破産管財人候補者となったり、個人再生委員になることがある。
管財人候補者の段階で、破産手続開始決定をするについて裁判所と協議して、補正や問題点を指摘するための審尋が開かれることもある。
その際に問題点等を指摘して、補正を求めて、それを受けて破産手続を開始する、という具合となるのが通常である。
ただ、この場合に、突然破産申立が取り下げられることがある。
補正ができなかったということなのであろう。
通常は申立代理人からお詫びの連絡を事前にもらう。管財人候補者の場合、ただ働きとなることもある。
再生委員などでも、取下となることはある。
しかし、取り下げるについて、何の連絡もない代理人も中にはいる。
一報くらいは入れるのが、社会常識の範囲だと思うのであるが、どうであろうか。
2020年5月18日 (月)
2020年5月15日 (金)
激痛の足つぼ
多少健康的なことでもしようかと、足つぼマット(かなりイボイボが固く、足の形になっているもの)を買って乗っているのだが、両足で乗ると内臓が飛び出そうなくらいに痛い。仕方がないので片足ずつにしているが、それでも痛い。
不健康な証拠ではなかろうかと思うのだが、西洋医学的に根拠はないともされている(ただ、東洋医学では根拠があるとされ、東洋医学が全て否定される訳ではないので、悩ましい。)。
両足で乗っても、激痛が走らないようにしたい今日この頃である。
2020年5月14日 (木)
読書日記「Missing 失われているもの」
新潮社。村上龍。
村上龍の小説は初めて読んだのだが、有り体にいうと、「全く合わなかった」。
書評などでは高い評価を受けているのだが、私には合わなかった。
物語の進行もそうだが、文章のリズムが私に合わないのである。
村上春樹の文章は読んでいて心地よいリズムで読むことができるのだが、村上龍の文体はリズムが合わなかった。
小骨が刺さるようにリズムが合わない。
これはあくまで私の個人的な見解であり、この作品自体の評価をどうこうしようというものではない。村上春樹の文体が合わない人もいれば、村上龍の文章のリズムが合うという人もいるのだろうし、書評でも高い評価がされているので、あくまで私の個人的なものである。
書評での評価が高かったこともあり、私にとっては合わなかったので、大変残念ではあるが、今後村上龍の小説を読むことはないかと思う。
2020年5月13日 (水)
消費者の皆様へ~相手の言うとおりの手続をする前に、弁護士に相談しませんか?~
http://www.kokusen.go.jp/
国民生活センターのリンクであるが、新型コロナウイルスの関連しての詐欺の手口などが紹介されている。
是非、一度読んでいただきたい。
何か手続が必要という連絡があった時に、そのまま手続するのではなく、弁護士に一度相談してみてはどうだろうか。
京都弁護士会では、新型コロナウイルスに関連した消費者被害を未然に防止すべく、消費者被害相談を実施中です。
以下、その内容を貼り付けます。
お急ぎの際には、弁護士会で無料電話相談(予約制)も平日は実施していますので、とにかく、一度電話で聞いてみてから、その手続きが本当に必要かどうかお考えください!
【京都弁護士会のサイトより】
新型コロナウイルスの感染が拡大し、全国に緊急事態宣言が出され、京都府は特別警戒区域に指定されました。感染拡大を防ぐための施策などにより、社会に様々な影響が生じています。
特にこのような社会的状況に便乗して、身に覚えのない商品の送りつけ、給付金等の連絡を装った詐欺などが全国各地で発生しています。また、キャンセル料に伴うトラブルも増加している状況です。
そこで、当会では新型コロナウイルスに関連した消費者向けの法律相談を5月13日(水)から実施する予定です。
記
【相談方法】
電話による法律相談(下の相談専用番号にお電話ください)
【相談日時】
水曜日、いずれも午前10時~正午、午後1時~3時
【相談専用番号】
075-585-5294
【相談料】
無料
2020年5月12日 (火)
読書日記「伊藤一刀斎」
光文社時代小説文庫。戸部新十郎。
現在の剣道にもつながる一刀流を創始した伊藤一刀斎の生涯を描いた長編。上下巻。
伊藤一刀斎の生涯はほぼわかっておらず、御子神典膳が弟子で、善鬼という兄弟子との戦いに勝ち、一刀流の後継者となり、小野次郎右衛門忠明と名を変えて、徳川宗家の兵法師範代となったことくらいが史実とされる(これも怪しいという説もある)。
一刀斎は生没も出生も不明だが、小野次郎右衛門忠明は柳生高弟4人に一度に打ちかからせて手玉にとったという逸話もあり、直弟子がそれほど強かったということから、戦国時代から江戸初期にかけて、最強の剣客の1人とされている。
戸田流の鐘巻自斎が師匠とされ、生涯33度の対決で一度も負けなかったとされているが、その詳細は不明である。
不明ということになると、小説としては何もないところから作り上げないとダメであるが、戸部新十郎は縦横無尽に伊藤一刀斎の生涯を想像した。剣豪小説好きにはたまらない一作である。
2020年5月11日 (月)
2020年5月 8日 (金)
読書日記「書斎の宇宙」
ちくま文庫。高橋輝次。
机や筆記具などについて、文学者が書いたエッセイを集めた一冊。
作家だけに、机一つにも相当な思い入れがあったり、万年筆に対する思い入れがある。
谷崎の机が小さかったことに驚き、師匠から譲られた小さい机に、自分の大きな机を恥じる水上勉の話はいい。
まだ作家として独り立ちしていない時期に、原稿用紙代をまけてくれた文房具店の原稿用紙を使い続けたが、その文房具店が廃業した後、その作家がこの原稿用紙について書いた文章を読んで、その文房具店が再起を決めたという小檜山博の話は泣けた。これがこの本の一番いいエッセイである。
机周りが好きな人にも、そうでない人にも心が温かくなる一冊である。
2020年5月 7日 (木)
2020年5月 1日 (金)
持続化給付金
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html
補正予算が通れば、持続化給付金の申請が上記サイトによると、成立後1週間程度で始まる予定である(これは4/30に書いている。)。
詳しくは上記リンクを見てもらった方が早いのだが、法人で200万円、個人事業者でそれぞれ最大、100万円の「給付」が受けられる。
給付なのでもらいきりである。
要件をよく見ていただいて、事業者の皆さん、是非、申請をご検討ください。