2020年8月31日 (月)
2020年8月28日 (金)
SNS
SNSはツィッターとFacebook、インスタグラムのアカウントはあるが、ツイッターもFacebookもブログを転載するくらいで、ほとんど活用していない。インスタグラムについては、最初いくつか写真を投稿して、面倒になってやめた。
ブログを書く時間を除けば、SNSにそこまで時間を割けないというところもある。
あと、酔った勢いで投稿するとろくなことがないと認識していることもある。
では他人のツイッターやFacebook、インスタグラムを見ているかというと、それも最近は特にほとんどしていない。
スマホでは、ツイッターでは通知が来るものをたまに見るくらいである。Facebookはたまに見ているが、見たい人のをまとめて見る感じである。
どうしてこうなったかというと、SNSは、「何を言っているか分からない投稿」「自分自身の自慢をするだけの投稿(自己顕示欲のあらわれ)」「美味しい食べ物の投稿」「リア充をみんなに見て欲しい投稿」が大半を占めるからである。
読んでいて、面白くもなんともない。
まあ、自己満足で投稿しているのだから、それはかまわないし、自由にしてくれればいいのだが、特に読む必要を感じないのである。
私自身は大阪生まれ大阪育ちのため、自分を落として笑わせるというのになれているのと、話には起承転結が必要という世界で育ったので、なんのオチもない自慢だけの投稿にはイラッとするのである。
リア充の投稿は、充実しているなら勝手にやっておけと思ってしまう。なんで他人にそれを見せたいのかと思うのである。ええ。屈折してます。
美味しい食べ物の投稿は、自分がそれを食べられる訳でもないので、見ると腹が立つからである。食べても太らない人の投稿は余計に腹が立つ。
そのような中、天国に行くことのできる人のFacebookなどは好んで見ている。動物のために頑張る人たちであったり、生き物に優しい人である(T福S二弁護士とか、猫の保護活動をしている人とか。)。投稿に人の良さが出ている。
まあ、この程度にしておくが(ヒロシの本を何冊か読んだせいかもしれない)、皆さんいい週末をお過ごしください。
2020年8月27日 (木)
読書日記「ふわふわ」他
ふわふわ。講談社文庫。村上春樹。画・安西水丸。
象工場のハッピーエンド。新潮文庫。作者・画は同じ。
ランゲルハンス島の午後。新潮文庫。作者・画は同じ。
真夏の暑さで軽く読めるものはないかと自宅の積んである未読の本の中から3冊を引っ張り出してきた。
安定の安西水丸さんの画とともに、ふわふわでは猫に対する愛情が詩的に語られる。
象工場は短編集。超短編といってもいいかもしれない。
ランゲルハンスは、村上春樹のエッセイというか、なんとジャンル付してよいかというものが語られる。
直ぐ気楽に読めるが、ファンでないと今更読まないかもしれない。
2020年8月26日 (水)
読書日記「先生、大蛇が図書室をうろついています!」
築地書館。小林朋道。
シリーズものであるようだが、表題に惹かれて本屋で見て購入。
鳥取環境大学の動物行動の教授である著者が学生の実験や自らの体験や知見について語る一冊。
非常に読みやすい本である。
学生たちが課題に積極的に取り組んでいる姿が微笑ましいし、遊び歩いている学生とは違う(自分もそうだった自戒を込めて・・・)。
ニホンアナグマの実験をする生徒や、ヘビ好きのゼミ生、フィールドワークでアカハライモリを探したりなどなど。
冒頭のニホンモモンガの可愛さには悶絶するしかない。
この大学のノベルティグッズ(モモンガが刻印された自然木のコースター)が欲しいが、物を増やさないことを決めたばかりなので、何とかして手に入れるという意欲をぐっとこらえた。
2020年8月25日 (火)
机周りの片付け
いくつかAmazonプライムの無料の片付け本をKindleで読んで、事務所の机周りを今更だが片付け始めている。
まだ、道のりは富士山でいうと富士の樹海あたりであるが。。。
いくつかの本で読んだ、「本当にその文房具使いますか?」「要らない文房具は捨てましょう。」という点はごもっともな指摘で、机のペン皿に20本ほど使うことのないであろうボールペンが眠っていた。
全然使用できるものばかりだったのと、用途はあるため、捨てるのではなく、来客用や、事務局が使用できるはずなので、事務局に適宜使用するか、ストックにするよう渡した。
それでもまだペン皿にはあまたのペンなどがある。
本も一部読んでそのままにしていたマンガや未読のマンガ、書籍を自宅に宅急便で送った。
これは荷物をスライドさせているだけではあるが、久しぶりに机の面が出たところがある(私の机はコの字型なので、3面ある)。
机の面が見えるというのは素晴らしいことである。
大量に購入して飲まなかったシリカ水も女性陣にあげた。
その他、少しずつ整理したが、また仕事で時間が取れない時期が続くので、樹海から出られるのはいつの日であろうか。
いつの日か頂上に登りたいものである。
仕事のできるように見える(あくまで見えるだけ)、机の上がすっきりした弁護士に私はなりたい。
そう思う今日この頃である。
2020年8月24日 (月)
2020年8月21日 (金)
日傘
購入した折りたたみ傘が日傘を兼用できるものであった。
男性の日傘はあまり広がりがないが、これだけ暑いと日傘はアリではないかと思うこともある。
しかし、その一方で、日傘を差したら負けだという気持ちもある。
何に負けなのかはよく分からないが。。。
どうしたものであろう。
いや、暑いですねえ。。。
2020年8月20日 (木)
メールでの相談
時々、今までの依頼者でもなく、相談継続中の方以外の面識のない方から、メールでご自身の法的問題について質問をされて来られる方がいる。
メールでの相談は資料も見られないし、前提もわからないし、こちらも聞きたいこともあるということで、私の事務所では対応していない。
そのように書いているのであるが、時々メールが送られてくる。
面談での相談しかできないこと、メールでの相談だと不十分な回答しかできないのでしていないこと等を記載して返信するのであるが、100%に近いくらい折り返しがない。
特定のサイトの受付フォームから相談希望をされる方の中には、携帯しか書いていない人もいて(フォーム上メールを書かなくてもよいのである)、携帯に繰り返しを数回しても、折り返しがなかったりして、どうしようもないこともある。
困られているのではないかとも思うが、メールに返信がなかったり、折り返しがないとこちらとしてもやりようがない。
こちらとしてはできることを全てしているので、対応のしようがないのである。
一面識もない方からメールをいただいても、基本的にメールで簡単に解決するようなことはないので、「メールでちょっと聞いてみよう」というのはやめて欲しいものである。
2020年8月19日 (水)
読書日記「うさぎおいしーフランス人」
文藝春秋。文・村上春樹、画・安西水丸。
亡くなられた安西水丸氏の絵とともに、描かれる村上カルタである。
最近はこういうものはあまり書かなくなったが、昔の村上春樹はふざけた内容の本をたくさん出していた。
これも2007年の出版である。
正直よくこんな発想が出てくるなというふざけたカルタのオンパレードで、水丸氏の絵がまたいい味を出している。
これを読んだところで、人生に深みも何も出ないとは思うが、頭がほぐれていく気はするので、読書の効用の一つは感じられると思った。
まあ、ファンでないと読まないでしょうかね。
2020年8月18日 (火)
地獄の練習
8月15日は京都法曹サッカー部の練習日であった。
取れたグラウンドが14時から17時。
逆にいうと、この時間帯だからこそ空いていたのである。
当日のグラウンドがある地点の気温は38度予想。
スマホにはしきりに、運動は中止せよとの案内が入る(設定している天気予報のところから送ってくる)。
お盆のこの期間に助っ人も合わせるとなぜか25名も集まり(コロナでサッカーができていないので、サッカーに飢えていたのであろうか。)、大コートで11対11のサッカーをした。
私はコンビニで氷を買いあさり、凍ったアクエリアスを買い、頭には手ぬぐいを巻いて、首には冷感を出すというタオルを巻いて参加した。
10分×4本くらい出たが、死ぬかと思った。
手ぬぐいの中に氷を入れるなどして、なんとか乗り切った。サイドハーフで出て、アシスト1。
実際に1人、途中で軽い熱中症の症状でダウンした。そりゃそうであろう。
みんなにも氷を分けて何とか乗り切った。
普段からサッカーをして鍛えている人ばかりであったので、それくらいで済んだともいえる。
真夏のサッカーをして思ったことは、キングカズは大超人ということであった。
熱中症には皆さんも気をつけましょう。
2020年8月17日 (月)
2020年8月14日 (金)
セミの末路
鳴きまくっていたセミも少しずつ人生(昆虫だから蝉生?)の終わりが近いようで、休日隣の公園の真ん中でアブラゼミが背中を下にしてジジッ。ジジツと飛び立てないようであった。
人生の終わりが近いのであろう。
数時間後、外に出ると、カラスがそのセミを食べていた。
セミの人生は無常である。
夜になり、葉巻を吸っていると、隣の公園との水路のところがガサガサいうので、顔を向けるとイタチと目が合った。
イタチも私をじっと見つめて後ろ足で立ち上がり、私の方を見て鼻をヒクヒクさせていた。
イタチからしたら、「なんや、このオッサン。暗い中で何してるんや。」ということでもあったろうか。
数秒そんな見つめ合いをした後、イタチは暗闇に去っていった。
割とかわいい顔をしていた。
調べてみると、地域によってはニホンイタチは絶滅危惧種に指定されているようである。
きっと、イタチの人生も色々あるのだろう。
この夏、イタチも無事に過ごしてもらいたい。
以上です。
2020年8月13日 (木)
猛暑
猛暑で、口からは「暑い」しか出てこない。
梅雨が長引いていた時には、早く晴れ間が欲しいと思っていたが、ここまで暑くならなくてもよいだろうと思う。
暑さ対策のため、ワイシャツを着るのを辞めて、裁判所に行く日もかりゆしを着ることに決めた。
先日は飲食店でかりゆしを着ていたところ、「先生、前からそうと違うかと思っていたけど、沖縄の方だったんですね。」と言われた。
いや、色も黒いし目もぎょろっとしているが、私は大阪生まれの大阪育ちである。
沖縄にはものすごいシンパシー、郷愁は感じるし、大好きだが、沖縄の人ではない。
中々かりゆしでクールビズをしている人がいないので、その点が残念である。
しかし、暑い時はかりゆしでも暑い。スーツでネクタイをしている人を見かけるが、25年前に弁護士になった時は、私も真夏にもスーツを着ていたことを思い出すが、今はもう着ることができない。
余りに暑いので、庭で小型プールでも買ってきて、行水でもしたい気持ちになったが、近所からとうとうおかしくならはったと思われるのがオチだろうと思い、コンビニでかき氷を買うにとどめた。
いや、しかし暑い。
2020年8月12日 (水)
読書日記「犬物語」
スイッチバブリッシング。ジャック・ロンドン。
村上春樹とともに翻訳に関する対談などが書籍化されている柴田元幸の翻訳である。
ジャック・ロンドンは古い作家であるが、未だ読み続けられている。
この本は本屋では在庫がなく、Amazonでも売り切れだったので紀伊國屋書店で取り寄せをした。
狼に近い犬の物語がいくつもつづられる。
代表作、「野生の呼び声」は、いつかどこかで読んだ記憶があるが、すっかり忘れていたので、再読できてよかった。
小次郎のような犬ではなく、完全に野生に近い、狼との差がほとんどない、荒々しい原始の犬たちである。
これはお勧めの一冊である。
2020年8月11日 (火)
2020年8月 7日 (金)
読書日記「一人称単数」
文藝春秋。村上春樹。
村上春樹の最新短編集。
雑誌に掲載されていたものをまとめたもので、書き下ろしは一作。
雑誌に掲載されていた時に読んでいたのであるが、少し前のものはかなり忘れていた。
ネットではひどい評価をしている人物もいるが、そうであれば読まなければよいのだし、何かの対談で読んだのだが、数多く読まれると、どうしてもアンチも一定割合はいるから、そういう意見は仕方がないという話があり、なるほどと思ったものであるが。
私としては楽しめたので、特に文句はない。
ヤクルトスワローズ詩集を読んで、本当に自費出版したことがあり、ネットで探した人もいるかもしれない。
作品の中では、ウィズ・ザ・ビートルズと、品川猿の告白がよかったと思う。
そろそろ次の長編が出ないかと思っている。
2020年8月 6日 (木)
マダニ
新型コロナも恐ろしいが、マダニの感染症は非常に怖い病気である。
日本でも草むらなどでマダニに刺されてダニにより媒介されて感染症を発症するものである。
厚生労働省のホームページでその恐ろしさを知ることができる。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html
その中で最も怖いのは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)である。
これは発熱とともに血小板が減少し、致死率は1~3割である。
なので、草むらなどに入る時には注意が必要である。
時には草むらに犬が入り、マダニが犬に吸い付いて、無理矢理取ろうとして人が感染することもある。
なので、二代目小次郎の散歩の時は、小次郎の健康のためにも、マダニが小次郎についていないか、かなり目を光らせている。
白いので目立ちやすいが、ご近所のワンコは黒い犬で、目立たないため、長らくマダニが吸い付いていたことを家族が気づかなかったという例もあったのである。
私の自宅はそこそこ田舎なので、外で葉巻を吸っているとマダニが足下に近づいてくるのを発見することがある。
とりあえず、葉巻の火を近づけると逃げていくが、時には葉巻の先の火で駆除することもある。
もちろんその葉巻はもう吸えないが。。。
あまり知られていないが、マダニは怖いのである。
2020年8月 5日 (水)
読書日記「湖の男」
創元推理文庫。アーナルデュル・インドリダソン。
エーレンデリュル捜査官シリーズの文庫本の最新作。
湿地が第一作だったので、何作か飛んでいるため、登場人物の状況がその間に色々と変わっていた。
順番に読めばよかったと後悔しつつ、これも直ぐに読了。
干上がった湖の底から発見された頭部に穴が開いた白骨死体。
その白骨死体は誰か、誰が彼を撲殺したのか。
なぜその白骨死体にはソ連製の盗聴器が重しとしてつけられていたのか。
失踪した人物を探すことに執念をもっている主人公の捜査が始まる。
いくつかの賞を受賞したことも納得できる一冊である。
2020年8月 4日 (火)
私の読書遍歴
たまにどういった本を読むとよいかとか、どういう本を読んできたかなど聞かれることがある。
正直、一言で話をするのは難しいので、裁判所も事実上の夏期休暇に入ることもあり、読書遍歴を書いてみる。
小学生の低学年の頃、同居していた祖父に天満橋にあった松坂屋の本屋に連れて行ってもらうことが楽しみであった。
そこで祖父に江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを1冊ずつ買ってもらい読んでいた。
記憶にある限り、これが最初のきちんとした読書であったろう(マンガは小学生から49歳の現在まで読み続けているが)。
小学生の高学年になり、海外のクラッシックなミステリ物(ホームズやポー、エラリー・クイーンなど)を読み始めるとともに、金田一耕助シリーズを集め出した。今から思うと横溝正史の小説は小学生の高学年には早すぎる(エロチックなところがあるため)のだが、ストーリーに轢かれて、大学生になるまでに角川文庫の全冊をそろえた(金田一シリーズ以外の由利先生ものや、子ども向けの金田一シリーズ含めて)。
小学生から中学生にかけては、今はもうないのだと思うが、ワニ文庫を読みあさった。
高校の2年くらいからは歴史小説にも手を出し、司馬遼太郎、津本陽、吉川英治を読んできた。
大学生では、夏目漱石をほぼ全て読み、ここでレイモンドチャンドラーと出会うことになる。
その後は自然科学分野やミステリ、ノンフィクションなど手当たり次第に読んできたのだが、文学は夏目漱石以外、さしたる作品を読んでこなかった。今となっては、高校生の時代からもう少し文学を読んでくれば人格ももう少しまともであったかもしれないと思っている。
40歳を越える頃から文学作品を時々読むようになり(村上春樹含む)、絶版になると困ると思い買うのだが、読みたい本を次々に買うこともあり、中々文学作品を読めていないのが反省である。高校生の時は分からなかったであろうことが、40歳を越えてからの文学読みにはわかることもあり、悪いことばかりではないかもしれないとも思い始めている。
引退をしたら、毎日読書三昧で過ごしたいという思いもないではないが、おそらく定年もないこともあり、弁護士業を引退することは死ぬ間際ではないかという気もしているので、読書三昧で過ごせる日はおそらく来ないであろう。
時々もう少しで読むことのできる本を仕事の合間に読んでいると事務局が来て、本を隠したりしていることもある。
出かけにくい今年の夏なので、インドアでできることで最も手っ取り早いのは読書ではなかろうか、と思っている。
皆さんも読書しませんか?