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2020年12月28日 (月)

今週の小次郎

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 牢名主のような二代目小次郎である。
 当事務所は12月29日から1月5日まで年末年始の休業に入ります。
 このような時代ではありますが、皆様、よいお年をお迎えください。
 私も、二代目小次郎とまったりと過ごしたいと思います。

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2020年12月25日 (金)

読書日記「夏への扉」

 ハヤカワ文庫SF。ロバート・A・ハインライン。

 SFの中でも名作とされているもので、そのうち読もうと思い購入していた(その間に新訳が出たが)。
 恋人に振られ、会社の権利も奪われてやけくそになり、コールド・スリープで未来に行こうとしている主人公。
 猫といっしょにコールド・スリープに入ろうとするが、冷静になり、恋人とかつての共同経営者の基に行くのだが、主人公の運命はどうなるか。
 1956年に書かれたものとは思えない内容で、面白く読めた。
 どんでん返しが最後に待っている。
 これもまた小説の醍醐味であろう。

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2020年12月24日 (木)

ブログ記事のご紹介「日弁連ひまわり基金20周年記念シンポジウム ここに弁護士がいてよかった」

 https://plaza.rakuten.co.jp/yyy0801/diary/202012190000/

 

 私が委員長を務めている日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会が企画し、オンラインで配信された表記シンポジウムの内容について、バネリストとして出演された葦名ゆき弁護士が当日のシンポジウムの内容を詳しくご紹介されていたので、是非読んでいただきたく、ご紹介するものである。

 

 当日の内容が整理されているので、見られなかった人も、是非、今からでも配信を見ていただきたい。
 また、全体を見られない人でも、YouTubeで、当日のエッセンスが詰まった動画を見ていただきたい。

 なお、私はこの配信の総監督であった。

 

 https://www.youtube.com/user/nichibenrentv/videos

 

 弁護士過疎地域で働くひまわり基金法律事務所所長のやりがいや、経済的支援を受けて開業された弁護士のやりがいについて、動画でわかりやすく紹介されている。
 これを見られている若手弁護士や、修習生、法科大学院生におかれては、是非、動画だけでも見ていただいて、地方で働く魅力についても知っていただきたい。

 

 なお、京都弁護士会でも「地方で弁護士をしませんか」シンポジウムで配信した京都府北部で働いている弁護士2名の動画を配信中である。
 こちらも併せて見ていただくと、弁護士過疎地域で弁護士をすることのやりがいや意義について、さらに理解が深まることは間違いない。

 

 https://www.youtube.com/user/kyotobarassociation?feature=watch

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2020年12月23日 (水)

月曜日の日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の会議

 月曜日に私が委員長を務める日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の会議がある場合、以下のようになる。

 9時30分から10時あるいは10時30分まで、ひまわり基金20周年記念PTの会議。
 10時又は10時30分から12時まで、3つある部会に均等に参加して、委員長がいる間に議論した方がよいところについて議論に参加。
 13時から17時まで、本委員会会議。
 17時から20時頃まで、法律相談再生PT・広報PTの合同会議。

 12月21日は月曜日に委員会があり、終了したのは19時40分頃であった。
 これだけ終日会議をしていると、終わった頃には何も考えられないし、翌日しないといけない仕事が溜まる。
 
 ということで、22日のブログの更新ができなかったのである。

 22日は思考能力が若干低下していると思われる。多分、若干で済むはず。。。

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2020年12月21日 (月)

今週の小次郎

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 毛布でくるんでやると御機嫌な二代目小次郎である。
 こうして見ると、小さい頃の顔とあまり変わりがない。
 
 本日から京都は時短要請期間が開始する。
 一日も早く感染の広がりがおさまることを祈るばかりである。

 12月も残すところわずか。
 今週も頑張っていきましょう。

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2020年12月18日 (金)

指示スタンプ

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 時間の有効活用をするために、事務局への定型的な指示に時間をかけないようにしている。
 よくする指示はスタンプを作っている(このスタンプは、自由に文字を入れられる)。
 指示を裏紙に書いて、記録とともに挟み、アウトボックスに入れる。
 急ぎのものは急ぎと赤で書く。
 事務局からのものは、インボックスに入れる。急ぎのものは声をかけてもらう。
 事務局も、よくあるものは、依頼者への依頼スタンプを作成している。
 事務局も効率的に、と思っている。

 これだけのことを毎回手で書くと、時間が相応にかかるし、数十秒の差が、積もり積もればバカにならない。
 広島の弁護士がうちに来た時に、このスタンプを見て、早速導入し「今まで手で書いていたものが、時間短縮になった」と喜んでいた。

 このスタンプの営業社員ではないが、このスタンプは便利である。

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2020年12月17日 (木)

ふるさと納税

 様々な物議も醸し出したふるさと納税であるが、私はピースワンコジャパンへのふるさと納税を毎年選んでいる。
 自分では動物の保護活動まではできないので(関与されている方には、本当に頭が下がる思いである)、少額ながら、寄付をさせていただいている。
 杉良太郎氏は、収入の2割をずっと寄付されてこられているということであり、尊敬している。
 それを売名行為だと言われた時に、杉良太郎氏は、「もちろん売名だよ」と回答された上で、自分がこれまでにしてきたこと(もちろん収入の2割の寄付だけではない。あまたのボランティアなどもされている。)を伝え、「同じことを自分がした上で、同じ質問をしてください」というと、相手は黙ったというエピソードが大好きである。
 杉良太郎氏のようにはとうていなれないが、ワンコが1人でも幸せになって欲しいと願う年の瀬である。

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2020年12月16日 (水)

桜の紅葉

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 庭に二本ある桜のうち、一つは早々に葉が散ったが、もう一つは紅葉している。
 あまり桜の葉に注目していなかったが、桜も紅葉することを知った(世の中の人は皆知っていることかもしれないが・・・)。
 少し前に撮影しており、少しずつ葉が散っている。
 この葉が散った時に、新型コロナウィルスの感染者数も減っていればよいのだが。

 日々を過ごしていくしかないのである。

 以上です。

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2020年12月15日 (火)

不眠知らず

 特にこの時期は、知らない間に寝ている。
 原因は2代目小次郎であり、ソファーにいると股の間に入れろと入ってくるので、知らない間に二人で爆睡である。
 何か眠くなるオーラを出しているものと思われる。

 眠れない人には、股の間に犬を入れてみてはどうかと提唱している(猫でも可)。
 ただし、でかすぎる犬だと、かわいいが、苦行になると考えられる。

 以上です。
 

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2020年12月14日 (月)

今週の小次郎

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 口を開けてやや怒りの二代目小次郎である。
 おもちゃを早く投げて欲しいのである。
 日々、違うことで笑顔にさせてくれる。

 12月も半ばとなりました。
 今週も頑張っていきましょう。

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2020年12月11日 (金)

読書日記「ミャンマーの柳生一族」

 集英社文庫。高野秀行。

 辺境冒険作家の筆者による「合法的な」ミャンマー滞在記である。少し古い本である。
 早稲田大学探検部の先輩で、作家の船戸与一がミャンマーを舞台にした作品を書きたいということで、ガイド役として連れて行かれる。
 ガイド役として行きながら、それを一つの滞在記にまとめるところが筆者の真骨頂である。
 なぜ合法的に入国かというと、これまで筆者はほとんどが違法に入国しているからである。
 一大アヘン産地で一緒にアヘンを栽培したり、何回かミャンマーに潜入している。
 これだけで驚くのだが、ミャンマーの現状について江戸時代になぞらえて、その対立構造を説明しているところである。
 もちろんやや設定に無理があるところはあるが、これが非常にわかりやすい。
 これまでミャンマーの少数部族に潜入してルポを書いており、違法入国もしていることから、ピザが下りるか心配していたところ、あっさりピザは下りた。
 しかし、常にミャンマーの軍事政権のお目付役が同行することになった。
 このトップを江戸時代の大目付であった柳生宗規になぞらえて、諜報機関を「ミャンマーの柳生一族」と呼んで滞在記を書いているが、相変わらずの抱腹絶倒の滞在記である。
 高野秀行、やっぱり面白いなあ。

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2020年12月10日 (木)

コート考

 くだらない話なので、読まなくても大丈夫である。

 コートについて、色々と考えた。

 外出している時の寒さを中心にある程度ごつめのダウンコートを購入するか(例えば、ウールリッチやカナダグースなど)、あるいは電車内での暑さを考慮して、薄手のコートにするか、ここ2ヶ月ほど悩んでいた。
 歳も50になったので、カジュアル過ぎるものもどうかとも考えていた。

 以前にも書いたが、大阪の会長までされた高名な弁護士は、電車内では暑いので、コートを脱いで棚に置いていたところ、数回そのまま忘れてしまったことから、コートを一切着ないことにしたということであった。
 大寒波が来た時にご一緒した際、「今日は寒いねー」と震えておられた。

 そこまで思い切ることもできないのだが、いくら換気されているとはいえ、ごついコートだと電車の中は暑いし、私は基本室内にいる(事務所か裁判所など)ことが多く、寒波が来た時にごついコートを着て、結局電車内で汗をかいたことなどから、薄手のビジネス系のコートを今期は購入することに決めたのであった(今まで着ていたコートはだいぶくたびれているためである)。

 ある程度事前にネットで見て、「これにしよう」と思っていたコートをいざ店で着てみたところ、Lサイズでも細くてキツキツである。
 店の人によると、「そちらはスリムフィットでこざいまして・・・」とのことであった。
 スリムフィットなんか要らんねんと思いつつ、二番手に考えていたコートは、なぜかMサイズでちょうどよかった。
 店の人によると、「そちらは通常のタイプでして・・」ということであった。
 どうして、私の欲しかった形のコートも通常タイプで作ってくれなかったのであろう。
 結局、裏に薄手のダウンのライナーを取り付けられるステンカラーコートタイプ(色はネイビー)となった。
 これならそこそこは温かい上、電車内で暑くもないであろう。

 コートって難しいなと思った今日この頃である。

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2020年12月 9日 (水)

安物買いの銭失い

 裁判のIT化に伴い、Web会議が実施されている。
 うちの事務所でも今後Web会議に対応しないといけないと考えていたところ、代理人が数名で出る場合には各自のPCからでは無理がある(1人なら、各弁護士も会議をオンラインで行うため、既に各自のPCにウェブカメラを取り付けているので、対応は自分の机で可能である)。
 そのため、Web会議専用のPCを購入しようと考え(来客室でノートパソコンを置いて、2人で出られるようにしようとした)、安価なノートパソコンを購入した。
 しかし、届いてからわかったのである。
 そのノートパソコンにはカメラが附属していないことが。。。

 以上です。

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2020年12月 8日 (火)

読書日記「ジョン・ボルトン回顧録」

 朝日新聞出版。ジョン・ボルトン。

 トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めていた筆者が、トランプ政権の内幕を赤裸々に描いた一冊。
 トランプ政権は発行差し止めを要求するに至ったが、裁判所により退けられている。

 トランプ政権で何が起こっていたのか、トランプの行動はどういう発想で行われたか。
 外交の場面でどのような危機があったのか。

 この本を前提にすると、正直、全世界で最も影響力の強い国の政策がこのようなトランプの気まぐれで左右されていたかと思うと、ぞっとする。
 上下段組で500頁を越えるので、手軽に読むことはできない一冊だが、トランプ政権がどのように運用されていたのかを知りたければ、この本は必読であろう。
 面白かったが、逆にこれが真実なら、アメリカという国がどこに行くのかと思うと、怖い一冊でもある(これを書いている時点で、バイデンがほぼ当選を決めたという報道のみがされているが。ボルトンも、トランプの二期目は何をするか分からないと警告している。)。

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2020年12月 7日 (月)

今週の小次郎

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 毛布にあごを乗せている二代目小次郎である。
 犬あるあるあるあるという歌で、犬がよくやる仕草で、「あごを乗せる」というのがあるが、アレである。

 呑気で暮らしている。

 これを書いている時点で、新型コロナの猛威が収まらない状態であるが、今週も何とか頑張っていきましょう。

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2020年12月 4日 (金)

新聞の名刺広告

 私は時々弁護士会と協賛している新聞の名刺広告を出している。
 この名刺広告も、年々出す弁護士が減っている。
 ある時などは、私1人ということもあった。別に京都弁護士会代表でも何でもないのだが。

 名刺広告を出して、新たに依頼が来ることはほとんどないのだが、依頼者や過去の依頼者が喜んでくれることが多い。
 「いや、お金さえ出せば掲載してもらえるんですよ」というのだが、「それでも、掲載費用を出して乗せておられるところがすごい」などと喜んでくれたりする。
 依頼者が喜んでいただけるので、これからも名刺広告は出していくのだろうと思っている。

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2020年12月 3日 (木)

京都弁護士会の動画「犯罪被害者の叶わぬ願いと弁護士が支援する理由|弁護士の本音インタビュー」に出演しました

 https://www.youtube.com/watch?v=lOsQ0m48OkU


 
 大変恥ずかしいのだが、京都弁護士会のYouTubeチャンネルで、高橋みどり弁護士とともに、犯罪被害者支援について、動画出演をさせていただいた。
 それほど長くない動画なので、専ら高橋みどり弁護士を中心に(私はできるだけ見ないようにして)、視聴いただければ幸いである。

 この動画を作ったのは、私と同じ京都弁護士会に所属する新井弁護士である。
 彼は弁護士でありながら、動画を作ったりHPを「業として」作ったりしている。
 ひまわり基金20周年シンポジウムで放映した、過疎地の弁護士のドキュメンタリー動画も、彼に作ってもらった。
 弁護士はもちろん、士業・法人・個人事業主からの仕事依頼を受け付けているそうだ。
 気になる方は、直接連絡してみて欲しい。

 HP:https://reo7a.com/

  過去の作品:https://www.youtube.com/channel/UCR7RYo0_DLmXu8ACYya6yCQ

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2020年12月 2日 (水)

リモートワークゼロ

 先日、私より少し期が下の弁護士2人と話をしていたら、1人は、「事務所にあまり行っていない。リモートが多くなっている。もう少し来るように言われている。」ということであり、もう1人は、そこまでではないものの、リモートワークはしているということであった。

 2人とも経営弁護士である。
 私は、緊急事態宣言も通じて、リモートワークゼロなのである。
 旧来型の人間なのであろうか。
 一応感染対策はして通勤しているし、事務所内も相当しているつもりである。

 事務職員は休業を命じて休んでもらったこともあったが(11月30日から年内は交代で再び休業。勤務弁護士も交代で休業。)、私はずっと事務所に出ている。
 リモートワークではなく、さらに自宅に帰ってからも、土日も自宅で仕事をしていたりもする(ただし、メールを返信するくらい)。

 リモートワークをした方がいいのかとも思うが、打合や裁判が普通に入っているので、リモートはできないのである(緊急事態宣言中も打合があったし、新件相談は普通に来ていたのである。)。

 リモートワークしている人は、どうやっているのであろう。
 Zoomで依頼者とも打合をしているのであろうか。
 しかし、個人の顧客が多い私の場合、Zoomで打合などできない。
 法人などの顧客ばかりで、Zoomでスタイリッシュに打合をしているのであろうか。
 謎である。

 きっとこれからもリモートワークはしないであろうと思いつつ、筆を置く(いや、これでブログが終わりという訳ではない)。

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2020年12月 1日 (火)

同時廃止や個人再生の申立の手を抜いてはいけない

 同時廃止や個人再生の申立の手を抜いている弁護士がいる。
 もちろん、私も事務局の方で相当な部分はやってもらうが、最終的にはこちらの方でチェックして、家計票なども資料と照合する。破産に至る経緯は私の方で書く。再生についてもチェックはする。

 同時廃止で申立てたものが、裁判所によって管財事件となることがある。
 申立代理人が補正をきちんとしておれば、あるいは、当該事件の問題点に気づいて、申立代理人の方で相応の対応をしていれば管財とならなかったであろう案件が散見される。
 管財となれば予納金も必要なので、依頼者に経済的な負担がかかる。

 再生でも同様で、申立代理人の方で適正な申立をしていれば、個人再生委員が選任されることもなく、予納金がかかることもなかったのである。

 管財人や個人再生委員に就任すると、そうした申立代理人の手抜きが見えてくるから、当該弁護士の私の中での評価の低下にもつながる。
 また、何よりも裁判所はそうした申立をする弁護士を信用しなくなるであろうから、裁判所から管財事件なども回ってこなくなるであろう。

 例として負債整理事件をあげたのだが、事件はどんな事件でも一つ一つが個別であり、手を抜かず、依頼者のために何ができるかを最大限考えないといけないと思うのである。
 少なくとも、私は元ボスの姿からそう教えられた。私の元ボスは、着手金が5万円の事件も、100万円の事件でも、全件脂汗を垂らすように調べて、考え抜いておられた。私もそうありたいと願っている。
 一山いくらのような事件の受け方をしていれば、そのうちそうした弁護士は身を滅ぼすように思えてならない今日この頃である。

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