弁護士の風貌
私は25歳で弁護士になったので、若い頃は年上に見られたかったものだが、50歳となった今となっては、若く見られる方が嬉しいが、動画で見た自分は十二分にオジサンであった。悪いことに、精神年齢は30歳くらいから成長していない(当社比)。
すごく偉そうで、年も私より上かなと思っていた弁護士が実は私より期が10期以上下で、年も10歳くらい下だったことがあった。
私より期が上で相応に経験を積んでいそうなので手強そうだと勝手に思っていたのである。
その弁護士からすると、年よりかなり老けて見えるので本意ではないかもしれないが、手強そうに見えたので、ベテランに見えるというのは悪いことではないと思ったのであった。
そういう意味では、同じ内容を説明しても、風貌によって信頼度も違うように思われるので、弁護士の風貌としては、ベビーフェイスよりは威厳のある方がいいのであろうが、年齢を重ねると、ある程度若く見られたいと思うのは身勝手であろうか。
同級生と同窓会であった時、酔っていたこともあり、ある男性が相当若くみえていたので、事務局に「30歳くらいにしか見えへんねん」と話をしていたところ、後から送ってもらったそのときの写真を見たら、普通にオジサンであった。事務局から、「この人、全然若くないですよ。普通に先生と同年代にしか見えないですよ。」と言われたことがあった。
なにゆえあの時彼が若く見えたのか不思議であるが、写真は残酷であった。
美魔女という言葉が流行っているが、男性では中々にそういう人はいないようである。
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