読書日記「黒い司法」
亜紀書房。ブライアン・スティーブンソン。
サブタイトルは、黒人死刑大国アメリカのの冤罪と戦う。
1980年代アラバマ。黒人に対する差別から、やってもいない犯罪で、ずさんな証拠で、死刑宣告をされている黒人が大量にいる。
筆者もアフリカ系アメリカ人(黒人)であり、日々えん罪で死刑宣告をされた人のために奔走する。
犯人に仕立て上げられたウォルターをブライアンは救うことができるのか。
その他、様々なエピソードが記され、頁を読む手が止まらなかった。
歪んだアメリカの司法制度の闇を余すことなく浮き彫りにした一冊である。
| 固定リンク
コメント