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2021年5月 7日 (金)

読書日記「人喰い」

 亜紀書房。カール・ホフマン。

 1961年、ロックフェラー家の御曹司が首狩り族がいるニューギニアの地で消息を絶った。
 彼は首狩り族に食べられたのか?溺死したのか?あるいはサメやワニに襲われたのか?
 首狩り族はなぜ首を狩り、人を喰うのか?
 仮にロックフェラー家の御曹司が襲われ、喰われたとすれば、それは「なぜ」なのか。
 大富豪ロックフェラー家の御曹司の失踪を資料を基に追ったノンフィクションである。

 人喰い人種の生態や謎を解き明かすとともに、事件の真相に迫っている。
 大変興味深いが、読後感はよいとはいえない。
 ノンフィクションに興味のある方はご一読ください。

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