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2021年6月30日 (水)

相続財産管理人

 相続財産管理人も定期的に家裁から選任されているが、申し立てた人が家主などで事情が全く分からないことがある。
 相続人がいて相続放棄している場合も、「しばらく行き来もなかったので、事情がわからない。」と言われてしまい、途方に暮れることがある。
 自宅内を家捜しして、預貯金通帳などを確保してくることから始まるのである。
 後は郵便物から財産が判明することもあるので、郵便物もできるだけ入手してくる。

 公共料金が口座引落されていると、その口座がどれかを照会して、そこから預金がどこにあるか分かることもある。
 地代を滞納していて、建物を収去して土地を明け渡さないといけなかった事例では、公共料金の引落口座から預金を探し出して、建物の撤去費用を全て支払うことができた。
 相続人がいて、事情があり相続放棄したような事例で、財産を整理してくれていると、本当にありがたく感じる。
 時代の流れから、今後相続財産管理人が選任される事例がどんどん増えていくように感じている今日この頃である。

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2021年6月29日 (火)

コーヒー談義できる人がうらやましい

 SNSやテレビ、インターネット記事などで、コーヒーについてのこだわりなどについて書かれていることがある。
 私自身は、コーヒーの味も香りも好きなのだが、飲むと体調が悪くなるため、時々もう大丈夫ではないかとチャレンジするが、やはりダメであり、もう飲むことを諦めている。50歳までダメだったのであるから、もうダメであろう。
 なので、こだわりのコーヒーについての議論がされているのを見るとうらやましいのである。
 仕方なく、お茶か紅茶を飲んでいる。

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2021年6月28日 (月)

今週の小次郎

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 ソファーの上で行き倒れているいぬがいる。
 二代目小次郎である。
 梅雨の時期は身体が濡れるため、散歩の後は服を脱いでいる。
 疲れ果てて行き倒れのようになっているのである。
 オンとオフの切り替えが早い。

 6月も早くも終わりそうで、1年の半分が既に経過したと思うと恐ろしい。
 明確なビジョンもなく、日々を生きていると、あっという間に月日が経ちそうである。
 日々の仕事については私なりの考えがあるのだが、大きい将来のビジョンがないのである。
 今週も頑張っていきましょう。

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2021年6月25日 (金)

読書日記「アルカイダから古文書を守った図書館員」

 紀伊國屋書店。ジョシュア・ハマー。

 西アフリカ・マリ共和国中部のトンブクトゥは古くから栄え、イスラム文化が華開いた街である。
 16世紀には多数の学校やモスクが建てられた学術都市であった。そのため、古文書が数多く各家庭で密かに守り伝えられていた。
 主人公は、図書館員として、各家庭から血のにじむような努力で古文書を買い取り、図書館に納めていく。

 図書館の建築などに各団体から寄付金が出てこれからという時に、マリ北部が過激派アルカイダにより制圧され、トンブクトゥもその支配下に置かれる。
 イスラム原理主義者は、書物を憎み、書物を見ると焼いてしまう可能性がある。
 主人公は、38万冊の街の図書を街から避難させる計画を立案し、現実にやってのけたのである。
 カラーで少しだけ掲載されている古文書は見事というほかなく、こうした文化遺産が後生に残ったことは僥倖であった。

 単に古文書を守ったという話ではなく、マリという日本から離れた国の世情やイスラム過激派の台頭など、日本にいては全く知ることのできない世界を描いた秀逸なノンフィクションである。

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2021年6月24日 (木)

少し間が空くと忘れてしまう事件の続き

 通常の再生事件も、件数自体が少ないので、引き受けるたびに再勉強の必要がある。
 全く経験がない弁護士もある程度いるのではなかろうかと思っている。

 私は過去に申立1件(無事再生計画認可)と、監督委員1件を経験しているという状態で、先日1件監督委員に就任した程度の経験数なので、打診が来て断ることはないが、新しく引き受けるたびに再勉強している。
 ポイントは押さえているはずなのでイチから勉強するのとは訳が違うが、個人再生とは異なり、再生そのものが中々債権者の理解を得られず認可されることが難しいので、申立にちゅうちょするところもあるであろう。そのため、件数が少なくなると思われ、母数が少ないことから、事件と事件との間が空くのである。
 特に自力再生はかなりハードルが高い(事業を売却しての再生はまだ可能性はある。)。

 昔は、債務免除を受けた分について免除益課税がされ、それが利益とみなされて、せっかく再建しようとしているのに税金がその邪魔をしていた。どう考えてもおかしい税制であった。
 現在は、再生における免除益課税は基本的に課税されないことになっている。倒産しそうだから再生の申立をするのに、免除された分に課税するのはおかしいから、これは正しい方向である。
 これも先日調べて、課税通達が改正されていたことを知ったのである。
 事件のたびに調べ物が必要で、この仕事はいつまでも勉強が必要であると痛感する日々である。

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2021年6月23日 (水)

少し間が空くと手続を思い出す必要がある

 刑事事件に被害者が参加した場合に、かなりの件数でその代理人となってきた。
 被害者参加代理人の経験件数は日本の中でも多い方であろうと思っている。

 ただ、裁判所の統計によると、被害者参加の対象事件でも、現実に被害者が参加している事件は割合に少ない。
 元々件数が少ないし、私以外の弁護士も当然被害者参加される方の代理人になることも一定程度あるはずなので、私自身も、被害者参加をしている事件が常時あるほどでもない(並行して受任できるほど簡単な事件ではないということもある。)。
 たまに、刑事事件の際に他の弁護士を依頼していたが、その弁護士の活動に不審を抱いて民事から依頼されてこられる方もいるが、刑事記録を読み返してみると、参加代理人弁護士の活動を見て、「もっとやりようがあったよね。。。」と思うこともないではない。

 話が逸れたが、常時受任している訳でもないので、私も少し間が空くと、手続を忘れるので、特に国選で依頼を受ける場合、毎回条文を見て、手順を確認し、手続を見直している。
 新米の検察官などだと、被害者参加の経験がなかったりするので、トンチンカンな連絡をしてくることがある。
 そもそも被害者参加の事件数自体が少ないので、検事も対応の仕方を知らないことが割合あるのである。
 刑事事件の専門家なのだから、細かく内部で研修などしていないのだろうかとも思うのだが。

 国選だと言っているのに、参加許可が出る前に、「委任状を出してください」と言ってきたりする。
 いや、国選なので、裁判所に参加が許可されてから法テラスには委任状等出しますが、委任状を私が直接出したら私選ですよね、という話をしたりする。
 裁判所に提出する参加の申出書を作ってください、と言われたこともある。
 刑事訴訟法上は、検察官に被害者が参加の申出をして、検察官が裁判所に被害者の参加の意思を伝えることにされている。なので、被害者が裁判所に申出をすることはないのである。そのことを指摘すると、慌てて「確認します。」となったりしたのである。
 私に指示する前に条文を調べてもらいたいものである。

 なので、新しく被害者参加の事件を受ける時は、基本に立ち返り、条文を調べて法テラスの手順等も確認している。
 間が空くと人は忘れてしまうし、思い込みもあるからである。

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2021年6月22日 (火)

いい方法があれば助言します

 離婚事件に多い印象があるが、「離婚したいが、配偶者が離婚を拒否している」「調停や訴訟をしないで、すぐに離婚できる方法はないか。」という相談である。
 そもそも配偶者が離婚したくないと言っている場合、多くの場合には直接本人同士で交渉しても事態は動かないことが多い。
 そのため、そのように助言して、離婚原因がある事例では、「調停をして、それでもダメなら訴訟をするしかない。」との回答をする。
 調停も話合いなので、調停委員の方で説得をしても、配偶者の「離婚したくない」という意思が固ければ、訴訟をするしかないし、逆にいうと、それ以外ない。離婚原因がさほどないか、立証が困難と思われる事例では、そのようなアドバイスすらできないこともある。
 かなり配偶者にとってよい提案をしているから、納得しないのがおかしいというようなことを言われることあるが、配偶者の方は、「条件ではなく、その前提である離婚をしたくないと言っているのだから、条件面での交渉という場面ではないから、いかんともしがたい」としか言いようがない。
 早く解決したいというお気持ちはわかるのだが、求める結論を見いだしたいのであれば、逆に調停をして、決裂してから訴訟をするのが実は一番早いのである。離婚原因があると認められ、立証できる場合であることは前提である。
 そのように説明するのだが、相談者の求めておられる答えとは異なっていることはこちらも分かっている。
 「他にいい方法はありませんか。」とさらに求められることがあるが、私もプロなので、いい方法があれば当然、そのいい方法を助言する。
 急がば回れ、というが、上記のような事例では手続をとるしかないのである。
 求めておられる回答と違う回答なので、依頼されないこともあるが、「交渉して私がまとめてあげます。」というような弁護士に依頼はされない方がいいですよ。費用だけ取られて、できませんでした、になりますよ、さらに時間を無駄にしますよ、と最後に助言するようにしている。
 プロがこの方法しかないと言っている場合には(プロと名乗るだけの能力がない弁護士の場合は除く)、後はその助言に従い進める方が話は早いのである。

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2021年6月21日 (月)

今週の小次郎

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 笑顔の二代目小次郎である。
 雨の中散歩に行ったので服を脱いでいるのと、散歩から帰ってきてご機嫌なのである。
 
 緊急事態宣言は沖縄を除き昨日で解除されることとなったが、京都はまん延防止重点措置の指定にされることとなった。
 細かい規制はこれを書いている時点でわからないが、こんな規制をしている状態で五輪ができるのかと皆思っているだろうし、五輪ができるというなら、もっと規制を緩和すべきだろうと、誰しも思っているであろう。

 今週も頑張っていきましょう。

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2021年6月18日 (金)

読書日記「馬と人の江戸時代」

 吉川弘文館。並平賢治。

 マニアックな歴史本をたまに購入して読んでしまう。
 犬の伊勢参り(平凡社、仁科邦男)とか、戦国時代の本でも、研究者レベルのものとか(武田氏滅亡・角川選書・平山優、同著者の天正壬午の乱など)。
 そんなことまで知らなくても生きていくことができるし、生きて行くについてさほど役に立つとも思えない歴史マニアック本も私の好きな読書分野である。そもそも読書が知的好奇心を満たすものであることから、読書自体がそういうものだと言ってしまえばそれまでであるが。
 江戸時代における馬と人のあり方について、主として南部の馬について、人との関わりや将軍家との関わりなどについて史料に基づいて「馬と人の関わり」から江戸時代を知ろうとする一冊である。
 マニアックな方はどうぞ。

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2021年6月17日 (木)

夜に鳴く鳥

 前に読んだ小説で、主人公とサブ主人公が、「夜に鳴く鳥はいない」「いや、夜に鳴く鳥はいる」というやりとりをしている場面があった。
 何の小説だったか覚えていないが、そのやりとりが確か伏線となっていたような気がする(人間は読んだ本の大半は忘れるようにできているのである。)。

 結論からいうと、夜に鳴く鳥は普通にいる。
 私の自宅近くでも、夜に喉を絞められているようなギャァァァという声で鳴きながら飛んでいる大型の鳥がいる。
 調べてみたところ、アオサギであった。

 都会では中々いないであろうが、私はやや田舎に住んでいるので、ほぼ毎日聞いている。
 特にオチもないのだが、田舎に住んでいる人からしたら、冒頭の小説のやりとりを読んだ時に、「いるに決まってるやんか。この二人、何のやりとりしてるねん。」と思ったことをアオサギの鳴き声を聞く度に思い出すのである。

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2021年6月16日 (水)

卵かけご飯

 時々無性に卵かけご飯が食べたくなるが、それは私だけではあるまい。
 時折報道番組でも、卵かけご飯特集をしている。

 鳥インフルエンザや飼料の高騰で、卵の価格が高騰しているため、卵かけご飯をするのも贅沢な時代となっているのかもしれないが、卵かけご飯特集をすると、町を行く人のこだわりの食べ方も同時に特集したり、シェフなどの美味しい食べ方なども披露されていることが多い。
 食べ方にも、黄身だけにする人とか、他の器で溶いてから醤油もかけて食べるとか、色々である。
 海苔を入れたり、他の具材を入れたりなど様々である。

 私は、基本的には卵かけご飯はご飯に卵をそのまま乗せて醤油をかけて、ご飯と混ぜて食べればよいと思うのであるが、皆さんはどうだろうか。
 板東英二は卵かけご飯を食べるのか気になる今日この頃である。

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2021年6月15日 (火)

コロナ下のタクシー事情

 先日現場に行くために事務所近くからタクシーに乗った。
 公共交通機関では非常に行きづらいところにあったためである。
 自家用車で移動される弁護士も割合いるが、私は自動車の運転が好きではないこと、事務所近くで駐車場の確保が困難な上、費用が高いこと、事故を発生させないとも限らないこと、結局保険料なども踏まえて考えると経費として変わりがないか、安いと考えられること等々から、移動にはタクシーをよく使うのである。

 

 現場まではけっこう離れていたので、2500円ほどかかったが、行き先を言うと、その運転手さんは上機嫌となり、「すいません。最近お客さんが減っているので、テンションが上がっていてすいません。」としてタクシー業界の話をしてくれた(まあ、想定はしていたところだが)。
 昼間は走っているタクシーの台数はコロナ前と比較すると概ね4割程度で、それでも暇で暇で仕方ないということであった。
 観光客はいないし、リモートなどもあり、乗る人がいないということである。
 修学旅行生も来ないので大口の貸し切りもないとのことであった。
 昼間はまだましで、夜の部で働いている人は、祇園などでは全く客がいないので、夜中に帰宅する看護師さんや医師、あるいは役所の方々がターゲットだが、それでも売上的には微々たるものということであった。
 当たり前のことだが、つらいのは飲食店だけではないと言われていた。
 元々京都はタクシーが多いというところもあるが、私のように仕事でしょっちゅうタクシーを利用する者からすれば、タクシーもある程度走っていないと困るのである。

 

 帰りは流しのタクシーがあるだろうと思っていたら、20分ほど見つからず、炎天下を歩いたのでヘトヘトになった。京都のその日の気温は32度ほどあったのである。台数が減っているのと、京都の中でも端の方だからであろう。
 日常が戻ってきて欲しいものである。

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2021年6月14日 (月)

今週の小次郎

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 父ちゃーん、と甘えてきている二代目小次郎である。
 身体の上に乗ってきて、かまえかまえという。

 オリンピックは何が何でもするというのが政府の方針のようだが、桑田さんは東京オリンピックは、震災からの「復興五輪」という位置づけにされていたので、桑田さんの民法全てに共通する主題歌を桑田さんは気持ちよく歌えるのか心配である。

 できることをするしかないので、私は自分の仕事をします。
 今週も頑張っていきましょう。

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2021年6月11日 (金)

読書日記「ヴィータ 遺棄された者たちの生」

 みすず書房。ジョアオ・ビール。

 ブラジル郊外にあるヴィータとい名の保護施設がある。
 行き場をなくした薬物依存者・精神障害者・高齢者がただ死を待つだけの施設である。
 施設を調査する著者は、そこに入所していた不思議な誌を書くカタリナという女性やその親族からヒアリングを重ねていくうちに、新自由主義のもと、社会にとって不必要というレッテルを貼られて、社会から遺棄される構造を目の当たりにする。
 カタリナは真実社会がレッテルを貼ったような精神障害者だったのか。カタリナの親族に問題はなかったのか。行政のあり方に問題はなかったのか。
 著者は現代社会の歪んだあり方について、事実を重ねて丹念に切り込んでいく。
 多くの賞を受賞した佳作である。

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2021年6月10日 (木)

安易な解決を進める弁護士

 最近は依頼している弁護士の方針がこれでよいのかどうかというセカンドオピニオン的相談を聞くことが多くなったように感じている。
 実際に相談を聞いていると、色々である。

1、完全にその弁護士の方針が間違っている場合
 割合にある。
2、間違いとは言えないまでも、もう少しやりようがある場合
 うまく言えないのだが、粘り強く交渉したり訴訟をすることで今よりもよい解決があり得ると思われる場合。
3、あまり費用的にペイしないから、面倒がって和解で終わらせようとしている疑いをもつ場合
 これ以上手間をかけても、手間の割に最終的な弁護士費用がもらえないと思われ、面倒なのかなと思う場合。
4、依頼者の希望がどう考えても無理筋で間違いない場合

 他人のしていることはよく見えるというところはあるので、私もセカンドオピニオンを聞かれたら、間違いだと言われるかもしれないが、そういわれないよう、精進するしかない。

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2021年6月 9日 (水)

金魚

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 我が家には金魚もいる。金魚すくいですくってきたものが大きくなったのである。
 近くの水路ですくってきたドジョウも同居している(ドジョウは砂にもぐったりするため、撮影できなかった)。
 もう2匹とも10年以上は元気でいて、水槽を替えたら金魚はかなり大きくなった。
 一度水路で取ってきた魚を入れたら2匹で追い出してしまった(水槽からその魚が飛び出していた)ので、2匹で仲良くやりたいのであろう。
 私が近づくとびびって水槽内を速く泳ぐので、なるべく驚かさないようにしている。

 金魚とドジョウの寿命は分からないのだが、なんとなく二匹で機嫌良くやっている感じである。
 自然界にいるよりは餌の心配もなくよいのではなかろうか、と思っている。

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2021年6月 8日 (火)

見ると悲しくなること

 二代目小次郎の朝の散歩をしている時に、同じ時間帯で出会う老犬が居たが、その老犬の散歩をしていたオジサンが朝一人で散歩をするようになったのを見ると、悲しくなる。
 老犬は天寿を全うしたのであろうか。あるいは、高齢になり散歩ができなくなったのであろうかと思ってしまう。

 犬や猫の寿命を考えると、ある程度の年齢になった時に、新しいコを家に迎え入れるかどうかはとても悩ましい。
 そのオジサンはおそらく60代と思われるので、もし老犬がいなくなったとすれば、新しいコを家に迎え入れるかどうかは悩ましいところであろうか。また、いなくなったとすれば、そのコへの思い入れが強い場合も、違うコに来てもらうという選択肢もないかもしれない。

 かなり前のことになるが、私の母にところに居た猫が亡くなり、母が落ち込んでいるので、もう一度猫に来てもらうかと聞いたが、母は自分に何かあるかもしれないので責任が取れない場合のことを考えると、もう猫に来てもらうことはできないと言っていた。
 母は今入院中で、確かにあのとき猫にきてもらっていたら、と思ってしまう。

 二代目小次郎を大事に大事にしようと思うのである。

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2021年6月 7日 (月)

今週の小次郎

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 表で物音がするので、「父ちゃん、なんか怪しいで!」と言っている二代目小次郎である。
 二代目小次郎は、奈良生まれで、本当の名前(血統書の名前)は、オオサカエリザベスなので関西弁しか話さないはずである。

 雨が続くとうっとうしいが、雨も降らないと水不足にもなるので仕方あるまい。
 今週も頑張っていきましょう。

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2021年6月 4日 (金)

読書日記「若い読者のための短編小説案内」

 文春文庫。村上春樹。

 村上春樹がアメリカの大学で講義をしたものを基にした短編小説案内。
 小説をここまで読み解くのか、ということにまず驚いたのと、私にはこのような読み方はできないということも思わせられた。
 単なる批評ではなく、小説に対する愛情を感じるし、創作者側の視点から見ているところが斬新である。
 掲載された短編を読みたくなる。

 若くはない人にもお勧めの一冊である。

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2021年6月 3日 (木)

日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の委員長の任期が終了いたしました

 表記のとおり、5月31日で委員長の任期が終了した。
 ただ、次の委員長が委員会で選任されるのが今月29日のため、その選任が終了するまでは、任期を終えていても委員長の職を解かれないので(会社法でいうところの権利義務取締役のようなもの)、まだ1ヶ月近くは委員長のままである。
 ややこしい投稿ですいません。
 本当に委員長でなくなったら、また御礼の投稿をさせていただく予定である。
 無事次の委員長が選任されるまで、何回か会議があるので、そちらについては頑張りたいと思います。
 今月29日には委員長ではなくなるが、「元委員長」という肩書きに変わるものの、委員会には変わらず委員として変わらず参加する予定である。

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2021年6月 2日 (水)

オンラインシンポジウムの裏方事情

 私は京都弁護士会の法律相談センター運営委員会と日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会で、これまで2度、オンラインシンポジウムの裏方をやった(京都は出演なしで、まさに裏方。日弁連の際は裏方をやりつつ、最後は委員長として挨拶。)。

 

 オンラインでも配信されます、として弁護士会関係で流されていたシンポジウムをいくつか見たのだが、前の方の列に座っている方々の後ろ頭が数列映った状態で、単に会場を定点カメラで写しているだけのものであった。
 正直、話をしている人の顔も遠いし、見ていて参加している気にもなれないであろうと思ったのである。

 

 まず、京都で実施したオンラインシンポジウムは、早々に「オンラインのみで実施する」と私がぶち上げて決定した。
 新型コロナウイルスの影響を考えたのと、現場に人をいれつつ、オンラインでも配信するというのは、これまで経験がないことから、おそらくバタついてオンラインで見ている人に響かないと思ったので、思い切ってオンラインのみという意見を出して賛同を得た。
 配信は私以外の裏方も頑張っていただいて、成功裏に終わったが、カメラワーク(話をしている人を大きく写して、切り替える。あるいは時々引きで撮影する。)や人の動きなど緻密に裏方が計算し、見ている人にはストレスはあまりないできばえとなったと自負している。

 

 この経験を基に、日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会のシンポジウムでは、会場には関係者のみ30名程度入ることができるが、カメラより後ろの位置に座ってもらい、カメラマンがプロであったこともあり、さらに円滑なオンラインシンポジウムとなったと考えている。
 ただ、カメラワークや人の動き、PCとの切り替えなど、事前準備は大変であり、私の指示書はエクセルでA3一枚くらいに分単位で指示が書き込まれた。私は総監督をして指示を出しつつ、最後の挨拶も考えるということで、配信が終わった時はガッツポーズが出たのである。

 

 中々実感してもらいにくいのだが、弁護士会の上層部が、オンラインシンポジウムを見て、「オンラインでなら簡単にシンポジウムができるんやなあ。」ということで簡単にシンポジウムをしたいなどと言われると、「裏方一回やってみろや」と考えて、かなりいらつくのである。
 弁護士会関係で、オンラインシンポジウムがこれから増えるであろうが、安易に飛びつくと、怪我をします(失敗するという趣旨。)。
 安易な考えでするのは、絶対にやめておきましょう。

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2021年6月 1日 (火)

最近もっとも嬉しかったこと

 近所のドラッグストアに、「ぱりんこ」が置いてあったことである。
 ちなみに、吉本新喜劇の浅香あき恵もぱりんこが大好きである。

 ささいな幸せを胸に、今日も頑張るのである。

 以上です。

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