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2021年7月30日 (金)

読書日記「インドラネット」

 角川書店。桐野夏生。
 全巻読んでいる訳ではないが、桐野夏生の作品も一定程度読んでいる。
 桐野夏生の作品を続けて読むと暗い気持ちになるので、ある程度間隔を空けることが必要である。
 柔らかな頬は睡眠時間を削って読んだ。

 高校時代仲が良かった友人の父が死んだあと、その友人を探す依頼を受け、主人公はカンボジアに旅発つ。
 友人はなぜ姿を消したのか?友人の美人姉妹たちもなぜ姿を消したのか?
 主人公は友人に会うことができるのか?
 読み終えた後、桐野夏生の作品を読んだ後の暗い暗い気持ちになるが、やめられないのが桐野夏生である。

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