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2021年8月 6日 (金)

読書日記「三国志演義」

 角川ソフィア文庫。羅貫中。立間祥介訳。

 1巻から4巻で、中々日本語訳で全巻はなかったので、ちびちびと読んでいたが、全巻読了した。
 こちらは正史ではなく、あくまで小説である。

 正史と小説との違いは色々とある。正史では、劉備は黄巾の戦いの功績で官職についていたところ、巡回してきた官吏に賄賂を要求された主人公の劉備自身が官吏を大木にくくりつけて鞭で打ち据えて逐電する。小説では劉備は聖人君子として描かれているため、鞭で打ち据えるのは張飛である。他にも、そんなところで死んでいない人が小説では死んでいたり、死んでいる人間(関羽や張飛の息子達)が小説では活躍したりする。
 三国志演義が中国で演じられていた時、劉備・関羽・張飛は人気があったため、関羽と張飛の死に方があまりに悲劇であることから、聴衆受けするように、せめて関羽と張飛の息子は活躍させたのであろう。
 諸葛亮孔明が死んだ後は、もはや義務感で読むしかないのが辛い。
 とはいえ、三国志好きの人としては、正史三国志と三国志演義が日本語で読むことができることに感謝感謝である。

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