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角川文庫。横溝正史。 絶版となっていたものの復刻版である。
ストリップショーで、魔女役をやっていた女性が次々に殺害される。 乱れた男女関係の中から、金田一耕助の名推理により、真犯人が浮かび上がる。 探偵が出てくる推理小説というものは、その探偵の人物像が魅力的でないと面白くないし、長く読み継がれていかない。 金田一耕助シリーズは、まさにその典型例であろう。
2021年11月 5日 (金) | 固定リンク Tweet