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2021年11月 5日 (金)

読書日記「魔女の暦」

 角川文庫。横溝正史。
 絶版となっていたものの復刻版である。

 ストリップショーで、魔女役をやっていた女性が次々に殺害される。
 乱れた男女関係の中から、金田一耕助の名推理により、真犯人が浮かび上がる。
 探偵が出てくる推理小説というものは、その探偵の人物像が魅力的でないと面白くないし、長く読み継がれていかない。
 金田一耕助シリーズは、まさにその典型例であろう。

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