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2022年2月25日 (金)

読書日記「扉の影の女」

 角川文庫。横溝正史。
 没後40周年で、絶版となっていた表題作の復刻版である。
 古い版は持っているのだが、中身をすっからかんに忘れていることもあり、再読しようと購入。

 金田一耕助の日常が描かれている珍しい話である。
 女性の死体が発見されるが、殺人現場は発見場所ではなく、銀座の路地であるという。
 金田一耕助を訪れた女性の恋敵だというのである。
 なぜ死体は移動されたのか、誰が女性を殺したのか。本格ミステリーである。
 表題作のほか、短編の鏡ヶ浦の殺人も収録。
 鏡ヶ浦の殺人の終わり方は、金田一耕助の優しさを伺い知ることができる。
 

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