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2022年7月29日 (金)

読書日記「真田信繁の書状を読む」

 星海社新書。丸島和洋。

 現存する真田信繁(真田幸村として有名)の書状を整理した一冊であり、正直歴史マニア以外読む必要はない。
 真田信繁は最近の研究で秀吉の馬廻りとなっており、真田昌幸、真田信之、真田信繁の3名で9万石近い所領を有していたことがわかっている。
 関ヶ原の戦いで西軍につき、大阪の陣で大阪城に入ったことも最近の研究からすれば当然の行動であったことになる。
 各書状から何が分かるかをマニアックに研究した一冊。

 マニア向けである。
 

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2022年7月28日 (木)

「ひまわり基金法律事務所・法テラススタッフ弁護士ガイダンス」のお知らせ

 表記のガイダンスが開催されますので、大学生、法科大学院生、2022年司法試験受験者は是非ご参加ください。
 以下、日弁連の案内を貼り付けます。
 8/5開催で、〆切りは7/29です。直前告知ですいません。

あなたは法曹になったらどのように働きますか。本ガイダンスでは、司法アクセス改善のために働く、ひまわり基金法律事務所(公設事務所)弁護士、日本司法支援センター(法テラス)常勤スタッフ弁護士の業務と、そのやりがいや魅力について、現役または経験者の弁護士からお伝えします!質疑応答も行いますので、ぜひご参加ください。


日時
2022年8月5日(金) 14時30分~16時00分

開催方法
Zoomミーティングによるオンライン配信

参加費
無料

※Zoomによる参加にあたり使用する機器やインターネット接続にかかる費用は参加者の方のご負担となります。

参加対象
大学生、法科大学院生、2022年司法試験受験者

内容
第1部 14:30~14:50 ガイダンス
・司法アクセス障害の現状とは?どんな人に司法アクセスが足りていないのか?
・公設事務所弁護士・法テラススタッフ弁護士の違いとは?
公設事務所弁護士・スタッフ弁護士として働くとはどういうことなのか、その魅力を分かりやすくお伝えします!


<講師>
加賀山 瞭 弁護士(第二東京弁護士会)
弁護士法人東京フロンティア基金法律事務所
元ひまわり基金あわじ法律事務所所長
重富 琢也 弁護士(東京弁護士会)
(法テラス本部)


第2部 14:50~16:00 ひまわり×スタッフ弁護士対談
・どうして弁護士になろうと思ったのか?
・公設事務所弁護士・スタッフ弁護士を選んだ理由は?
弁護士生活10年を迎える同期でもある講師2名のこれまでの活動を振り返りながら、対談形式でお届けします。質疑応答の時間もありますので、お楽しみに!


<講師>
古宮 靖子 弁護士(札幌弁護士会)
柴田・古宮法律事務所
元岩内ひまわり基金法律事務所所長
加藤  梓 弁護士(東京弁護士会)
(法テラス多摩法律事務所)


申込方法
事前申込制です。参加をご希望の方は【7月29日(金)までに】、以下URLからお申し込みください。

参加申込みをいただいた方宛てに、追ってZoomミーティングの参加方法をご案内します。

220805_code.png

blank申込フォーム

icon_pdf.gifチラシ (PDFファイル;452KB)

主催
日本弁護士連合会 

共催
日本司法支援センター

お問い合わせ先
日本弁護士連合会業務部業務第二課
TEL:03-3580-9921

備考
■ 本ガイダンスへのご参加には以下の機材および環境が必要です。
・パソコン、タブレット、スマートフォンなど、インターネットに接続してZoomを利用できる機材

・インターネットをご利用いただける環境
※安定した通信環境で接続してください。スマートフォンはWi-Fiに接続してご利用ください。


■ Zoomについて
・Zoomへの参加にあたり、Zoom上でお名前とメールアドレスの入力が必要です。
・Zoomについては、Zoomサービス規約の内容をご確認いただき、同意の上でご利用ください。
icon_page.pngZoomサービス規約


・参加を希望される機材でZoomのインストールをお願いいたします。
icon_page.pngZoomインストール


・イベント前日までに下記URLからZoomの利用が可能であるかテストいただくことを推奨します。

icon_page.pngミーティングテスト


※Zoomのサービス・機能等に関するサポートは致しかねます。


■ 当日、何らかの理由で通信が中断し復旧困難となった場合、やむを得ずイベントを中止する可能性があります。また、PC環境・通信状況等の不具合については日弁連では責任を負わず、サポート対応等も行いかねますので予めご了承ください。

個人情報取り扱いについての記載:
本ガイダンスのご参加に当たってご提供いただいた個人情報は、日本弁護士連合会のプライバシーポリシーに従い厳重に管理し、本ガイダンスの連絡にのみ利用します。

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オンライン会議

 会議がほとんどオンラインとなっている状況で困るのは、Zoomのアカウントが流されたメールが行方不明となることである。
 できるだけ一度見たあと、「未読にする」にして、未読のメールの中から接続情報を探すようにしているのだが、時々未読に戻すことを忘れる時がある。

 あとはZoomでつなごうとすると、更新が始まってしまい中々接続できなくなることもある。
 日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会の会議はほとんど出ているので、Zoomに接続する機会は多いはずだが、たまに更新が始まってしまう。これを避けるには、5分くらい前に接続するのがよいのであろうが、早く接続したら接続したで、始まるのをただ待つということになり時間が勿体ない気がする。

 会議の始まる少し前にリマインドで流してくれる会議はありがたい。そういう設定ができると聞いたのだが、本当なのであろうか。
 未だに自分のZoomのアカウントを持っておらず、人が準備した会議に入るだけであるので、Zoomの設定ができる人を密かに尊敬している今日この頃である。
 それよりも先にLINEのアカウントであろうという突っ込みがきそうであるが、ここまで作らなかったので、もうナシでも生きていけそうな気がする。

 以上です。

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2022年7月27日 (水)

味噌汁

 先日、味噌汁の具で何が一番好きか考えてみたのだが、油揚げか真ん中に穴の開いた麩であるという結論に達した。
 市販の味噌汁でもこれが入っているとテンションがあがる。

 最近のお気に入りの味噌汁は以下である。

 成城石井で売っている「産地のみそ巡り」という味噌汁が最近にお気に入りで、10食入って300円程度で安い。
 5種類の味噌が楽しめる上、具材が真ん中に穴の開いた麩が入っているのである。
 具材もそこまで多くないのがいい。朝から具だくさん過ぎる味噌汁は食べられない。

 もう一つは、「料亭の味 しじみ 8食入り」も気に入っている。確か100円以下である。
 お酒を飲んだ翌日などにはしじみの味が肝臓によい気がするのだが、具材がほとんど入っていないのが逆にいい。

 ええ、お気づきかと思いますが、とてもどうでもいい話です。

 以上。

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2022年7月26日 (火)

セカンドオピニオン

 他の弁護士が担当している事件で、セカンドオピニオンを聞かれることがあるが、セカンドオピニオンも大事である。
 ある交通事故事件で、私が相談を聞いた時点で物損は時効が完成していた。
 人身についても私の相談者の過失が大きく、相手の保険会社と交渉をしたが、相手の保険会社の主張に理由があるので、労災と自賠責の回収で全額既払いとなっているので諦めるようにということであった。
 そのようにして訴訟は難しいと言っていた弁護士が所属している事務所は、ホームページなどで大々的に「交通事故はお任せください」と宣伝している事務所であった。
 
 交通事故に詳しくない弁護士から紹介を受けて事案を検討したが、私の方では請求は全然できるであろうということで受任し、訴訟提起をしたのだが、先日4ケタ万円を越える金額で和解が成立した(もちろんこちらの依頼者がもらったのである)。
 刑事事件も不起訴となっていた事例であった。

 諦めずに相談に来ていただいてよかったケースである。

 たまたまうまくいったのだが、物損に関しては時効にかけてしまっており、私の前の弁護士は懲戒請求を受ければアウトであったろうと思っている。
 刑事事件も不起訴となっていたのだが、正直検察庁の判断にも疑問がある交通事故は多々あり、警察が一生懸命に証拠をそろえて、私であればこの証拠関係なら起訴するとか、この証拠関係からしたらこういう起訴をするというものでも不起訴にしていたり、違うのではないかという起訴をしていることもある。これはあくまで私の考えなので、検察庁にはまた違った考えもあるのであろうとは思うのだが。
 民事で過失を検討する際には、刑事事件の不起訴もあてにならないところがあることも事実である。
 なお、道路交通法は熟読した方がよく、私は執務資料道路交通法という書籍は証拠でも提出していて、何かあればこの本を読んでいる。

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2022年7月25日 (月)

今週の小次郎

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 ソファーのくぼみにはまる二代目小次郎である。
 中央部分を必死に掘り(掘っている時に声をかけるとものすごく怒った顔になる)、その後落ち着いたのである。
 掘ってもソファーは凹まないはずだが、「よっしゃ。ええ感じに掘れたワン」という感じで落ち着くのである。

 さすがに7歳になり豪雨の時は散歩を短めにするようになった。

 これを書いている時点で豪雨と暑さが交互にやってくる状況である。
 そんな中でも、今週も頑張っていきましょう。

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2022年7月22日 (金)

読書日記「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」

 幻冬舎文庫。阿佐ヶ谷姉妹。

 話題になった頃に読もうと思って購入しておいたのだが、次々に購入する本の中に埋もれていた。
 重たい本(エーレンデュル捜査官シリーズの「印」)を読んだ後にちょうどよいと思い、気楽に読めた。
 小説と思って読むと小説は不要ではないかと思うのだが、私小説だと思うと二人の顔になりそれはそれで面白かった。

 基本的にはエッセイで、阿佐ヶ谷姉妹が二人で暮らしだした経過と、そして別居(!)に至るまでが書かれており面白い。
 顔はそっくりだが、実の姉妹でない二人。仲が良さそうではあるものの、その中でも静かな戦いがあることを知る。

 気楽に読めて、面白いので、重たい本を読んだ後、脳が疲れた時にお勧めである。

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2022年7月21日 (木)

Googleにより適正化されていくお好み記事

 Androidスマホだと、お好み記事の頁があり(iPhoneでもあるのだろうか。いつかiPhoneからメールを送ってみたい51歳)、その中でお好み記事を読んでいると、どんどん適正化されていく。
 今は海外サッカーと動物の話題で占められている。それしか見ていないからであろう。

 Googleで商品を検索したりすると、しばらく抗告ではなく広告窓にその製品が並ぶ。
 購入を検討しようとしているのだが、あまりにそればかり見せられると天邪鬼気質な私は逆に購入意欲が失せてくる。

 当然ロボット(AI?)が常時最適化しているのであろうが、ものすごいデータをGoogleに握られていると思うと恐ろしいと思うのである。

 検索履歴も残るので、最近は犯罪捜査でもよく使われている。

 検索履歴を調べられても私の場合、上位はマンチェスターユナイテッドとクリスティアーノ・ロナウドなので(個人的にはロナウドには移籍して欲しくない)、痛くも痒くもないのだが、先日のエーユーの通信障害の時も痛感したが、スマホに依存している状態は本当によろしくないと思う初夏の夕暮れである(心なき身にもあわれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ 西行法師 をイメージ。夏と違うけど。)。

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2022年7月20日 (水)

深爪で笑われる

 確か小学校の時に爪がきちんと切られているかというようなチェックが1週間に一度あり、その前に爪を切っていた。
 確か小学校の先生は、白い部分を切りなさいというような話をしていたように記憶している(ひょっとしたら違うのかもしれない。しかし、どこかで私がそう思い込む出来事があったはずである。)。

 なので、大人になるまで手の爪を切るときは白い部分を全て切っていた。
 切った後は深爪状態になるので、指先が痛かったが、そういうものだと思っていた。

 あるとき、飲み屋さんでアルバイトの女性(大学生)が私の爪を見て笑い出した。
 「すごい深爪じゃないですか!!!」
 その後、私は爪の正しい切り方を調べた。
 指先の先端部分と爪が重なる程度でよいのであった。
 その時点で既に深爪人生は30年近かったのだが、それからは爪を切っても指先が痛いことはなくなった。
 現在51歳なので、まだ深爪だった人生の期間の方が長いのである。

 以上です。

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2022年7月19日 (火)

今週の小次郎

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 朝6時10分から散歩をして、その後野菜を食べてうとうとしている二代目小次郎である。時間は7時45分頃。
 いい暮らしではなかろうか。

 これを書いている時点で雨も上がり、とてつもない暑さが戻っております。
 夏バテしないよう、今週も頑張っていきましょう。

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2022年7月15日 (金)

読書日記「印(サイン)」

 東京創元社。アーナルデュル・インドリダソン。
 エーレンデュル捜査官シリーズの最新作。
 ミステリーについては、「日本の最新のものはできるだけ読まない」「古典を読む」というように決めているのだが、海外ミステリーについては、たまに現代でも気に入る作家が出てきて、この筆者もその1人で、最新作が出るとハードカバーで購入している。

 母と死別した女性。母は亡くなる前、「死後の世界があるならサインを送る」といっていた。
 母と死別した後、精神的に不安定となっていた女性はサマーハウスで首を吊っているところをを発見される。
 彼女は真実自殺なのか?その女性が母と結びつきがあれほど強かった理由は何なのか?
 主人公のエーレンデュルは、心に引っかかった疑念をもとに、ただ1人捜査を開始する。
 エーレンデュルと彼の別れた妻との邂逅。彼の子2人との確執。エーレンデュルのパートナーとの交流。
 エーレンデュルのありようを変えた吹雪の中で消えた彼の弟への思いと彼の母の思い。
 メインストーリーにそうしたサブストーリーも絡み合い、珠玉の一冊となっている。
 新刊が出たばかりだが、早く次の作品が出ないか、既に心待ちにしている。

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2022年7月14日 (木)

受任してもらえるなら相談に行きますと言われても、それは弁護士にとって、難しい話なのです

 相談の予約を入れる際に、「受任してもらえるなら行かせてもらいたい」という方が一定割合おられる。
 当該事件を引き受けることが可能かどうかは、相談を聞いてみないと分からないので、こう言われると「まずは相談にお越しいただいてからでないと受任の可否は判断できません」としか回答できない。
 依頼者の方も、相談した結果、この弁護士には依頼したくないという人もいるであろうから、お互いに相談はまず必須である。
 これは何も私に限らない。

 中には、電話でお聞きしたりメールでの打診の段階で、内容からして当事務所では引き受けられないことが明らかであることもあるので、そういう場合には時間をかけて来ていただくのも申し訳ないのでお断りせざるを得ない。

 そうでない限りは、まずはご相談にお越しいただきたいのです。
 その点、ご理解をいただきたいと思っている今日この頃である。

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2022年7月13日 (水)

だし巻きと卵焼き

 世の中では卵焼きよりだし巻きの方が料理として上のような風潮があり、私もだし巻きは食べるのだが、卵焼き(甘くないやつ)の方が上だと思っている。
 昔は卵が貴重で、中々手に入らなかったから、だしで増量したのではないかというのが私の仮説である。

 故中村利雄と2人で、「だし巻きより卵焼きや」ということで、河原町二条にあった融通という居酒屋(今は亀岡に移転)では、メニューにはだし巻きしかないのに「卵焼きにしてくれ」と無理をいって卵焼きにしてもらっていた。
 カンボジア留学生にメニューにないものを頼んでは困惑させていたのである。ごめんなさい。
 2人とも京都の出身ではないため、だしにそこまでの魅力を感じないのである。

 ええ、今日もどうでもいい話です。

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2022年7月12日 (火)

たまご焼き

 卵焼きを食べて甘いと腹が立つ。
 これは私が卵焼きは甘くないという味付けで育ったからであるが、これはもう仕方ない。
 だいたい西は甘くない卵焼きで東は甘いといわれているようである。

 先日、東京出張の帰りに昼食に東京駅で卵サンドとチキンカツサンドが入っている親子サンドというものを買ったのだが、卵焼きが甘く、食べた瞬間テンションが下がった。

 地域によって味付けが違うのは仕方ないのだが、「この卵焼きは甘い」などという注意書きが欲しいところである。

 ええ、どうでもいい話です。

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2022年7月11日 (月)

今週の小次郎

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 人生で一番幸せな時間は、犬を股に入れて寝る時間のことである。
 アイザック・アシモフの言葉である(嘘)。

 東京出張から帰った後に私の足の間にもぐりこんで幸せそうな二代目小次郎である。
 不眠症の人は犬を足の間に入れてみてはどうかと真剣に考えている(小型犬)。
 何かホワホワしたオーラが出ているのではないかと思う。直ぐに眠くなる。

 これを書いている時点で地獄の暑さである。
 それでも今週も頑張っていきましょう。

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2022年7月 8日 (金)

読書日記「東南アジア 多文明世界の発見」

 講談社学術文庫。石澤良昭。
 合間合間に読んでいる、興亡の世界史の中の一冊である。

 アンコールワットは誰が作ったのか、アンコールワットは誰が発見し、現在のような姿となったのか。
 遺跡の近くから発見された壊された多数の仏像の謎とは何か。
 カンボジアを中心に、東南アジアの興亡が語られる。

 全然知らない歴史であったので、非常に勉強になった。

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2022年7月 7日 (木)

タクシー

 気がつかず初乗り12万円のタクシーに乗って、下りようとすると36万円であった。
 そういう夢を見た。

 以上です。

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2022年7月 6日 (水)

法律書のサブスク

 法律書のサブスクサービスが出てきており、営業もあったりするのだが、正直「本は紙で読みたい」ので、サービスを利用するつもりもないし、営業も要らない。営業の方には申し訳ないが、電話に出る時間が無駄である。

 データだと、読んでも頭に入りにくいと思うのと、紙の方が、関連する頁を参照しやすく、一覧性があり、調べやすいのである。
 あとは複数の本を机に積み上げて同時に調べるということもできる。
 そうしたデジタルではない調べものの過程で目次などで目に入った違う論点もつい調べることもできる。
 なので、事件がある都度、あるいは新刊書が出るたびに、次々に購入していくのである。
 問題は収納スペースであり、これだけは電子書籍には適わないが、致し方がないと思っている。
 どれだけ普及するのか疑問である(私が古い人間だけなのかもしれないが)。

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2022年7月 5日 (火)

出張と読書

 出張中は仕事といってもスマホで来ているメールをチェックしたり、事務所から連絡を受けて必要な指示をする等で、新幹線の席でPCを開いて準備書面を書くというようなことが私にはできない。
 机に座ってじっくり書かないとできないのである。

 移動中は、何をしているかというと、寝ていたり、読書をしている。
 最近読書量が減っているのは、出張が減ったからであろうかと思っている。
 休日に時間があるときよりも、通勤時間帯や、出張の移動中の時のように前後が制限されている方が集中して読書ができるようである。

 先日糸魚川に仕事で行ったのだが、このときは行き帰りで1冊かなり分厚いミステリーを読み終えることができた。

 あるベテラン弁護士などは、事務所に来てずっと読書をしていて、たまに連絡がある顧問先からの相談に電話等で対応するくらいしか仕事をしていないということである。事件をしなくても、顧問料だけで収入がものすごくあるのだろうと思っている。
 そういう身分になりたいかというと、一瞬あこがれはするものの、やはり自分は事件を受任して解決していくことが使命だと思っているので、自分はそうなりたいとは思わないのが現実である。
 また、多分事務所に来て読書をしていてもよい身分などになったら(絶対にならないこともわかっているが)、読書する時間に制限がないので、あまり読むことができないのではなかろうかと思っている。

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2022年7月 4日 (月)

今週の小次郎

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 マッサージをしたあと、ちょっこり手をあげている二代目小次郎である。
 ウケるとわかってやっているのかと思われる。
 最近は6時10分からの散歩に行く前は、私に「クワォー。ワニャーン。クワォー。」と何か語りかけるようになっている。
 早く連れて行けと言っているものと思われる。

 これを書いている時点でとにかく暑いですが、今週も頑張っていきましょう。

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2022年7月 1日 (金)

読書日記「毒の矢」

 角川文庫。横溝正史。
 角川文庫で絶版となった横溝正史の文庫版は全巻保っているのだが、昔の文庫は字が小さく、また、筋をすっかり忘れているものも多いことから、復刻版を毎月購入している。そのうちの一冊。

 町内で強迫文書が送られている。中には身に覚えのないものもあるが、現実に恐喝されている人もいるようだという。
 金田一耕助の知人が呼ばれた集まりで、女主人が殺害される。
 全裸の背中には矢が突っ立っており、トランプの入れ墨がされていた。。。
 ほか、人気の絶頂期で服毒自殺をした俳優の謎を解く「黒い翼」を収録。
 金田一耕助の名推理が冴える。

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