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2022年7月22日 (金)

読書日記「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」

 幻冬舎文庫。阿佐ヶ谷姉妹。

 話題になった頃に読もうと思って購入しておいたのだが、次々に購入する本の中に埋もれていた。
 重たい本(エーレンデュル捜査官シリーズの「印」)を読んだ後にちょうどよいと思い、気楽に読めた。
 小説と思って読むと小説は不要ではないかと思うのだが、私小説だと思うと二人の顔になりそれはそれで面白かった。

 基本的にはエッセイで、阿佐ヶ谷姉妹が二人で暮らしだした経過と、そして別居(!)に至るまでが書かれており面白い。
 顔はそっくりだが、実の姉妹でない二人。仲が良さそうではあるものの、その中でも静かな戦いがあることを知る。

 気楽に読めて、面白いので、重たい本を読んだ後、脳が疲れた時にお勧めである。

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