読書日記「ビーバー 世界を救う可愛いすぎる生物」
草思社。ベン・ゴールドファーブ。
ビーバーが作るダムが、生態系を豊かにして、洪水を防ぐ。究極にエコロジカルなビーバーのダム。
しかし、ビーバーは迫害され、毛皮の材料として、香料とて乱獲されていた。
ビーバーの復活にかける人々の戦いと、行政当局のお役所仕事。
ビーバーを保護して、治水に役立て、そして生態系を取り戻す提言である。
これは、面白い一冊であるし、自然に人間が手を入れすぎると何も生み出さないことを知らしめてくれる警鐘の一冊でもある。
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