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2023年4月28日 (金)

読書日記「不思議の国ニッポン」

 ビジネス社。ヤマザキマリ、豊田有恒。

 日本の常識が世界では非常識なのかもしれない。
 テルマエロマエで一躍有名となったヤマザキマリと、東アジアに造詣の深い豊田氏の対談本。
 
 テルマエロマエの映画化でもらった著作権料の驚くべき低額さとその原因、「信頼」が美徳なのか、空気を読むことがそれほど大切なのか、ヘンだと思っても口にしてはいけないのか等、グローバルな視点から日本を斬った一冊。
 中々に面白い一冊であった。

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2023年4月27日 (木)

 弁護士になって以来、革靴を履いていたのだが、会社員らしき人がスニーカーで通勤しているのを見て、何年か前に黒色のスニーカーを履いて以来、革靴はあまり履かなくなった。
 スニーカーを一度履くともうダメである。

 ここ数年はゴアテックス(防水)のトレッキングシューズを履いている。
 雨の日でも二代目小次郎の散歩で靴の中が濡れないというところもある。
 気に入って同じものを数年交換して履いていたが、その方式がなくなってしまい、かなりボロくなったので、古い靴を捨てて同じメーカーの似たものを最近履きだしたが、型式が違うためか、両足の小指がかなり痛い。
 私の足が靴に慣れるのが先か、やはり指の痛さに限界が来て新しいトレッキングシューズを購入するか、悩み中である。

 

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2023年4月26日 (水)

通知不可能

 先日、携帯に「通知不可能」という表示で電話がかかり、二度見した。
 結局出なかったので何の電話かわからなかったのだが、ネットで調べると、国際電話やIP電話からの電話であるということであった。

 そんなところから電話をもらうはずもないので、詐欺電話か何かであったのであろう。
 しかし、不可能って。。。

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2023年4月25日 (火)

連休

 私の事務所は連休は暦通りである。
 ということで、5/1も5/2も普通に仕事をする。

 ここに打合を入れようとすると、けっこう弁護士でも「そこは休みにしているから」ということで打合が入らないことがある。
 今年などは、5/1と5/2を休みにすると、9連休となる。
 それだけ休むと、私などは頭が仕事に戻ってこられない。

 昔、勤務弁護士の頃、ボスも他の弁護士も休みにしていたのだが、私は処理すべき事件があったので、事務局と私だけが仕事に出ていたら、「その日にどうしても聞いて欲しい」というボスの元依頼者の相談が入ったり、刑事の依頼が入って、余計に忙しくなったことがあったことも今は思い出である。

 ところで、9連休にせよ、もう少し少ないにせよ、連休は全て休むかというと、仕事をしている弁護士も多いと思う。
 書面を書いたり、分厚い記録を読んだり。
 ただ、連休中は普段よりもやや頭が休みモードになるので、普段通りのスピードでは中々に仕事ができないことも多いので、「この連休でこれとこれとこれとこれと・・・をする」という予定はたいていその通りには行かないことも経験済みである。

 皆さん、連休はどう過ごされますか。

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2023年4月24日 (月)

今週の小次郎

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 肌寒い日に、人の足の間でほわんとしている二代目小次郎である。
 とにかく足の間に入ってくる。
 暑くなると離れて、身体が冷えると戻ってくる。
 睡眠に誘われる危険しかない。

 4月ももうすぐ終わり、連休も近づいてきました。
 今週も頑張っていきましょう。

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2023年4月21日 (金)

読書日記「捜索者」

 ハヤカワミステリ文庫。タナ・フレンチ。

 警官を辞めてアイルランドに移住した主人公。
 主人公が感じる視線は気のせいなのか、誰かが見つめているのか。
 失踪した青年は自分の意思で村から消えたのか、どこかに隠れているのか。
 のどかな村なのか、それとも悪意のある村なのか。

 失踪ものは一定割合ミステリーで書かれていて、失踪した人がどうなったのかがとても気になるので好きな分野である。
 知的好奇心を満足させるノンフィクションなども読書をする者には必要だが、エンターテインメント小説もまた読書をする者には必要だと思っている。
 最高傑作はボアゴベの「鉄仮面」と桐野夏生の「柔らかな頬」であろうかと思っている。
 あとは、ピクニックアットハンギングロック(創元推理文庫。ジョーン・リンジー)か。

 移動のお供にはよい一冊である。

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2023年4月20日 (木)

相続財産清算人

 法律の真面目な話なので、興味のない方は読み飛ばしてもらいたい。

 令和3年に相続法がいくつか改正されており、令和5年4月1日に施行される部分がある。
 
 その中で一つ指摘すると、相続財産管理人が「相続財産清算人」と名称が変わった。
 他にも民法では「管理人」という言葉が出てくるのだが、相続財産を換価して債権者などに弁済をして、余剰があれば国庫に帰属させるという役割を持っていることから、相続財産法人を清算するという意味合いで、名称が変わったようである。

 では、名称が変わっただけかというと、手続がかなり簡略化された。

 すなわち、改正前の民法では、相続財産に対して債権を有しているものがいる場合、一度債権があることを申し出るように公告する必要があり、これは改正後も基本的には変わらない。稀に、金融機関が貸付があるということで申出があることもある。
 相続権がいる人がいると大変なので、当初と最後に、「相続権があるものがいる場合には半年間の間に申し出るように」との公告をするのだが、改正前では、2回目の相続人に対する公告期間が経過するまでは、「実は債権がありました」と言っても権利行使できることとされていた。
 これは実は相続財産管理人にとっては非常に面倒で、最終場面で債権の有無等について調査をする必要が生じるので、その調査に時間がかかることもあった。
 また、2回目の相続人の公告も、そこで「自分に相続権がある」という申出がされたことのある相続財産管理人はいないのではなかろうかと思われるし、実際に私もそのような経験はない。

 そこで、改正後は、最初に相続人捜索の公告をして(期間は半年)、その後、その期間内に債権者がいれば申し出るように公告をし、その期間が経過したら債権者は権利行使できなくなったし、相続権があることも主張できなくなった。
 そのことから、これまで相当期間が必要であった相続財産法人の清算が最短半年で終わることができるようになり、これは、実務的には非常に影響がある改正であると思い、掲載した次第である。

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2023年4月19日 (水)

ヒノキの花粉症

 毎年、スギよりもヒノキの方が花粉症の症状が酷い。
 4月に入り花粉がヒノキに変わってから、鼻の症状が酷い。
 これに黄砂も加わるため、より症状が酷くなっている。

 

 これもスギ、ヒノキを植えまくったせいである。
 責任者、出て来い!(人生幸朗師匠)。

 

 連休が終わる頃までこれが続くので、私がグズグズになっていても、どうかそっとしておいて欲しい。

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2023年4月18日 (火)

北海道岩内ひまわり基金法律事務所が、NHKで紹介されます!

 NHKの、「いいいじゅー!!」という番組で、北海道の岩内町が取り上げられ、岩内ひまわり基金法律事務所が紹介されます。
 本日の午後0時20分から放送されます。

 https://www.nhk.jp/p/ts/J7775NQ8GW/

 弁護士過疎地域で活動する弁護士の実像を知ることができる絶好の機会ですので、ご興味がある方は、是非、ご視聴ください。

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2023年4月17日 (月)

今週の小次郎

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 雨の中普段通り散歩をしてエネルギーを使い果たした二代目小次郎である。
 永遠の1歳児といわれるだけあって、後のことは考えず、今だけを懸命に生きているのである。
 雨の中散歩をしたため、いつもは着ている服を脱いでいる。

 4月も半ばが過ぎました。
 連休が近づいてきています。
 今週も頑張っていきましょう。

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2023年4月14日 (金)

読書日記「バカと無知」

 新潮新書。橘玲。

 人間の性質・本質について掘り下げた新書。
 新書だけれど、内容は濃いし、非常にわかりやすい内容である。

 なぜテレビで芸能人の不倫を叩きまくるのか、日本人の3人に1人は日本語が読めていない(理解できない)、差別してはいけないと言われるほど差別をする、善意の名を借りたマウンティングなど、読んでいて嫌気がするが、自分自身を振り返ると、自分にも当てはまるところがあるこに気づく(さすがに、弁護士をしているので日本語を読むことができないということはないが)。

 非常に面白かったので、お勧めの一冊。

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2023年4月13日 (木)

同意書の謎

 弁護士会を通じていわゆる23条照会をした際に、依頼者本人の同意書を求められることがある。
 よくあるのは、相続人の1人として相続財産に関して調査をしている時である。
 依頼者の代理人として照会をかけているのだから、依頼者が当然同意していることはそれだけで分かるはずである。
 内規でそのようになっているなどとして同意書の提出を求められるのである。
 そんなところで揉めていても仕方がないので、依頼者に同意書を送って署名押印をしてもらって提出して回答を受領することになる。

 無駄な手間である。
 そんなところに労力を割くのではなく、本質的なところに労力を割いて欲しいものである。

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2023年4月12日 (水)

もう一つの桜

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 盆栽から育てたもう一つの桜があり、こちらはソメイヨシノではないと思うのだが、種類を忘れてしまった。
 一度木が枯れたかと思っていたが、いくつかの枝は生き残っていて、今年は一つの枝にだけ花が咲いた。
 栄養が足りないのかもしれないので、もう少ししたら肥料をあげようと思っている。

 こちらは低いところにあるため、今のところ雀にも狙われていない模様である。
 二代目小次郎は何とかして雀を捕まえたいのだが、散歩の時に雀にかかっていっては、「ヘイヘ-イ」という感じで雀にあざ笑われている。

 少しずつ暖かい日が増えてきたが、朝晩はまだ寒いので、体調管理が要注意である。
 スギ・ヒノキの花粉も後少しである。

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2023年4月11日 (火)

年度初日

 少し時期遅れではあるが、弁護士会の年度は4月1日からであるため、役員も交代し、委員会の構成なども変わる。
 コロナ前の年度初日は、各種委員会が全て入っており、弁護士会で夕方まで過ごしていた。
 間に他の弁護士と一緒にお昼を食べたり、4階の会員専用スペースで雑談などをしていた。
 年度初日(今年だと4月3日)は、弁護士会の委員会活動をしている弁護士は事務所におらず、出払っていたものである。
 私自身は現在、法律相談センター運営委員会、消費者・サラ金被害救済センター運営委員会、広報委員会、災害対策委員会、弁護士偏在問題対策委員会、犯罪被害者支援委員会に所属し(委員会には参加できておらず、メーリングリストでたまに意見を言うだけの委員会もあるが)、検察審査会バックアップチームのメンバーである。
 最高時は確か16くらい入っていたので、これでも減った方である。

 コロナの後は、委員会もZoomでの開催となり、今年も年度初日は基本的にZoomで参加すべしということであったので、事務所でZoomで参加していた。
 これはラクだし、合間に仕事もできるのでよいのだが、他の弁護士と雑談をしたり、情報交換をすることができなくなるため、寂しい気もする。
 新役員の方々は本当に大変だと思う。
 令和5年度の京都弁護士会の年度が始まった。
 私は今年で弁護士28年目になるが、初心を忘れず頑張っていきたい。

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2023年4月10日 (月)

今週の小次郎

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 3月下旬で8歳になった二代目小次郎である。
 小次郎にあげて欲しいともらったワンコ用オヤツを凝視している。
 このあと、むさぼって食べた。

 4月もどんどん過ぎていきます。
 今週も頑張っていきましょう。

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2023年4月 7日 (金)

読書日記「ルポ 食が壊れる」

 文春新書。堤未果。

 人口肉、ワクチンレタス、培養母乳、ゲノム編集魚など、もてはやされる技術の裏にある危うさ。
 そして、「食」に群がり利益を作りだそうとする巨大企業や投資家たち。
 
 小規模農業が壊れていくことの危うさや、単一化されていく食に対する危険性など、今の我々の「食」が利権のために壊されていっているのではないか?という問題を問いかける。
 これは良書で、絶対に読むべき一冊である。

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2023年4月 6日 (木)

桜の花を落とす犯人

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 庭の桜が咲いたので、そろそろ写真に撮ってブログにあげようとしたところ、翌日、花が多数下に落ちていた。
 どうも、雀が桜の花の蜜を吸うために花をちぎるらしい。
 花は初代小次郎のお墓に供えられることとなった。
 雀も生きるために必死なのであろうと思い、雀を責めないことにした。

 以上です。

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2023年4月 4日 (火)

車内アナウンス

 電車の車内アナウンスを聞いていると、「うまいなあ」と思う人がいる。
 あれは、アナウンスの訓練をするのだろうか。
 特訓室のようなものがあり、先輩が後輩のアナウンスを聞いて、「まだまだ!そんなことではきちんと乗客の皆様に伝わらないぞ!!」「ハイ!先輩!!」などと地獄の特訓をしているのだろうか。

 だいたい標準語でアナウンスをするのだが、一方で、関西弁丸出しとか、どこかの地方のイントネーションが明らかに残っている人もいて面白い。あれは、たまたまアナウンスの担当ではない人が、アナウンス係の人が「今日は喉の調子が悪くて・・・」などという時に急遽アナウンスをしているのであろうか。
 あるいは、特訓を拒絶して、「私は私らしいアナウンスで勝負したいんです!」として自己主張を貫いているのだろうか。

 などという妄想が止まらない春の1日であった。

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2023年4月 3日 (月)

今週の小次郎

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 私の足の間で寝ていたのだが、私も足がしびれてきたので足を抜いた後にクッションを枕がわりに置いてやると頭をあげて乗せて寝ている二代目小次郎である。
 この日はまだ気温が低かったのである。

 本日から弁護士会も新年度である。
 なんと1年の4分の1がもう終わっているということに気づいて愕然とする。
 今週も頑張っていきましょう。

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