« 今週の小次郎 | トップページ | 交通事故事件の参考書 »

2023年5月30日 (火)

高次脳機能障害事案の動画撮影

 高次脳機能障害の方の介護状況について、全ての事案ではないが、動画撮影をすることがある。
 動画撮影をすることで、裁判所にも介護の具体的状況のイメージを持ってもらいやすい。
 今まで提出した事件では、総じて、裁判官から、「非常にわかりやすかった」と言ってもらえている。
 なお、車イスで完全介護に近い状態であったり、ご本人の負担の観点から作成しないこともある。
 過去、15件ほど高次脳機能障害事案を担当しており、現在も2件訴訟中である。

 このうち1件は、動画作成をした方がよいと判断し、先日現地まで行き作成してきた。
 ホームページ作成や、動画撮影を兼業している弁護士がいて、当該弁護士に依頼した。
 弁護士であるため、余計な説明が要らないところがよい。

 相応の件数を受任している方だと思うので、全くの知り合いでない弁護士や、紹介のない弁護士だと難しいが、高次脳機能障害事案はこれまで何件か共同受任もしているので、困られている人がいたらご相談いただければと思う。動画撮影もコツもあるし、業者も探すのに困られるであろうからである。

|

« 今週の小次郎 | トップページ | 交通事故事件の参考書 »