« 2023年7月 | トップページ | 2023年9月 »

2023年8月31日 (木)

録音装置

 電話でのやりとりが後日重要になりそうな時、念のため録音をしておくことも必要であろうと考えて、独立した時に電話機に録音装置をつないでいたのであるが、もはや誰が使っているのかという小さいテープのものであった。
 他の弁護士がどうしているか分からないのだが、過去に弁護士同士の飲み会で、「そういうこともあるからつけておいた方がいい」と先輩弁護士につけておいた方がよいと言われて、独立の時につないでおいたのである。

 しかし、このデジタルの時代に、これでは証拠化するにしても証拠化もできないと考えて(現実に録音したことはないし、仮に録音したとして証拠として使用する場面も思いつかないのだが)、念のためデジタルの録音機に変更した。
 これだとPCに移して、データとともに反訳を出せる。

 いつ使うのかもわからないし、使ったとしても証拠として出すことがあるかもわからないのだが、タイムカードとともにリニューアルしたので報告する(誰に?というツッコミが聞こえてきそうであるが。)。

|

2023年8月30日 (水)

エアコン

 この猛暑だと、寝る時にもエアコンをつけて寝ないと寝ていられないし、熱中症の危険もあるとされている。
 しかし、エアコンをつけたまま寝るとそれはそれで夜中に寒く感じて目が覚めてしまうので、タイマーにして寝ている。

 しかし、タイマーにすると切れた後、だんだん暑くなり起きてしまう。
 タイマーの時間もどれだけにするかも悩ましい。
 設定温度も悩ましい。

 今は26度で1時間にしているが、それだと6時10分に起床するまで、2回は起きる。
 起きてエアコンをつけても、次の瞬間には眠りに落ちられるのだが、冬場よりは眠気がある。

 誰か正解を教えてもらいたい。

 以上です。

|

2023年8月29日 (火)

共同受任と印鑑

 共同受任している事件の場合、準備書面などの印鑑を押すのが面倒である。
 さすがに訴状は各自で押してもらうが、準備書面だと代印にしていることもある。

 刑事事件だと代印ではダメなので、押しにきてもらうか、押してもらいにいかないといけない。
 急ぎの書面などだと、これが非常に面倒である。

 裁判所も民事であれば代印だからこの準備書面の中身がダメそう・・などとも思っていないと思う。
 そして、裁判所に出す書面で、弁護士の事務所が出しているので印鑑がないからといって偽造であることなどほとんどないであろう。
 印鑑のシステムもどうにかならないかと思う今日この頃である。

|

2023年8月28日 (月)

今週の小次郎

Dsc_1243-1

 お、父ちゃんや。という感じの二代目小次郎である。
 夏休みで二人の時にソファーですやすや寝ている小次郎の横に座ったところ、起き上がってきて私を見て、またそのまま爆睡した。
 ワンコはけっこう寝ているのである。

 これを書いている時点で、まだまだ暑い。もうすぐ9月であるが、暑さは和らぐであろうか。
 とにもかくにも、今週も頑張っていきましょう。

|

2023年8月25日 (金)

読書日記「グノーシスの神話」

 講談社学術文庫。大貫隆。

 古代キリスト教最大の異端思想ともいわれるグノーシス主義についてその神話の主要な部分を解説したもの。
 最も禁欲的な宗教といわれる「マニ教」にも影響を与えている。

 以前から興味があったので購入して寝る前に寝落ちしつつ読了。
 文章は平易であり、宗教に何らかの思い入れもなさそうな著者による解説は中立的であると感じた。

 時々キリスト教に関する本を読んでいる私であるが(私自身は無宗教というか、古来からある日本的宗教観しかないが)、そうでない人は読まなくてよいでてろう。
 なんかよくわからないけど知識として読みたいという人向けである。

|

2023年8月24日 (木)

タイムカード

 事務局が使用しているタイムカードは平成14年9月に独立した時から使用しており、20年を越えたので新調することにした。

 古いタイムカードの問題点は、2分ほど遅れていること、紙媒体なので給与計算をしてもらっている先にコピーしてFAXをするというこの時代に合わないようなタイプであったことである(20年経てばアタリマエ)。

 新しいタイムカードは、電波時計機能搭載、ネット経由でデータがサーバーに送られて、給与計算をしてもらっているところと共有できるからいちいちファックスしなくてよい。ファックスの字がつぶれて何分か見て欲しいということもないであろう。
 タイムカード一つをとっても、時代の変化を感じる令和5年の夏であった。

|

2023年8月23日 (水)

限定商品の付録

 だんだん年齢を重ねていくと、初回限定品に附属するもろもろというものが邪魔になってくる。
 結局のところ、置いておいて、それを所有していたところで何になるかという境地となってくるのである。

 それがコンサート映像などのDVDであればまだしも、ポスターとかカードとかというものであったとして、保管しておいておいて何になるのかという気持ちに変わっているのである。
 読んだ本は本棚に入れるが、それ以外で日常役に立たないモノを所有することに何の意味があるのかという気持ちになりつつある。日常必要なモノは欲しいという物欲はあるので、日常で役立つかそうでないかが判断基準となってきている。
 ということで、ここのところ、限定商品の付録はだいぶ捨てている。

 フィギュアを集めてガラスケースに入れていたり、何かを集めている人がテレビで特集されたりしているが、そうした人の気持ちに共感するところがなくなってきているのであるが、これは老化であろうか。あるいは進化か。

 というようなことを考える盛夏の1日である。

|

2023年8月22日 (火)

物価

 不動産の決済の時に、卵の価格の高騰というものが話題となった。
 私が子どもの頃は、ハガキが20円であったのに、今は63円であるという話をしたところ、その場に居合わせた50代の人が皆ハガキが20円とは知らない、40円ではなかったかというので、推移をスマホで調べたところ、私の記憶が正しく、ハガキは昭和51年に20円とされた後、41円となったのは平成元年であった。

 これを基準に考えると、モノの値段は3倍になっていると仮定すれば(もちろん品目によって全然違うであろうが、あくまで仮)、卵の価格はそれほど上がっておらず(子どもの頃の記憶と比較しても、2倍にもなっていない。1.5倍くらいか)、卵が価格の優等生といわれることもわかる。
 養鶏業者の企業努力のたまものではなかろうかと思う。もちろん、国からの補助金もあるだろうが、それだけではなく、養鶏業者の企業努力も相当あるのではないかと思っている(あくまで個人的見解)。

 なので、家計には厳しいが、鳥インフルエンザや飼料の高騰からすれば、卵の価格が上がったというのもやむを得ないのではないかと思っている。

 というような世間話をして、不動産の決済の時の待ち時間を過ごしている。

|

2023年8月21日 (月)

今週の小次郎

Dsc_1217  夏休みを二代目小次郎と一緒に居てあげるために何日か取っているのだが、午前中は朝の散歩からのボール遊びで疲れたのか、ソファの下にもぐり、鼻先だけを出して寝ていた。  11時過ぎに起きてきて、「構え構え」というので入念なマッサージをした。  これを書いている時点でどうしようもない暑さが襲い来る日々である。  日本には春と秋はなくなったのだということをテレビで学者が言っていて、四季ではなく二季だという話をしていた。  そんな中でも、今週も頑張っていきましょう。

|

2023年8月18日 (金)

読書日記「猫を処方いたします。」

 PHP文庫。石田祥。

 「大丈夫ですよ。だいたいの悩みは猫で治りますから。」

 こころに悩みがある人が訪れる「中京こころのびょういん」。
 そこを訪れた人に処方されるのは、生きている「猫」であった。

 猫と人のつながりを描くほろっとさせられる一冊。

 私は今は犬派ではあるが、元々猫派で、今も猫は大好きである。
 書店でその書店の店員が選ぶ50冊の文庫の中の一冊として購入。
 表紙にも惹かれた。文章も読みやすい。
 夏の暑い盛りに読んでみてはどうでしょうか。

|

2023年8月17日 (木)

不動産の決済

 いわゆるマチベンをしていると、不動産の決済に立ち会う機会も多い。
 破産管財人、相続財産清算人、相続物件の売却、破産前に不動産を売却する、任意整理の一貫として不動産を売却する、離婚事件で売却する等々である。
 不動産の決済は、売買契約を取り交わして、決済金からどういうお金を支払って、当日の金種はどうで・・というものを事前に調整するため、当日までに行うべき作業は全て終わっている。
 当日は現場に行き、登記関係書類が揃って買主側の金融機関からお金が出るのを待つだけであり、お金が出てきたら売主本人又は売主の代理人として、それを分配することになる。

 一度は担保設定をしていた不動産について、債権者側で決済に立ち会うこととなったのだが、破産管財人が不動産売却を初めて行うということで、段取りから何をどうしてよいかもわからないと頭を下げてきたので、全ての段取りを私がしてあげたこともある。

 金融機関によっては、お金が出てくるまでかなり待たされる。
 一番長かったのは、記憶にある限りでは、2時間半というものがあった。
 仲介業者の担当者が全くできない人で、現場で確認すると私が事前に整理して送っている金種を金融機関に伝えておらず、そのために時間がかかったのであった。

 この待ち時間は、ただ待つだけであるので、世間話能力が必要である。
 故中村利雄弁護士は世間話の天才で、共同受任している事件で依頼者と打合をすると、事件の打合よりも世間話の方が長いということもしばしばであった。ただ、その話題は昨日の夜に見た映画であったり、ニュースであったり、その週に読んだ週刊誌ということが多かったが。
 ということで、不動産の決済時は、待つために世間話能力が必要で、私も世間話をしているが、時には買主側から法律相談をされることもある。
 どうやって世間話能力を身につけるかは秘密である。

|

2023年8月16日 (水)

電車にて

 予め宣言しておくが、くだらない話である。

 出勤時の電車は必ず座ることができるものを選び、それに合わせて通勤している。
 東京の通勤ラッシュなどは絶対に無理な私である。

 帰りの電車はさすがに座ることができないのであるが、電車自体けっこう揺れるので、足だけで立つのではなくもう1点支持できるところが欲しい。3点倒立の方が普通の逆立ちよりも安定するのと同じ理屈である。
 また、つり革を持ってしまうと本を読むことができないのである。
 さらに、つり革は新型コロナウィルスが流行る前から持ちたくないので、できるだけ持たないようにしており、やむを得ず持った場合には携帯のアルコール消毒を行う。
 座席の裏側が空いていればそこに背中を当てて3点支持をするのだが、そこはやはり空いていないことが多い。
 いつも乗る電車だと、ホームでどちら側のドアが開き続けるかは分かっているので、開かない方のドアに背中を当てると安定する。

 この方法で「そうなったらどうしよう」と思っているのが、ホームに着いた時に車掌が間違えてホームと反対側のドアを開けたらどうしよう問題である。
 駅に着くたびに、背中を押し当てているのを外すという作業が要求される。

 まあ、そんなことはあり得ないよなと思っていたのだが、念のためネットで検索したら、割合反対側のドアを間違えて開けてしまうという事故はあるようである。ざっと見たところ、幸いにけが人が出たという報道はなかったが、混み合っている電車だと私のようにホームと反対側のドアに背中を当てている人は少なからずいるだろうし、そうなれば多数の人が線路に転落するのではないかと危惧している。
 なので、駅に着く度に背中をドアから離すというのは、実は身を守るために理に適っていたのである。

 お付き合いいただき、ありがとうございました。

 以上です。

|

2023年8月15日 (火)

今週の小次郎

Dsc_1212

 甚平さんを着てブルンブルンとしている二代目小次郎である。
 これを着させた二代目小次郎と夏祭りでも行くことができたらと夢想するが、家族以外の人には怒りを発するため(若いお姉さん除く)、無理であろうと思っている。また、そんな適度な夏祭りもない。
 私が小さい頃は夏場は6日がつく日は●●通りで夜店が出ていて、8日がつく日は●●通りで夜店が出ていた。
 また、神社で夏祭りが開催され、露店がたくさん出ていた。
 ああいう雰囲気の夏祭りは最近とんと見かけないので、寂しい限りである。

 お盆期間ですが、頑張っていきましょう。

|

2023年8月14日 (月)

当事務所はお盆期間も執務しております

 本日からお盆休みに入られている方も多いと思いますが、当事務所にはお盆休みはございません。
 弁護士・事務局は交代で休みを取りますので、お盆休み期間中も執務しております。
 私も夏期休暇は取りますが、まとまった休みを取ることはありませんので、ご相談があられる場合には事務所までお電話ください。
 どうぞよろしくお願いいたします。

|

2023年8月10日 (木)

読書日記「女が死ぬ」

 中公文庫。松田清子。

 書店でその書店の店員が推す文庫本の中にあった。サメの口の中に女性がいるという表紙に惹かれて何の気なしに購入した。
 ありとあらゆるテンプレな物事に対してこれでもかというくらいにバカにしている。
 電車の中で笑いをこらえるのが必死であった。
 ああ、こういう展開あるよね。。。と思いながら読んでいた。

 本屋で書店員お勧めということで置いていなければ、自分では絶対に買うこともなければ知らない作家の本であったので、やはり本屋に行くのはよいと感じた一冊。
 真夏に読んでみてはいかが。

 

|

2023年8月 9日 (水)

セミの声

 子どもの頃や若い頃はセミの声が耳に触るということはなかった。
 小学校の頃はセミを捕りまくり、それで一度熱中症になったこともある。
 夕方にセミが羽化するところを捕まえに行ってたくさん捕ってきたこともある。
 今から考えると、申し訳ないことをしたものである。

 ところで、ここ最近、夏場はセミの声が耳に触る(特にクマゼミ、アブラゼミ)。

 セミはオスしか鳴かず、あれはメスへの求愛行動で、子孫を残すために必死に鳴いているのであるから、致し方ない。
 最近は学生の研究で、セミは1ヶ月ほどは生きていることが分かったようであり、その1ヶ月で自分の子孫を残せるかどうかの瀬戸際なので、力を込めて鳴いているのである。

 セミの声が耳につらくなってきたのは、年齢が上がり、こちらの体力が落ちてきたため、あの生のほとばしりのような声がどことなく身体と精神に響くためであろう。
 特に、真横で鳴かれると耳がつらい。その鳴き声の大きさもあるが。

 先日は庭の桜の木で鳴かれ出したので、追い払った。遠くで鳴いてくれている分にはそこまで耳に触らないのであるが、真横で鳴かれるときついのである。
 自宅は隣が公園なので、早朝からセミの大合唱である。
 近所の庭木がたくさんあるお宅だと、セミもそれだけ多くいて、庭からセミの大合唱が聞こえている。

 早く暑さがマシになり、ヒグラシやツクツクボウシなどの秋を告げるセミの声に変わらないかと思っている今日この頃である。

 暑いですねえ。。。

|

2023年8月 8日 (火)

 果物の中で梨が一番好きである。
 洋梨はあのにゅるんとした歯ごたえが好きではなく、日本の梨のシャリシャリした歯ごたえとみずみずしさが好きである。
 二十世紀が一番好きであるが、それ以外でも大丈夫である。

 梨が出回るととにかく高くても買う。
 二代目小次郎も梨が大好きなので、梨がある時は毎日あげている。
 しかし、どうしても一時期梨がなくなる時期はやってくる。

 そうすると、二代目小次郎は私が梨を独占していると思い込み、恨めしい目でみつめてくるのである。
 説明をするが、さすがにワンコにはそこまで理解できない。

 年中梨が食べられるとよいと思いつつ、やはり食べ物は旬のものがよいのであろうと思い返したりもしている。
 しばらくは梨があるので、二代目小次郎に恨めしい目で見られることもない。

|

2023年8月 7日 (月)

今週の小次郎

Dsc_1205_20230731105501

 甚平さんを着ている二代目小次郎である。
 小さい子どものようである。

 夏の暑い時期は涼しい時間に散歩をする。
 人間でも熱中症の危険がある時間帯に犬を散歩させている人がいるが、絶対にやめて欲しいものである。

 今週も暑さに負けず、頑張っていきましょう。

|

2023年8月 4日 (金)

読書日記「消えた冒険家」

 亜紀書房翻訳ノンフィクション。ローマン・ダイヤル。

 小さい頃から親子で各地を冒険してきた。その息子がコスタリカの単身トレッキングの中で行方を絶った。
 様々な情報が交錯する中で、息子を探すために奔走する父と母。そして関係者。

 テレビの力も借り、全米を巻き込んだ捜索となったのだが、息子は発見されるのか?息子はどうなったのか?
 証言者たちのいうことは正しいのか?

 息子に大自然の中を冒険することを教えなければ、息子は死ななかったのか?

 自問する父の苦悩。

 頁をめくる手が止まらないノンフィクションである。

|

2023年8月 3日 (木)

読書歴

 初めて字ばかりの本を購入したのは大阪の天満橋にある松坂屋であった。
 少年探偵団の本が売っていると聞いて、小学校3年くらいに同居していた祖父に連れて行ってもらった。
 それからは数ヶ月に一度、少年探偵団の本を買いに行った。

 その後小学校の頃は、バスで2駅ほどのところにある図書館で本を借りまくった。
 当時読んでいたのは推理小説ばかりで、そこで金田一耕助シリーズに出会った。

 小学校高学年の頃には、金田一耕助シリーズを自分でも購入するようになり、大学を卒業するまでには角川文庫の金田一耕助シリーズは全て所有していた。
 中学校になり、多少は文学も読み始めたが、高校生になり、歴史小説に移行した。
 最初は吉川英治の宮本武蔵や三国志を読み、それから司馬遼太郎を読んだ。
 大学の頃はレイモンドチャンドラー、司馬遼太郎などを読んでいた。
 今まで買いためた三国志関連の本は自宅に多数ある(多分30冊以上ある)。
 戦国時代関連のものは多分400冊はある。

 司法修習生となった以降も少ない給与の中から(とはいえ、今の修習生に比べると破格の給与であった)コツコツと本を買い、津本陽、ノンフィクションにも手を出すようになった。
 弁護士になると、勤務弁護士時代は出張が多かったので、移動中に本が読めるので、手当たり次第に読むようになった。
 今の原型で、科学ノンフィクション、エッセイ、動物のノンフィクション、歴史ノンフィクション、文学、推理小説、桐野夏生、宮部みゆき等々。
 ノンフィクションものでも、人が消えてしまったものになぜか惹かれる。桐野夏生の柔らかな頬は面白かった。

 村上春樹を読むようになったのは独立してしばらくしてからで、今は発売を心待ちにしている。

 特にオチはないが、蔵書1万冊くらいになって死にたいと思っている。

 以上です。

|

2023年8月 2日 (水)

マウントを取ろうとする人

 マウントを取ると気分がよいのはそうであろうが、何かにつけてマウントを取ろうとする人は相手にするのが疲れるものである。
 中にはマウントを取りに来ていることを自覚せず、自然にそうなっている人もいるように思われる。
 よりよい議論をするのではなく、自分が議論の中で上に立っている状態であることを目的とするので、議論の方向性がおかしくなるのである。
 そういう人の周囲からは人がいなくなっていき、最後には1人となるのではなかろうか。

 そう思われないように気をつけないといけないが、無自覚な場合はどうしようもないであろうと思う令和5年の盛夏である。

|

2023年8月 1日 (火)

複数の本屋に行く

 Amazonで書籍を購入することも多いが、本屋に行くのが好きである。
 1週間に1回は行きたい。出張先などで時間があると本屋を覗いてみる。

 本屋なんてどこでも同じだという考えの人もおられるかと思うが、そうではない。
 どの本をどこに配置して、どういうフェアをして、どういう本を置いて・・・と奥が深いと思う。

 先日はある本屋の店員が選んだ文庫本コーナーがあり、表題だけで惹かれてしまい、6冊ほど購入した。
 また、見せ方、並べ方も各本屋によって違う。

 大型の本屋はブラブラして何かないかと思って見て回るには不向きではあるが、何しろ本の量が多いので時々掘り出し物がある。
 中規模の本屋が一番見て回るには適しているが、どの本を置いてどれを置かないかというところで力量の差が出る。
 最近は数が減ったと言われている町中の小さい本屋も好きである。閉店していって寂しい限りであるが、小さいので隅々まで探せて、これまた「おっ。」という本に出会えることがある。
 ただ、全く気乗りがせず1冊も買わないこともある。
 そうかと思えば一回で5~6冊買うこともある。

 コロナ以降出張が減ったためか、コロナ以前は年間100冊ほど読んでいたようであるが、コロナ以降は年間60冊程度にとどまっている。
 年間100冊読んでもそれよりも購入するペースが速いので、自宅の私の部屋は未読の本だらけである。

 本屋に行ってみませんか。

|

« 2023年7月 | トップページ | 2023年9月 »