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文藝春秋。高野秀行。
人の行かないところに行き、「なぜそんなことに興味を持つのか」といつも思わせられる著者の新刊。 イラクにある巨大湿地帯「アフワール」、現代最後のカオスと呼ばれる地域に潜入する。 そこは湿地のため軍隊も入ることができず、水路のため方角すら分からなくなる。
なぜそこに行こうとするのかというツッコミが頭をよぎるが、読んでいくうちに著者のペースに引き込まれるのである。
お勧めの一冊である。
2023年10月27日 (金) | 固定リンク Tweet