令和5年読書ベスト(下半期)
「ひみつのしつもん」相変わらずの岸本佐知子氏ワールドである。面白すぎる。
「ブルシャーク」サメが淡水で人を襲うパニック小説。サメ好きにはたまらない(水の中で会いたくはないが)。
「堤美果のショックドクトリン」ショックを与えて何もかも根こそぎ自分たちの利益とする手法について整理されている。国もこれを行う。
「イラク水滸伝」安定の高野秀行氏である。どうしてここに行きたい、行こうとなるのかは理解できないが、行ってしまって抱腹絶倒の本にするのがすごい。
「世界はなぜ地獄になるのか」読んでいて人間というものが心底イヤになるが、自分にも当たり前にそういうところはあるので、ゲンナリしてしまうが、人の行動原理を知る意味では読むといいと思う。
「スクイズ・プレー」ハードボイルド小説の王道で、フィリップマーロウを彷彿とさせる主人公にただ惹かれる。
「クレイラットの殺人」刑事ワシントン・ポーシリーズの最新作で、どんでん返しに次ぐどんでん返しは予想を超えてくる。
まだ読書日記で紹介できていないものが10冊近くあるので、また後日お勧め度とともに紹介する。
| 固定リンク