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2024年3月29日 (金)

読書日記「1%の才能」

 エクスナレッジ。橋本英郎。

 ガンバ大阪で黄金時代を築き、オシムジャパンで日本代表にも選出された著者の作品である。
 昨年12月に引退試合をされ、多くの観客を集められた。

 よく来ていただいたと思うのだが、京都法曹サッカー部の合宿に指導をしに来ていただき、そのご縁で引退試合に看板を出させていただいた。
 先日、事務所まで御礼に来ていただき、サインをいただいた。

 普通はこういう本は自分の自慢話に終始するのだし、私も日本代表になられたほどの人なので、サッカーエリート街道を進んで来られたものと思っていた。
 しかし、ガンバジュニアユースでは最低ランクで、そこから少しずつ這い上がって、プロになり、日本代表になられたのである。
 橋本さんは、大阪市立大学を卒業されておられて、まさに文武両道を地で行く方である。
 話をさせていただいていても、知性溢れる方であるということが分かる。
 どのような考えで夢を掴まれたのか、どういう思考でプロの世界で生きてきたか、人生においても役立つ一冊である。

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2024年3月28日 (木)

布団に絡まる

 寝ている間に暴れているので(当然無自覚だが)、下に敷いている毛布がどこかに行く、毛布が飛んで行っている、布団も飛んで行っているというのは日常茶飯事である。

 先日は、右に寝返りが打ちにくかったので、一瞬目が覚めたのだが、結局そのまま寝ていた。
 朝起きると、下に敷く毛布を敷き布団に固定する紐の下に左腕が通っていて、寝返りを打とうとすると、敷き布団まで持ち上げないと無理なためであった。

 どうやったら寝相が良くなるのか、知りたい今日この頃である。

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2024年3月27日 (水)

いつも電車で会う人

 毎日だいたい同じ電車で通勤していて、乗る車両も同じである。
 そうすると、ほぼ毎日同じ顔ぶれに出会う。

 京都市役所前の最寄り駅で降りる人もだいたい同じ顔ぶれである。

 この人はどういう仕事をしているのかなどとぼんやり考えてみることがある(真剣に考えている訳ではない。)。

 先日はよく乗るタクシーの運転手さんから、「医療関係の人ですか。」と言われた。
 タクシーの運転手さんにも物言いが丁寧で、固い仕事をしていると感じられたようである。
 そういう時は、自営業ですとだけ答えるのであるが、面倒になって弁護士だということもある。
 相手を見て言わないと、タクシーの中で法律相談が始まることがあるので、そういうことは聞かないだろうという運転手さんに回答している。
 タクシーの運転手さんも、私が何者か気になっていたということであろう。

 中には、毎日会う私を見て何をしている人なのかと思われていることもあるかもしれない。

 何のオチもなく恐縮である。

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2024年3月26日 (火)

花粉症になった人がたどる経過

 花粉症になった人がたどる経過は、次のようなことが多い。

1、否認
 そんなはずはない。自分は今まで症状がなかった。
2、怒り
 なんで自分が花粉症になるのか。こんな理不尽なことはない。
3、取引・抑うつ
 花粉症になっていることを先延ばしにできないか。花粉症になるなんてつらい。しんどい。
4、受容
 花粉症になったことは仕方がない。受け入れて暮らしていくしかない。

 キューブラー・ロスの死の受容過程と同じである。
 私の周りでも、明らかに花粉症の症状を呈しているのに、「これは違う。風邪気味なだけだ。」と言っていたり、怒っていたり、落ち込んでいたりする人がいる。
 私は元々中学校くらいから春先になると鼻水が止まらず体調が悪かったので、ずっと花粉症だったのだと思う。
 花粉症という言葉が出てきて、しばらくして自分も花粉症だと気づいたので、4から始まったのだが。

 早く、花粉の飛散が終わらないかなあ。。。

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2024年3月25日 (月)

今週の小次郎

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 時々写真を撮ろうとしても、正面を向いてくれない時がある二代目小次郎である。
 人の膝に乗ってきて、撫でて欲しいのかと思い撫でるといきなり怒りだして、そういう時は、「ソファーのその場所を明け渡せ」という主張なのである。
 勝手な二代目小次郎である。

 これを書いている時点で今週は暖かくなる予報ですが、どうでしょうか。
 3月も終わりに近づき、4月に入ると1年の4分の1が終わっていることに気づいて毎年愕然とします。
 今週も頑張っていきましょう。

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2024年3月22日 (金)

読書日記「自然、文化、そして不平等」

 文藝春秋社。トマ・ピケティ。

 21世紀の資本が大ベストセラーとなった著者が行った講演内容をまとめたもので、100頁ほどで薄い。
 そして講演内容をまとめたもので読みやすい。
 21世紀の資本は全て読破したが、これを読むだけで著者の考え方を知ることができる。
 資産を所有する者は基本的に持ち続け、男女の賃金格差は埋まることがなく、富裕層は税金まで逃れている。
 これを是正するために如何にあるべきか、静かな語り口でピケティが述べていく。

 勉強になる一冊。

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2024年3月21日 (木)

琵琶湖の水位

 これを書いている時点で琵琶湖の水位はマイナス13センチである。
 この冬は、一時期マイナス70センチ台まで下がっており、降雪した時期と、一時期の連日の雨で水位が回復した。

 琵琶湖の水位があまり下がると取水制限があり得るので、1週間に1回は琵琶湖の水位を見ている。
 リアルタイム水位表というホームページもあり、今は直ぐに確認をすることができる。

 こんなことをしている弁護士は、きっと私だけであろうと思いつつ、故中村利雄弁護士と台風が今どこに居て今後どうなるか、このまま今日飲んでいて大丈夫か、帰宅するとすれば何時がタイムリミットかと、台風の位置だけで酒が飲めたことを思い出し、他にも琵琶湖の水位を気にしている弁護士がいるかもしれないと思う今日この頃である。

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2024年3月19日 (火)

担当事件の記事が配信されました

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7d098a5753eeb46081e3570f9d906256fa742887

 私が担当した事件の記事がヤフーで配信されているので紹介させていただく。
 少しだけコメントをしている部分がある。

 ご遺族の話や重度の障害が残ってしまった事件の被害者の事案を受任すると、本当に心が痛む。
 元に戻してあげることができないため、私にできることは刑事事件に被害者参加代理人として参加して、少しでも被害者の気持ちを裁判所に伝えること、そして、民事事件でできる限りの賠償金を獲得出来るよう主張立証に努めるとともに、被害者の気持ちを裁判所に理解してもらえるよう努力することである。

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2024年3月18日 (月)

今週の小次郎

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 何かを発見して嬉しそうに見える二代目小次郎である。
 朝の散歩も明るくなってきて、ライトなしで歩くことができるようになってきた。

 花粉が爆発していますが、今週も頑張っていきましょう。

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2024年3月15日 (金)

読書日記「どうせ死ぬんだから好きなことだけやって寿命を使い切る」

 SBクリエィティブ。和田秀樹。

 表題どおりの本である。最後はどうせ死ぬのだから、あれこれと我慢しないで好きなことをしよう。
 死ぬ時に後悔しないように。

 年齢的なことでいうと、現在53歳の私よりも一回り上の世代の人が読む本ではあった。
 全て納得がいく内容ではないが、今後の生き方に取り入れていこうと思う部分も多々あった。

 難しい言葉は全くなく平易な文章ですらすらと読める。

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2024年3月14日 (木)

知らない間に怪我をする

 サッカーをしていると、知らない間に怪我をしていることがある。
 レガースで守られていない足首の部分が蹴られて腫れていたり、スパイクの裏が当たったのか血が出ていたり、腕を打撲していたりする。
 そのときはアドレナリンが出ていて気づいていないのだと思うのだが、終わってからしばらくすると「アレ?」と痛くなってくる。

 レベルは全く違うが、フル出場したプロのサッカー選手が試合が終わった後、実は骨折していたことが分かることがあるなどもそういうことなのであろう。

 あるいは、寝ている間に暴れて、寝ている部屋の家具の角などにぶつけているのかもしれない(寝相は悪い)。
 先日も左の人差し指の付け根が腫れていて、キーボードを打つときしばらく痛くて、拳が握り込めなかった。
 これは多分寝ていて腕を振り回した時に家具にぶつけたのであろう。

 歳がいくと怪我の治りも悪くなるので、なるべく怪我はしたくない今日この頃である。

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2024年3月13日 (水)

誤字脱字チェック

 書面を作成している時、自分ではきちんと入力しているつもりで、画面上で読んでも問題がなくとも、誤字脱字はどうしても出てくる。
 そのため、事務局に誤字脱字チェックをしてもらう。

 たいていは誤字脱字があるので、事務局も全くない時にはもう一度読み返すそうである。
 事件番号の間違い、控訴人と被控訴人の言い間違い等、私がよくするミスは訂正してくれる。
 交通事故の計算も間違っていることもあり、事務局がエクセルで検算してくれたりする。
 一番ありがたいのは書証の原典に当たってくれて、引用書証に間違いがないか、書証の引用が正確かをチェックしてくれることである。
 これをしてもらっていることで、安心して裁判所に書面を提出できるのである。

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2024年3月12日 (火)

昼間から飲酒

 休日など、昼間からビールやワインを飲むという弁護士の話を聞くことがある。
 私もお酒は好きだし、そこそこ飲めるが、昼から飲もうとは思わない。

 困るのは昼からお酒が出る場面である。
 正直なところ昼からお酒は飲もうと思わないどころかできれば飲みたくないのである。
 ただ、周りがお酒でテンションが上がっていくのにシラフというのも辛いので、ごく控えめに飲む。

 結婚式や、ひまわり公設事務所の引継ぎ式などでは、昼からけっこう飲んでいる人も多いのだが、経験上、昼から飲むとしばらく体調もよくないので、控えめにしている。

 あるベテラン弁護士は夏場に昼からビールを飲んで仕事をしていたということであるが(もちろん午後から裁判や打合はないと思うのだが)、そんなことをしたら私などは仕事にならないので驚きである。
 お酒が好きだった故中村利雄弁護士でも17時を過ぎないと飲まなかった。
 ビールを飲みながら、調べ物をするのが至福の時であると言っていたが、そのうちもっと飲みたくなり、私のビルのドアを叩いて一緒に飲みに行こうということもしばしばであった。なぜか電話をせず、いきなり来てドアを叩くのである。一度は帰宅途中、かなり帰っていたのだが、「どうしても今日は中と飲みたいんや。」と携帯に電話があり、戻ったことも何回かあった。

 話が逸れたが、酒好きでも昼から飲みたい人とそうでない人もいるということである。

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2024年3月11日 (月)

今週の小次郎

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 散歩から帰ってきて、伸びをしている二代目小次郎である。
 これからさあ活動をするのかと思いきや、この後寝だしたのであった。

 先週は雨が多く、早朝の散歩は私と二代目小次郎だけで、散歩の間は人も犬も見かけなかった。
 そのときだけは、小次郎の世界であった。

 3月も半ばが近づいてきました。
 今週も頑張っていきましょう。

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2024年3月 8日 (金)

読書日記「遠い声、遠い部屋」

 新潮社。トルーマン・カポーティ。村上春樹訳。

 筆者の最初の長編である。
 発刊された当時、評価は二分したというようなことが解説で書かれていた。
 表現や文章はもの凄く洗練されている一方で、物語としては分かりづらく感じるが、私の読解力のなさであろうか。
 村上春樹は、「ジェットコースターに乗っておとぎ話の国を旅しているような感覚」に襲われると解説している。
 場面場面の美しさ、比喩、情景の表現を読んでいるうちに(村上春樹の訳の訳の素晴らしさもあることは間違いない)、物語が終わってしまったような感じを受ける。
 

 主人公は父親の下に行って幸せだったのだろうか?
 元々の暮らしをしていた方が幸せだったのではないだろうか?
 主人公はこの後どうなってしまうのだろうか?

 何となく読んだ後、引っかかりが残る作品である。
 それが作者の狙いだったのか、どうか。
 読み手を選ぶ作品かも知れない。
 

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2024年3月 7日 (木)

日帰り出張

 日帰りの出張の場合、30分でも事務所に戻れそうなら戻って仕事をする。
 出張の時には、11時、14時、17時直前と事務局からスマホとパソコンに定時メールを送信してもらい、場合によればPDFで送ってもらってできる仕事は出先からしておく。急ぎのものは随時連絡をもらう。
 そうすると、移動時間(基本的に公共交通機関)に指示を出したり、メールを見てすることを想定できるので、戻って30分でも作業をすると、翌日、事務局は私が終日不在の事務処理を朝イチから行うことができるためである。

 その他の移動時間中はパソコンは基本的に持ち歩かず、本を読んでいるか、寝ている。
 移動はけっこう疲れるものなので、睡眠も必要なのである。

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2024年3月 6日 (水)

出張と観光

 若い頃は遠方に行く時も1日で帰ろうとし、実際に帰り、できるだけ早く事務所に戻って仕事をしようと考えていた。そして、実際に仕事をしていた。
 一度長野地方裁判所に行った時に、まっすぐ事務所に帰っても仕事をする時間も取れないことが分かり、タクシーを貸し切りにして善光寺に参り、川中島の合戦場跡を見て、川中島神社にお参りした程度である。
 最近はウェブ会議が浸透してきたので、出張自体も減っているが、人生も確実に後半戦に入っているので、行きたかったところが出張先の近くであれば、できるだけ行こうという気になっている。

 先日は新潟地裁高田支部で尋問があり、和解協議の次第によっては帰るのが難しいかもしれないので、宿泊した。
 共同受任している弁護士と日本海の幸と新潟の日本酒を堪能した。サクラマスと幻魚が美味しかった。
 高田からは春日山が近いので、翌日は観光に行くことを決めていた。
 翌日は早朝からタクシーを貸し切り、春日山神社にお参りし、春日山城跡に上った。
 上杉謙信の居城である。

 ビジネスウェアにトートバッグを持って上ったのだが、「最近は暖かいから雪はもうないと思いますよ」という運転手さんの言葉とは全く違い、山の上は雪がけっこう残っていて、両サイド持つところもなく、落ちると死にはしないだろうが、骨でも折れそうである箇所が何カ所もあった。
 雪もけっこう滑り、防水のスニーカーを履いていたのがせめてもの救いであった。
 他にも上って居る人が何人かいたが、私のような軽装で上っている人はいなかった。
 また、当たり前だが山城なので攻められないよう、勾配は急であり、前日の酒も残っている状態で息も絶え絶えという状態であった。
 ただ、大学の頃から行きたかった城跡だったし、出張のついでに観光をして良かったと思っている。

 その後上杉謙信が幼少の頃僧侶として修行をしていた林泉寺にも行ったが冬期は閉鎖されていたので、見ることができる範囲で観光をした。
 今後は、出張にもなにがしかの楽しみを見つけて行こうと思う今日この頃である。

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2024年3月 5日 (火)

ヒロシのぼっちキャンプ

 ヒロシのぼっちキャンプのファンの人はかなりの人数多いと思う。
 自動車で移動し、地元密着のスーパーや店舗で食材を買い、時にはヒロシが好きな店(昭和レトロとか、古いバイクなどが置いてある店)を訪問し、後はテントを張り、たき火をして料理(時には買ってきた惣菜を温めるだけの時もある)をするという番組である。
 現在シーズン8がBS-TBSで放送中で、Amazonprimeビデオでもシーズン1からシーズン6まで視聴可能である。

 何がいいかと言われると、まずはヒロシさんが何も演技をしていないと思われるところである。
 日常的に、仕事などをしていると、素の状態でいることは中々できず、その場面場面で顔を変えないといけない人たちが、素のヒロシさんのままを見て、仕事なのに素の状態でいられることに感銘を受けるのではないかと思う。
 そして、地元の人との触れあいで、ヒロシさんの誠実な人柄に触れることができるところである。
 また、ヒロシさんの普通に話をする声がいいのである。
 シナリオもなさそうである。

 そして、火を見ていると落ち着く。

 先日別のヒロシさんの番組に、玉川徹さんが出演していたが、ヒロシのぼっちキャンプのファンで、その番組中、歯に衣着せぬ発言が特徴の玉川徹さんが憧れの芸能人にあって興奮している一視聴者となっていたほどである。ヒロシさんの使用している火吹き棒と同じタイプのものをもらって、キャピキャピしていたのである。
 玉川徹さんは、朝が早いのだが、中々眠ることができなかった時期があったが、ぼっちキャンプを見ていると直ぐに眠ることができると言っていた。

 自宅では22時くらいからぼっちキャンプを繰り返し見ているのだが、私もイスでそのまま知らない間に1時間くらい寝ていることもある。
 そのとき私のクビは、パーフェクトヒューマンの踊りの時のように傾いているということであるが、意外に私の首は柔らかいのかも知れない。

 以上です。

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2024年3月 4日 (月)

今週の小次郎

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 散歩をしてご飯を食べて、「さあ、何をしようかな」と考えている二代目小次郎である。
 だいたいはこの後ソファーで寝出すのであるが。

 これを書いている時点で寒さが戻りました。
 寒さに負けず、今週も頑張っていきましょう。

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2024年3月 1日 (金)

読書日記「人はどう老いるのか」

 講談社。久坂部羊。

 小説家で医師の著者が老いについて語る一冊。学術的なものではなく、著者の現場での実体験に基づいた老いに対する考え方を示す一冊。
 どうすれば上手に老いることができるのか。
 苦しく「老い」を受け止めている人はどうなのか。

 私自身は「老い」はもう少し先のこととは思っているが、先のこととして考えさせられた。
 非常に読みやすい一冊でもある。

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