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2024年9月 6日 (金)

読書日記「真田忍侠記」

 毎日新聞出版。上下巻。津本陽。

 再読したくなり、少しずつ寝る前に読んでいた。
 猿飛佐助、霧隠才蔵などの架空のキャラクターが徳川軍を翻弄する。
 真田幸村が大阪の陣で突撃した時に、徳川家康が実は死んだという伝承がある。
 真田軍団は徳川家康の首を取れるのか、痛快歴史伝奇小説である。
 津本陽先生が亡くなられたことが寂しくて仕方がない。
 もう少し長命していただいて、こうした快作を世に送り出して欲しかった。
 真田ファンであれば是非。

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