読書日記「いわゆるサザンについて」
水鈴社。小貫信昭。
サザンを40年以上にわたり取材してきた著者が語る、真実のサザンオールスターズ。
サザンファンでなければ全く読む必要のない一冊である。
バンド自体の解散危機や、ヒット曲にめぐまれなかった時代。
決していいことばかりではなかったサザンの長い歴史が語られる。
桑田さんは、この本に、以下のようなコメントを寄せているが、誰もそんなこと思っていないと思うのだが。。。
昔々、"軽薄なノリ"が名誉であり、ヤンチャなものに対してやや寛容な時代があった。
ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。
ーーーサザンオールスターズ・桑田佳祐
| 固定リンク
« 転売ヤー | トップページ | 在りし日の小次郎 »