読書日記「ラッフルズ秘録」
竹書房。上下巻。ジェームズ・ロリンズ。
シグマフォースシリーズの最新刊。
一八一五年のタンボラ山の噴火──
シンガポール創設者ラッフルズはそこで何を見たのか。
シグマフォース対中国軍。
インドネシア各地で起こる地震と火山噴火。世界は終わるのか。
深海には何が潜むのか。そして、月との関係は。
歴史的事実と科学的事実、そして虚構が加わり、この世界の成り立ちを疑ってしまういつもの手法である。
ただし、ある程度事実の裏付けがあるため、めっぽう面白い。
この手の作品が好きな方は是非。
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