今週の小次郎
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ちくま日本文学001。ちくま文庫。
内田百聞は夏目漱石の弟子である。
明文家といわれており、作品は夢の中のようなもので、幻想小説といえる。
夏目漱石の夢十夜のような作品ばかりといえばわかりやすいであろうか。
その一方で随筆も収録されていて、借金法とか、鉄道好きのため、どこにも観光もしないで東京から大阪に日を決めずに行くとか、知人のところに行って夕食を出されると大変怒っているなど、変人ぶりも相当なものである。
忘れられた作家かもしれないが、こうした過去の偉大な作家の作品をわずか1000円ほどで文庫化してくれるちくま書房には感謝である。
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最近は自身の予定をグーグルカレンダーなど電子的に管理している弁護士も多いと思うが、個人的にはあまり推奨できない。
法律相談センター運営委員会の委員長を7年務め、その後も同委員会に所属しているのだが(今は部会の担当のない副委員長である)、会員が法律相談に遅刻したり、すっぽかしていまうことがあり、場合によればその会員から聞き取りを行うことがある。
その際、グーグルカレンダー等で貼り付け忘れていたり、違うところに貼っていたりするのである。
原因はそれだけではなく、手帳に書いていたのになぜか失念している場合もあるが。。。
もちろん、紙の日誌でも書き間違いや転記ミスはありうる。なので、私は事務局と二重チェックをするようにしていた。
最近は法律相談は事務所の他の弁護士に行ってもらっているので、そうした二重チェックもしていないが。
ただ、すっぽかしの多くの原因が電子的な予定管理しかしていない会員が多い印象ではある。
私自身は弁護士になった時から大阪弁護士協同組合が出している訟廷日誌の合冊版を使用している。
事務所から手帳はこれを使うようにと言われてそのまま使っているのだが、資料編に印紙代の額、旧報酬基準、簡単な贈与税・相続税の計算方法等々が掲載されていて便利であるし、予定を書く欄もこちらの依頼者と相手方、裁判所がどこか、次回期日と前回期日がいつかを書く欄があり、よくできた手帳であると思う。
クオバディスという手帳もいいと思い、平行で使っていた時期もあったが、やはり訟廷日誌のみに戻ってきてしまった。
ただ、訟廷日誌は1ヶ月のおおまかな予定を見るのに適していないことがあり、時間順に書くことがしづらいところがあるところがネックである。準備書面提出期限などは把握しづらい。
事務所内の予定の共有は、フリーソフトのスケジュールボードというソフトで行っている。ここに予定は自分で転記する。
小さい事務所であるし、大げさなものは要らないからである。
以前はすることを思いついたら自分のPCにメールしていたが、最近はすることや思いつきをグーグルカレンダーの余白(予定が入らない時間帯)に書いて、どちらかというとメモとして使っている。
そういえば、最近はシステム手帳を使っている人が減ったように思うが、気のせいであろうか。
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私が弁護士登録した平成8年当時は、裁判の期日は現地で出頭することが原則であった。
そのため、札幌だろうが、福岡だろうが管轄がそちらにしかない場合、出頭していた。
弁論準備を電話会議で行うことができるようになり、非常に楽になった。
これは画期的なことであった。
今は、ウェブで期日を開くことができるようになり、裁判所に行くことも減った。
家裁でも、遠隔地ではウェブで調停をすることができるようになった(私はまだ未経験だが、事務所の他の弁護士は来客室で実施している)。
最近は裁判所に行かなければならない期日だと、「ちっ。めんどくせー」と思ってしまう。
かつては各地の裁判所に行っていたことから比べると、人間というものは安きに流れるのである。
京都アニメーションの事件では、各地から被害者のご遺族等が来られていた。非常な労力であったことと思う。
今は、刑事訴訟法の被害者の傍聴も、近くの裁判所に行くなどの方法でウェブでできるようにならないかと思っている。
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ウェブ会議ではずっとヘッドホンをつけていたのだが、日弁連の公設事務所・法律相談センター委員会は1日中あるので、ヘッドホンの締め付けがつらく、また、1日つけていると髪の毛が乱れるため、オープンイヤー型イヤホンに変えた。
骨伝導ヘッドホンも検討したのだが、骨伝導ヘッドホンは見たところブルートゥースのものしかなく、設定で悩みそうであったため断念した。
届いたオープンイヤー型イヤホンは、私のデスクトップのジャックから私の席まで、線が絶妙に少し短かった。
ジャックが右側にあるため、画面にやや右寄りで映るしかなかった。
急遽イヤホン用の延長コードを買い、今は解決し、耳の痛みからも解放されて快適である。
以上です。
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ハヤカワ新書。石井光太。
教育虐待の実態に迫った一冊。
課題が終わるまでトイレ禁止、睡眠時間を削るために栄養ドリンクを多数飲ませる・・。
子のためとして行われている教育虐待は子どもの脳と心にどのような影響を与えるのか。
教育虐待が生む悲劇。
心が痛くなる一冊である。
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飲み会で、「こんどこういう飲み会をするんだけどさ」(本当はこんな話し方ではないが・・・)という話をしていると、その話を聞いた弁護士が、「それ、自分も行きたい」となり、「では、予定に入れておいてくたざいね」と伝えて、当該弁護士(仮に元京都弁護士会会長のKとする)は、スマホの予定表に入れるのである。
数日後、当該Kなる弁護士から、「予定表に中さんと書いてあるけど、コレ何?」という連絡が来る。
そのときは覚えていても、寝て忘れているのである。
そうした連絡を20回以上受けた時に、翌日、当該Kなる弁護士に、メールをすることにした。
これは、私自身も覚えていなければならないので、グーグルカレンダーに約束をした時に翌日の予定に、「K弁護士にメールをすること」と入れることとした。
これにより、問い合わせはなくなったものの、相変わらず「メールもらってよかった~。スマホの中さんが何か分からなかった」とKなる弁護士は言っている。
1ヶ月に3回以上は一緒に飲んでいる。
たわいのない話である。
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文庫で「これは面白そうだ」と思って読み始めて、しばらくすると「読んだことがある気がする」と思って本棚を確認したら、ハードカバー版があった。
同じ本を2冊買っていた。
準備書面をイチから書き始めて、「書いたことがある気がする」と思ってパソコンのフォルダを見たら、既にある程度書いていたことに気づいた。
準備書面について推敲をして、Version2とかいくつかのVersionで保存していたときに、昔のVersionに書き込んでしまい、訳がわからなくなる。
ドラゴンクエストの「ふっかつのじゅもん」を間違えて書いていた(子どもの頃)。
以上です。
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講談社。諏訪部浩一。
レイモンドチャンドラーの生涯と作品について講義形式で語られる一冊。
正直、レイモンドチャンドラーの相当なファンでなければ読む必要はないのだが、大学時代にレイモンドチャンドラーに出会い、長編はもとより、短編集も全冊購入し、短編集の新訳が出れば購入し、村上春樹翻訳の長編も全て購入している私のようなファンからすれば一読の価値ありの本であった。
これを読んでいると、チャンドラーを再読したくなる。
全般的にお勧めではないが、チャンドラーファンの方は是非どうぞ。
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しばらく弁護士3名でやっていたのであるが、紀弁護士が退職してから、数年間弁護士2名体制でやってきた。
そうすると、紀弁護士が座っていた席は、とりあえず置いておこうとか、置くところがないからここに入れておこうとかということになり、物置スペースと化した。
新人弁護士が月末から入る予定の為、名刺の発注とかということ以外に最も重要度が高かったのは机を開けることであった。
事務員と総がかりで整理し、倉庫として借りている近くのビルに永久保管する記録等を運び、ようやく机を開けることができた。
増えていく一方の記録は、依頼者の中で了解を得た人の場合、即時廃棄(機密書類として溶解)している。依頼者の方には全て写しは送っているし、重要書類は残すのでそれでも問題が起こることはない。
ただ、事件の中には、事務所が続く限り永久保存しているものもあり、どんどん保管すべきものは増える一方である。
以上です。
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コーエーの信長の野望に興味がない人にはどうでもいい話である。
信長の野望は当初パソコンのゲームとして発売されたが、後にファミリーコンピューターに移植されて爆発的に売れた戦国歴史シミュレーションである。
最新作は「信長の野望 新生」で、40周年記念作品として発売された。
私は全作品をプレーしているので、考察してみたい。
なお、スマホの派生作品などは除外する。
1、信長の野望
全国ではなく、舞台は日本の中央のみであった。
また、配下の武将もおらず、忍者で大名を暗殺でき、そうなると空白地帯が生まれた。
空白地帯は入札で自国の領土とできるのだが、ここは正直現実離れしていた。
2、信長の野望 全国版
信長の野望の領土が全国になったものである。システムが多少複雑化した程度である。
3、信長の野望 戦国群雄伝
数は少ないが、配下が初登場した。配下は忠誠度がけっこう高くとも兵士ごと引き抜きが可能で、その方法で統一が可能であった。
羽柴秀吉が最も優秀な部下であった。東北と九州は入っていない。
4、信長の野望 武将風雲録
鉄砲と鉄工船をいかに生産するかに重きが置かれており、そのための内政が非常に面倒であった。
5、信長の野望 覇王伝
国単位の領土拡張から城単位となった。しかし、城攻めはなく、グラフィック上の城を攻めるだけであった。
家臣に領土を与えなくてはならず、中央から離れた領土を与えると忠誠度が下がるというリアルさがあった。
6、信長の野望 天翔記
ここからはPCでプレイしたのであるが、これが入っているPC欲しさに修習生の時に分割でPCを購入した。
弁護士になってからも自宅ではこのPCを使っていた。
軍団制が導入され、羽柴秀吉に軍団を任せたら、とんでもない勢いで領土を拡張してくれたが、自分で全国統一したい人には不評であった。
7、信長の野望 将星録
日本全国が一枚物マップとなり、箱庭内政を行うようになった。箱庭内政は最初は楽しいのだが、だんだん飽きてくる。
戦うためのユニットが複数あっても、野戦は1対1となるなどの改善点があった。
8、信長の野望 烈風伝
全作の一枚物マップ、箱庭内政を受け継ぎつつ、軍団ユニットの武将数の多さで合戦の規模が変わるというシステムを導入し、威信という数値を導入して、威信が高い大名の城が国内にあると、城ごと勝手に寝返ってくれることがあるというシステムを導入した。
これは色々と指摘したいところはあるが、名作であり、1~7はもはや今の自体プレイしようとは思わないが、烈風伝は今でもプレイするに値する作品である。リメイクで出て欲しい。
9、信長の野望 嵐世紀
国盗り合戦へ回帰した作品で、戦闘がリアルタイムでターン性ではなくなった。リアルタイム性とはいうものの、あまりどう戦闘しているかが分かりづらく、何かよくわからないままに勝っていたという状態で、作品としてはもはやプレイするに値しないと思われる。
10、信長の野望 蒼天録
城取りに戻ったのと、一定程度の身分の武将でプレイできるようになった。1495年に開始するシナリオがあり、最も古い年代から遊べるが、配下プレイの自由度が低く、作品としての完成度はどうなのかということは指摘したい。
つづく。
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弁護士の予定は日によって全く違う。
私などのマチベンはよりそうであろう(企業法務系の弁護士だとデスクワークが中心となるのかもしれない)。
マチベンの中でも、私よりも年齢が上で多数の顧問を抱えておられる先輩などは、事件はほとんどやらず、1日1件予定があるかないかという人もいるやに聞いたことがある。
私などは、平均すると1日3~4つの予定があり、多い時は7とか8あることもある。
これがばらついてくれればよいのであるが、打合や裁判が集中する日もある。
そうすると、メールの返事やちょっとした期日報告書なども書く時間が取れないことがある。
1日の予定が3つまでだと、普通に訴状や準備書面も書くことができたり、余裕があるのだが、中々そうもいかないのが現実である。
ここは起案日にすると決めていても、電話やどうしてもそこにしか入らない打合が入ると入れざるを得ず、予定が狂うことになる。
狂った予定はその都度修正していくしかないのだが、時にはどこかで無理をせざるを得ないこともある。
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本の雑誌社。高野秀行。
クレイジージャーニーという番組のためにロケをしたものの、放送では伝えきれなかったことがあるため、一冊の本となった。
アフリカのエチオピアに酒を主食とする人々がいるという。
朝から晩まで、子どもから妊婦に至るまでずっと酒を飲んでいる。
しかし、体調はみなよいという。
こんな人々がいるのか。いや、実在するのである。。。
高野ワールド全開の一冊で、学術的にも面白い一冊。
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この歳になると、宴会での話題でよく出てくるのは健康についてである。
健康について多いのは高血圧、痛風、中性脂肪が多すぎるというものである。
私は高血圧気味であるが(薬は飲んでいる)、痛風は問題なく、血液検査の結果も真ん中である。
周囲からは酒を飲んでいるせいか、痛風気味だと思われているが、今のところ全く問題はない。
痛風は笑われる病気であるが、実際は危険な症状である。
一時ソバーキュリアス(素面を楽しむという造語である)と言っていた弁護士が実は痛風で飲めなかっただけということもあった。
私が知る最も不健康な弁護士は、朝食をとらず、昼食も取らず、もっぱらコーヒーとたばこだけで過ごして、夜の会食で会うと「今日の一食目や」などと言っている。
先日この弁護士は生牡蠣を食べて食あたりを起こし、その後風邪を引いていたが、食生活をいい加減見直した方がいいと言っているのだが、全く言うことを聞こうとしないのである。
やれやれである。
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風呂では石けんを使っている。
無臭のものを使用している。ボディソープとかだと、匂いが喘息に悪いのである。
出張に行くと、ボディソープしか置いていないため、困る。
一時期は半分に切った石けんを持っていっていた。ただ、入れ物に困った。
旅行用の小さい石けんをネットで見つけたが、100個入りだというので、こんなものを買っても使い切れないと思い、さすがの私も購入を断念した。
最近は出張でも我慢している。
ところで、自宅で石けんをうまく使い切るのが難しい。
最後の方はみなさんどうしているのであろう。
私は新しい石けんと合体させているのだが。
どうでもいい話である。
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私は前回の大阪万博の年(昭和45年、1970年)の生まれである。
前の万博から55年が経ち、令和7年になり、大阪万博が開催される訳であるが、いつ始まるのかも知らず、行く気も全くない。
周りで大阪万博を楽しみにしている人を聞いたこともない。
チケットが余っていると聞くが、報道によると、売れたのは企業が大半購入しているということである。
一般の人が行かない理由も報道によると「そもそも興味がない」「チケットが高い」「会場が遠い」というような理由である。
そもそもいくらチケットがするのかも知らないし、会場がどこであるのかも私は知らない。
正直、「そもそも興味がない」グループに属しているということになる。
後は能登地方復興の方が先だろうという意見もよく聞く。
なんで大阪万博などやろうと思ったのか、未だによく分からない今日この頃である。
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