今週の小次郎
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文藝春秋。みうらじゅん。
アウト老とははみ出し老人のことである。
大人げないままに初老を迎えた筆者がバカなことを書き綴るエッセイである。
私と比較すると、
物欲→みうらじゅんは未だにもの凄い数のモノを集めている。
私は物を集めることには興味がなくなっている。
好奇心→とりあえず20歳になったレッサーパンダのふうた君に会いに行く。
私はサザンのライブさえ面倒となっている。
はみ出し度合い→初老で鹿の抱き枕を買って抱きしめて寝ている。
私は普通の枕で、鹿の抱き枕など全く欲しいと思わない。
私はアウト老にはなれそうもないが、こういう老人がいてもいいなと思わせる一冊。
みうらじゅんが切手のことを書いていて、小学生の頃、少ない小遣いで切手を集めていたことを思い出した。あの切手はどうなったのか全く思い出せない。お年玉でまあまあ高い切手も買ったこともある。今更切手を集めるのもどうかと思って切手カタログを買ってみたが、欲しいと全く思わなかった。
以上です。
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少し前から、かりゆしを着ている。
かりゆしは沖縄の正装であり、政府も推奨している。時々閣僚が着ているのを見た方もおられると思う。
最近は京都弁護士会でもかりゆしが定着してきたが、最初は私と盟友のY弁護士と2人で着始めたのである。
一度かりゆしを着ると、もうワイシャツには戻ることはできない。
裁判所に行くことは減ったが、家裁にもかりゆしで行っている。
何が言いたいかというと、私は正装しているのであり、適当な格好をしている訳ではないということを伝えておきたかったのである(なお、色の黒さと風貌は沖縄生まれかと間違えられそうだが、私もY弁護士も沖縄生まれではない)。
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知的生き方文庫。奈良本辰也。
少し前に隆慶一郎の「死ぬこととみつけたり」を読んで、そういえば「葉隠」を読んだことがなかったので、読んでみようと思い購入。
全体の1/3程度の分量で、テーマごとにまとめているのであるが、学者でもないので、要約としてはこれで十分かと思われる。
確かに、隆慶一郎がいうように、逸話として読めば歴史好きにはたまらない一冊である。
死人となる訓練をしたり、米がなく家族が窮乏していた斉藤氏が、年貢の米を奪ってしまったが、鍋島直茂が歴々の家臣にそのような窮乏をさせたことをむしろ嘆いて不問にされたりなど、普通であれば死罪のような話が鍋島藩ではなんとかなってしまう等、話として面白い。
筆者のいうように、その全てを現代で通用するとも思えないが、ビジネスでの心構えとしても十二分に通用するところもあり、弁護士も一度読んでみることをお勧めしたい。
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弁護士同士の交流も実は大切である。
1、守秘義務に反しない程度に抽象化して、分からない事件のことを聞くことができる。
2、守秘義務に反しない程度に抽象化して、悩ましい事件のことを聞くことができる。
3、利益相反する事件があった時に紹介してもらえる。
4、弁護士の頭数が必要な事件で共同受任を打診してもらえる。
5、愚痴を聞いてもらえる。
6、その弁護士がやらない事件を紹介してもらえる。
全く他の弁護士と交流しないより、した方が弁護士人生は豊かなものとなると思う。
以上です。
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出張用のノートパソコンを新しくしたのだが、以前のPCも相当なものだと思っていたが、数年で技術革新していることを痛感する。
ハードディスクと違って、SSDは起動から何から速い。
ネットの読み込みも速いように感じる。
6年前に13年乗った車を買い換えた時、自動車というものがこんなに進化したのかと思ったが、パソコンもそのようである。
ウインドウズ11も、なんとなく慣れてきた。
インターフェースで、スタートが中央にあるのだけがまだ違和感がある。
新しいものって、やっぱりよいものである。
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保険会社の担当者や金融機関の担当者で、やたらケンカ腰の人がいる。
要因としては、以下のものが考えられる。
1、金融機関などでは、不動産の任意売却で決済書類を書かないといけないので、競売の方がラクなので、仕事が増えて面倒なので不機嫌。
任意売却の方が回収できる額が増えるのが一般的であることから、金融機関としてはどうなのかと思う。
実際、過去に管財事件で、1億2000万円で任意売却を打診したものが、拒否され、競売では6000万円という不動産があった。
6000万円が回収不能となったのである。
2、保険会社でも、こちらからの連絡に対して、決済をとらないといけないので不機嫌。
3、単に人格が歪んでいる。
4、自分が下働きのような地位にいることが不満で不機嫌で、相手方にあたる。
ケンカ腰の相手方担当者は、いなくていい。
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講談社。中山茂大。
北海道開拓時代の人喰いヒグマ事件を整理した意欲作である。
世界最大のヒグマによる被害は北海道三毛別でおきた事件であるが、それ以外にも多数のヒグマによる殺傷事件があったことが分かる。
筆者は、開拓が進むに連れてヒグマの生息地が限定され、人と接触する機会が増えたこと等理論的に整理している。
そして、ヒグマの世代が進むに連れて人間を怖いものと思わなくなったヒグマが人を襲うようになったのではないかといわれている。
現代、ヒグマが北海道の都市部で出没するニュースが流れているが、ヒグマの住処を奪ったのは人間であることから、ヒグマばかりが悪なのかとも問題提起をしている。
ヒグマ問題に興味がある方は是非一読していただきたい一冊である。
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遺言で相続分を指定することがあるが、被相続人より先に推定相続人が亡くなってしまった場合には、その指定は特段の事情がない限り無効となる(平成23年2月22日最判)。
相続人が4名いるような場合で、それぞれに相続分を指定していても、そのうち1名が死亡してしまうと、その部分についてだけ効力がなくなってしまうのである。
代襲相続人がいる場合には相続権はあるが、その部分については相続人全員で遺産分割をしなければいけないことになる。
こういう場合に、予備的遺言をしておくことが多い。
被相続人死亡の時点において、相続人Aが先に亡くなっていた場合には、相続人Aの子Bに相続させる、等である。
通常は親が亡くなって子が亡くなるのだが、子が先になくなることもある。
きょうだい間の遺言だと、下のきょうだいが先に亡くなることもある。
上記のような場合、遺言を作成し直せばよいとはいえるが、その時点で被相続人が遺言能力があるとも限らない。
先日も証人として立ち会った公正証書遺言では予備的遺言を入れておいたが、けっこう重要であることが多い。
以上です。
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死亡交通事故で葬儀費用は裁判実務では150万円が基本とされている(下回っている場合にはその額までである)。
人はいずれ亡くなるし、それが交通事故で早まったということで、実際に支出した額までは認められないという理屈なのだろうと思っている。
昨年母が亡くなったが、簡素な葬式でもやはり150万円以上はかかる。
小さなお葬式というCMがあるが、安価な葬儀はやはり亡くなった人に対して失礼な気がする。
交通事故で亡くなった場合、突然の死であることや、亡くなった人の属性によっては参列者も多くなり、実際にかかった葬儀費用は150万円では済まないことが多い。
また、お子さんを亡くされていると、仏壇を購入したり、墓を建築されたりしていることも多い。
これらの費用は、毎回頑張って主張立証するのであるが、なかなか増額は認めてもらえない(私自身、認めてもらった判決はいくつかある)。
ただ、色々とご遺族のために、亡くなった方のために主張立証していると、葬儀関係費用としては認めてもらえずとも、慰謝料のところで考慮してもらったのかなと思うこともある。
その主張立証の頑張り方は30年掛けて培ってきたもので、ここには書かないが、被害者側弁護士としてできることは亡くなった方やご遺族のために、刑事事件や民事事件で、可能な限り、亡くなった方のためにやり残したことはないと思ってもらえるよう頑張ることである。
葬儀費用も、もう少し裁判所も柔軟に考えてくれるよう、しつこく努力するのである。
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講談社文庫。ルシア・ベルリン。岸本佐知子訳。
ルシアベルリンの短編集の2冊目である。
掃除婦のための手引き書を読んで「こんな作家はいなかった」と衝撃を受けた。
このような作家を日本に翻訳で紹介してくれるのは、さすが岸本佐知子氏であるとしかいうほかない。
一つ一つは非常に短いのだが、岸本氏のいうように、「一篇読むたびに本を置いて小さくうなり、深呼吸せずにいられない。このように書く作家はほかにはいないと、何度でも思う。」と私も思う。
漁師との交流を描いた表題作のほか、酷い目に遭う少女たちを看護師の立場から描いた作品も多いし、自分自身が酷い目に遭う作品も多い。
短編で、ここまで心がえぐられる作品を書くことができる小説家ほとんどいないだろう。
この作者の作品も、レイモンド・チャンドラーや村上春樹同様、読まない人生は読んだ人生よりも無味乾燥なものと思えるものである。
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最近の歌手事情。
アド(注、水森亜土ではない)が出てきた時の私。「こんなコ、一曲で終わるんちゃうの」。
現在50万人を動員する世界ツアー中である。
クリーピーナッツが出てきた時の私。「こういう曲は世の中に需要ないのと違うのか」。
「Bling-Bang-Bang-Born」が大ヒットし、『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』“7冠”達成。
YOASOBIが出てきた時の私。「似たような曲ばっかりやし、消えるんちゃうのか」
「アイドル」が「オリコン週間ストリーミングランキング」で、累積再生数が9億回再生突破。
思えば、今は大ファンのサザンオールスターズを最初にザ・ベストテンで見た時にも、「一発屋の匂いがする」と小学生にして思ったものである。その後大ファンとなるのであるが。
先見の明なし。
以上です。
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宴会に来るか来ないかはっきりせず、必ず来る人。
席が足りず、現場でわたわたするので、困るのだが、たまたま1人欠席者が出て事なきを得たりすることもある。
正直、最も困るかもしれない。
かなり前のことだが、サッカーの合宿にY田Kるという弁護士が突然来て、ご飯は予約していたものは宿泊所も用意できないということで、別途1人分作ってもらったことがあった。しかも合宿に来て久しぶりに運動したことから、開始3分で肉離れを起こした。
風呂まで入って泊まって帰りたいとも要求したが、宿泊所の方も布団が足りないということで、タクシーを呼んで追い返した。
何も言わず来ない人。
連絡もなく来ない人である。
携帯に電話をしても、つながらなかったりする。
後日、謝罪の連絡もない。
こういう人は、もう誘わないことになる。
宴会の開始時間よりも早く来て1人で飲み出している人。
最近の宴会は17時30分開始だが、この弁護士は最近17時には仕事を終えるということで、17時15分には来て飲み始めて、早く私に来て欲しいものだからフェィスブックのメッセージで料理の写真を送ってきたりする。
以上です。
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昼食は事務所でコンビニ又はパン屋などで買ってきたものを食べており、外で食べることをしなくなった。
一つには、歳がいってくると、外食の量が多すぎるのと、食べたいだけ食べると体重増加につながるためである。
コース料理もだいたい量が多く、食べきれないこともあり、他の人に食べてもらうことがある。
そういう意味で、コース料理は苦手である。
YouTubeで見ていると、メガ盛りの食事を出す店を取材していて、若い頃は食べられたものの、私と年齢が変わらないか、年上の男性がかっこんでいく姿には驚くしかない。
私はデスクワークがどうしても中心となるが、身体を動かす仕事についておられる方は、食べないと身体が保たないというところもあると思われる。
ビジネス街でメガ盛りの店を出しても、もちろんデスクワークでも、若くてたくさん食べる人もいるだろうし、そもそも歳を取っても食欲が減らない人もいるとは思うが、たいていはそこまで食べなくなるので、中々客が入らないのではないかと思うのだが、どうであろう。学生街ではともかくとして。
某カレー屋さんで昼ご飯に事務所全員にテイクアウトを取ったが、ナンが座布団の半分か2/3くらいあり、白ご飯もおそらく茶碗5杯分くらいあって、味は美味しかったのであるが、中年には量が多すぎるということで、テイクアウトはその後なくなってしまう。
何事も適量が大事で、普通サイズが多すぎると、選択肢から外れることもあるということである。
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